2022年3作目、完成しました。
前作の117クーペに続き、今回もいすゞ車です。
コンセプトカーがそのまま市販されたような、どのクルマにも似ていない唯一無二の斬新なデザインが特徴の3ドアSUVがいすゞ ビークロスです。
1997年に販売が開始され、その近未来的はスタイルには大きな注目を集まりました。
インテリアも、レカロシートやMOMOステアリングが奢られるなどスポーツ的要素も盛り込まれいるのが特徴です。
エンジンラインナップは3.2リッターV6 DOHCのみで215ps・29.0kgmを発生し、4速ATで4輪を駆動します。
販売台数は約1,700台と、お世辞にも成功とは言えない結果となってしまいましたが、その特徴的なスタイリングに未だ多くの根強いファンが存在しています。
ベレット、ピアッツァ、ジェミニなど個性的なクルマを数多く送り出してきたいすゞですが、2002年を最後に乗用車部門からは撤退してしまいました。
キットはタミヤ製。
今回は、1999年に発売された特別仕様車である175エディションに仕上げてみようと思い、実車画像を見ながら製作しました。
エンジンレスで、なおかつ足回りはシャフトで構成され前輪ステアも不可能というお手軽設計となっています。
ボディカラーは標準5色に加え、オプションカラーが20色も用意されており国産車としては異例の豊富なカラーバリエーションとなっています。
製作する上で、ビークロスは絶対に奇抜な色の方が似合うと思っていたので……
今回はオプションカラーのひとつであるダムソンパープルマイカにしました^_^
クレオスのGXメタルバイオレットにGXクリアパープル、GXディープクリアブルー、GXクリアブラックを加え塗装後にGXクリアパープルをややキャンディ気味になるように吹きました。
このカラーの実車写真がほぼ無いため半分想像で調色しましたが、なかなかイイ色になってくれました。
ボディ下部は樹脂パーツで覆われているので、マスキングして塗装したんですが、やらかしました…。
説明書にはジャーマングレイにブラックを加える指示があったんですが、それを見落としジャーマングレイだけで塗装してしまったため樹脂の部分が結構明るくなっちゃいました……。
気づいたのがマスキングを全部剥がした後だったので再度マスキングをする気力も無く、そのままスルーということに💧
意外と目立たないかな……?^^;
ヘッドライトやウィンカーなど灯火類のパーツは様々な他メーカーのクルマの物を流用しているそうですが、それらを集めてこれだけ特徴的なデザインに仕上げているいすゞはスゴイと思います。
175エディションは赤と黒を基調としたインテリアになっているので、実車画像を見ながら頑張って塗り分けました(^^;;
シリアルナンバーが入った赤いプレートはジャンクデカールを切り出してソレっぽく…。
シートベルトのバックルはプラ棒で自作、カーペットはダイソーの貼れる布を使いました。
昔は背面スペアタイヤは剥き出しがほとんどでしたが、ビークロスはリアドアに内蔵されています。
リアに貼る「ISUZU」のデカールが劣化して使えなかったのでエンブレムレスとしました…。
前輪ステアできないお手軽キットですが、丁寧に塗り分けることで見応え十分に仕上がるのはさすがタミヤといったところです。
Posted at 2022/07/02 18:43:19 | |
トラックバック(0)