半年近く前にMIRAIを購入しようか計画していた時期があり、実際に静粛性がどんなものなのか知りたく、トヨタレンタカーで1日レンタルしてみた。
※これから書く感想は主に静粛性に関する部分です。
自分が普段LS600hLに乗っているのでそのあたり踏まえた上で読んでいただければ。普段静粛性がウリではない車に乗っていれば、また別の評価になると思います。
そういう方にとってみれば静かな部類の車になると思いますので。
最初に気になる点や悪い部分を長々と書いていますが、とても魅力のある良い車だと思います。
自分がレンタルしたのはZエグゼクティブという防音材の追加された割と上位グレードです。
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率直な感想としては、そこまで静かな車ではないな、というのが正直なところです。
防音材が追加されたグレードとのことだが、窓が閉まっていても停車時の車が通り過ぎる音が車内に結構入ってくる。
最初窓がどこか開いているのかな?と錯覚したほど。LSの場合はそれが全く気にならない。アコースティックガラスの有無の違いが大きいのかなと思う。
MIRAIもカタログでは高遮音ガラスと謳っているが、アコースティックではないのでLSほどの静粛性は担保できていない。
一昔前の200系のクラウンロイヤルとかよりも音は車内へ透過してきていると思う。
ロードノイズは20インチのタイヤの割には工学的ないなしが効いており、結構抑え込んでいるなと思います。そこまでLSと大差はなかった?気がする。
ただ、装甲の厚みが無いせいなのか、響いている感じはMIRAIの方が明らかに大きい。自分のLS600hLは18inchノイズリダクションホイールなのでMIRAIの20inchとの差が単純にあるのだと思う。
そのせいか、制振材や防音材のみでは抑え込めていない印象。一応MIRAIの20inchホイールもノイズリダクション機構が付いているのだが。
LSの場合は防音材云々以前にアームの太さや大きさ、加えて鋼板の厚み自体があり、そのせいで音が伝わりにくくなっている。
これがTNGAの部品共有化に因るコストダウンの影響なのか、踏切や緊急車両などの警報音を聞こえやすくするための抗えない規制の所為なのかは、素人の自分にはわからない。
重厚感がないというか、装甲のペラぺラ感が否めないな、、という感じでした。
NTPでよく代車として借りる現行のシエンタやカローラセダンやプリウスと似たような印象。もしかしたら先代プリウスのが静かかも。
加速音は静か、これはエンジン積んでないので当たり前。
モーターのヒューン音しか聞こえない。トルクも申し分ないし、加速力は3500ccクラスのガソリン車となんら変わりないし快適でした。いや、出足の加速感の良さはそれ以上かも。
ただ、加速音がとても静かなのはLS600hLも同じ。ここに大きなアドバンテージは感じられなかった。
安全上の理由で法律が変わったせいもあり、低速走行時に発生する車両接近通報装置の音「ヒャー!」音も個人的に耳に付くし、嫌で気になる。窓閉めてても結構聞こえるのは何とかしてほしい。
もともと法律改正前の1600万以上する車をMIRAIと比較するのは酷な話だと思うが、特に防音対策に関しては大きな退化を感じた。
悪いところばかり書いても偏見に思われるので良いところも書きます。
当然、乗り換えを視野に入れたくらいに良い車なんだろうなと思ったのだから(試乗するまでは)。
見た目や所有欲はとても満たされる車でした。
街中で走っている事もあまり見かけない。
流れるような風との一体感、疾走感を思わせるカッコいいフロントフェイス。
モデリスタエアロ装備でさらに疾走感と近未来感の尖ったカッコ良さ倍増。
最上位アドバンストドライブグレードのコックピットもとてもカッコイイし好みだった。
ステアリングコラムから見える電子メーターは近未来感抜群。
通常のMIRAIよりもアドバンストドライブグレードの方が液晶面積が広く、メーターや計器類のUIデザインもゲームで登場する反重力マシーンのようで、40〜50代のゲーム大好きオジさんの心をグッと鷲掴みしてくる。
もともと外観やコレが気に入ってレンタルしたので、この辺りは期待通りで楽しかった。
さすがにこの辺りは自分の古いLSではデザインの思想自体が異なるので勝てない(好みの部分で)。
内装もシンプルな中に先進的な高級感を感じるし、レザーも多用してあって落ち着いた感じがして良いと思う。LSの木目などで重厚感ある高級な出し方も好きだが、貧乏人な自分にはMIRAIの高級感の出し方の方が好きだ。
税金も安い。一番下の部類だ。オイル交換も必要ない。
車検費用が驚愕的に安い。だから維持費がとにかく安い。
その代わり走行15万キロで高額な水素タンクの交換が必要だぞ!
なんてことを言う無知な人もいるが、15万キロも乗らないぞ?笑
長くてもせいぜい5〜6万キロで飽きて乗り換えになるだろう。
何かあっても保証継承や延長保証で賄えるし。
今乗っているLSも走行距離が70000キロ越えようとしている。コーティングのメンテもして購入時の美観を綺麗に維持できているし、下取りに出すなら不具合も無い今年なのかな。
インフラ整備が進まない理由のせいで格安で買えるMIRAIは、認定中古相場でも新古車、もしくか試乗車レベルの低走行車が低グレードなら150万〜から視野に入れられる。250〜280万出そうものなら最上位のZエグゼクティブやアドバンストドライブも購入可能だ。
インフラに関しては近くに水素ステーションもいくつかあるし、普段乗るのには全く不便はない。ただ、遠出、となると不安はつきまとう。
だから安いんだろうけども。でないとこんな値段で買えないから。
大事に乗ってきたLS。とても静かで乗り心地も抜群だ。
先進的なMIRAIのデザインやFR駆動、維持費の安さもとても魅力的だ。
なにより現行LSと同じGA-Lプラットフォームだ。
はてさてどうしたものか悩むところだが、やはり今乗っているLSの魅力は大きい。
後席はロングボディで広いしリクライニングも出来るしTVも付いててDVDも見れるから子供は喜んで乗っている。
何より、とにかく静かだし疲れないし全然壊れないし故障しない。
NTPの営業マンに相談したらbZ4xやたら勧めてくるから、お話にならない。
だから私はセダンが良い、と何度も言っているのに、SUVの良さばかり押し売りしてくるから、、。困ったものだ。





