![月の動き 月の動き](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/047/544/965/47544965/p1m.jpg?ct=a2a6a739cf96)
雨天~雲天続きで、撮影が出来ない
部屋に籠って、研究を
タイトル画は、下記の20秒間の連写で撮影した月の中から10秒ごとの3コマ
2024/02/18-23:51:42 : P2183874
2024/02/18-23:51:52 : P2183897
2024/02/18-23:52:02 : P2183911
を手ブレの補正無しで重ね合わせた物
撮影条件
Olympus OM-D E-M5 mk2
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II
ISO200 WB:太陽 絞りF11 月面にSPOT測光AEでシャッター速度 1/60秒
この20秒間で38コマ連写している
この38コマの、Exif 情報から、撮影日時を得て、
最初の1コマ目からの撮影日時の変化を見ると
下記のようになる
![alt](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/067/853/063/d513198632.jpg?ct=2280624c6ebe)
Exif 情報 が秒の単位までしかわからないが
最初の約10コマまでは1秒以内で撮影され
カメラ本体内のバッファがFULLになると、SDカードへの書き出し律速となって
撮影が遅延しているのが良く分かると思う
タイトル画のノートリミング版がこちら
![alt](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/067/853/141/0812d9463c.jpg?ct=8267448812bb)
たった20秒でも、お月様がかなり移動しているのがわかる
しかし、SilkyPIX_超解像では、画像解析により位置合わせもしてくれるので
自動追尾の赤道儀とかでなくて通常三脚でも、こんなふうに撮れる
20240218-235142-0-P2183874-3911-38コマ
![alt](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/067/853/438/5e4b04f7af.jpg?ct=2dafebbca758)
しかし、よく観察すると、少し画像が眠たい
中央左側に上下方向の流れが感じられる
これは、20秒間の位置合わせはSilkyPIX_超解像で可能でも
月の回転までは補正しきれていないのではないか?
最初の12コマだけで合成すると
20240218-235142-0-P2183874-3885-12コマ
![alt](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/067/853/452/93a8255c68.jpg?ct=c40fba1b32e5)
こちらの方が、クッキリハッキリ
つまり、1秒以上撮影続けてもあまりメリットが無い事がわかる
同様の手法で
20240219-000104-0-P2193961-3968-8コマ
![alt](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/067/853/688/69e1956aaa.jpg?ct=93fd28a81593)
うーん、8コマの合成でも解像感高い
さて、月の速度についてお勉強
https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/2024/m1303.html
東京都の月の出入り
毎日の、「南中」時刻を見ると、均一では無いが
およそ24.6~25.1時間程度で一周していることがわかる
360度を24.6時間と言う事は、
14度/1時間
0.24度/1分
月の見かけの大きさ(視直径)は、約30~33秒(約0.5~0.55度)
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2016/04-topics03.html
つまり2分程度で、月1個分移動する
タイトル画の10秒ごとの移動は正しそう
オマケのスカイツリー
![alt](https://live.staticflickr.com/65535/53542838900_c8f7fca6f0_b.jpg)
↑2024/02/18 23:56:54 P2183918_SilkyPIX_超解像 合成 2024/02/19 12:35:47_ソフト
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撮影 | 日記
Posted at
2024/02/21 13:29:42