ふつ～らのブログ一覧

むかしのカタログや
宣材写真撮影では
スタジオ撮りも多かったと思いますが、
マツダの宣材写真を見ると
共通した背景に気づきました。

コスモAP

X208さんのコスモの過去記事によると
撮影スタジオのことが記されていました。

こちらはコスモAPから14年後のユーノスロードスター　1989年

いろんな媒体で必ず出るNAの写真ですね。
これはコスモAPの背景と同じじゃないですかね？

そして2年後のアンフィニRX-7 1991年

完全に同じですよね。

同じ背景なのにその車の一番美味しい
アングルで撮るプロの仕事。

今回は車ではなくその背景に
注目してみました。

話題のZプロトですが
そのデザインについて
いろいろ賛否あるようです。

まずはZを出したことについて
日産よくやったなと素直に思います。

そんなZですが
そのスタイリングは
今までのZ33、Z34の凝縮感のある
ディテールから伸びやかな方向へ
シフトしたようです。

見比べると
コンセプト段階


実車


見比べると
実車は初代や２台目の雰囲気を重視した
ちょっとノスタルジーテイストです。
※これはZ33前の北米コンセプトですが

　まだこっちの方が「らしい」感じが。

スケッチの方は凝縮感あって
今風で私はこちらの方向性が好みですね。

感じるのは
Zらしさのために
歴代の要素を詰め込もうと
意識しすぎたせいで
懐かしさと新しさのバランス取りが
半端になったような感じも受けました。


新しさで突っ走ったZ33コンセプト

はっきり言って圧倒的にかっこいい。
グリルも同じ四角ではあるが
ちゃんとデザインが成立している。


歴史があり
期待を背負ったモデルは
ファンも多いので
モデルチェンジは大変ですね。

こちらは
NCのハードトップ装着ver

NCのハードトップのデザインって
NA、NBと違って
ピラーの存在感が際立つデザインだと思うんです。

そしてこちら

コスモスポーツ。
なんといってもその薄いボディラインに
しっかりとしたピラーのデザイン。

2台とも伸びやかなデザインに
シュッと立ち上がるピラーのデザインが
印象的。
時空を超えたマツダデザインの
近似性を感じました。

プローブに19インチは
かなりボリューミーなんですが
こちらは
アテンザの19インチを
マッチング。


ちょっと裏通りにいるような仕上げが
残念なんですが、
19インチだとやはり大きさが際立ちますね。

80年代後半から
90年代初頭にかけて
展開された
シトロエンの
コンセプトカーシリーズ

「アクティバ」。

何故に今頃？なんですが
ラップラウンドデザインの
ウインドウがプローブに
似ているのです。
全然関係ないんですけど。

アクティバ1

こちらは観音開きのコンセプトカー
やはりラップラウンドですね。

アクティバ2

コンセプトカーだからカッコはいいのですが
それにしてもかっこいい。
そしてプローブ似。



しつこく！
なんの関連性もないのですが
この時代は未来的なデザイン、
すなわち
ラップラウンドなデザインが
流行していたんですね。