お待たせしました。
第7話スタートです!
今回は格調高いお話です(汗;
敵の集中砲火を浴び、激しく揺れる艦内を急ぐN3艦長と
じゅんぺい320副長。
「艦長、貴賓室にはどなたがいらっしゃるんですか?」
「うむ、まだ話していなかったな。実は、中立国であるシャチホコ王国の
kurobea女王様がいらっしゃるのだ!」
シャチホコ王国は強大な軍事力を誇り、「バケラッタ・セブン」と「ブラックキューピーズ」のどちらにも属さない中立国である。
N3艦長は、
E90Life参謀の命令で、紛争地域の調停役としてkurobea女王様を運ぶ任務の途中だったのだ。
「緊急事態だから、kurobea女王様に仲裁をしてもらおうと思ってな」
「それは良いアイディアですね!」
「うむ。おっと、もう着いた!」
貴賓室の前に立つ2人。
「kurobea女王様、艦長のN3です。入ってもよろしいでしょうか?」
緊張しながら入口のマイクに話しかけるN3艦長。
「どうぞ~♪」
中からさわやかな声がして部屋のドアが開いた。
おそるおそる部屋に入る2人・・・
「ところで、さっきから随分騒がしいわね~?」
「はっ、それでありますが、実はブラックキューピーズ軍が・・・」
状況を説明するN3艦長。
するとみるみる女王様の表情が変わっていき・・
「なんじゃと~、あのハゲ軍団が~!!」
すっ、すいません!アセアセ・・宇宙翻訳機の具合が悪いようで、しばしお待ちください・・・
「まあ、何ですって!ブラックキューピーズ軍が?それは大変ですわね」
何とか直ったようで・・・(^_^;)
「そ、そうなんです。それでkurobea女王様にお力をお借りいたしたく・・」
すると、話を聞き終わるまでもなく、
「おどりゃ~、味噌煮込みうどんの具にしてやろうか~!!」
「ひえ~、じゅじゅじゅじゅんぺい320副長、この宇宙翻訳機、完全に壊れてるよ~」
「えっ、かかか艦長、そこでいきなり私に振りますか?」
「そそそ、そんなこと言ったって何とかして~」
「わ、わかりました・・ガチャガチャ・・これでどうでしょう?」
「というわけで、これからブリッジにお越しいただきたいのですが・・」
「それとも、味噌カツにしてやろうか~!?」
「あひゃひゃひゃ、じゅんぺい320副長、直ってないよ~」
「そそそ、そんなこと言っても」
「う~ん、もうダメ・・・(@_@;)」
「あっ、艦長!勝手に自分だけ気絶しないでくださいっ」
・・・3分後、目を覚ましたN3艦長・・・
目の前にはkurobea女王様が、
「とにかく、私がブリッジに行って、敵に停戦を呼びかければよいのですね」
「お、お願いします・・」
その時、再び艦が激しく揺れた!
「艦長!再び敵の一斉射撃でつ!!シールドバリア消滅でつっ!」
かるたん航海士から連絡が入る!
もはや一刻の猶予もならない・・・
「とにかく急ぎましょう、さあ女王様」
部屋の出口へと案内する艦長と副長。
「わかりました」
足を踏みだすkurobea女王様・・・
と、
「はっ!」
「ん、どうしました女王様?」
「そ、そこに段差が!」
先ほどの衝撃で出来たのか、部屋と廊下の間に1センチほどの段差ができている。
「この段差がどうかしましたか?」
「わたし、段差はダメなのよ~(@_@;)!」
そう言うと、みるみる女王様の姿が縮んでいき・・・
・・・
カメになってしまったよ(T_T)・・・
そう、女王様は段差が大の苦手だったのだ!
段差を見るたびに、335Mスポクーペのフロントスポイラーを擦ってしまわないかと、カメさん状態になってしまうという・・・。
詳しくは、
コチラ、または
コチラを!
再び貴賓室・・・
「艦長、このカメどうしましょう?このまま私が運んでいきましょうか?」
「あっ、ダメダメ!そのカメ、じゃなくて女王様に触っちゃダメ!」
「えっ、どうしてですか?」
「レディの体に触ったりしたら、後でこっぴどく怒られるぞ!」
「しかし、このままでは・・・」
「とにかく、この場はじゅんぺい320副長に任せる!」
「えっ?」
「私はブリッジに戻り、出来うる限りの事をしてみるつもりだ!」
「わかりました!」
「とにかくカメ、じゃなくて女王様が自力で段差を乗り越えられるまで見守ってくれ」
「了解!」
再びブリッジの目指すN3艦長。
貴賓室ではじゅんぺい320副長が、
「おいっちにっ、おいっちにっ」
と、女王様のカメのような歩みを一生懸命応援していたという・・・
・・・つづく・・・
補足;
え~、本当のkurobeaさんは、とっても優しい方ですよ(^^)v
みなさん、誤解なさらないでくださいね!
でも、もしも私が行方不明になっていたら、名古屋方面を捜索してくださいね(爆)
Posted at 2007/08/01 01:48:31 | |
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バケラッタ・セブン | 日記