
コロナで自宅療養中ちまちまと作業を進め、今年1作目を完成させました。
ホンダ創立50周年を記念し1999年に発売された、本格的FRオープンスポーツがS2000です。
名機F20Cは2L NAで250psのパワーを叩き出し、VTECらしい軽々とした吹け上がりが特徴で9,000回転まで一気に回……
もはや説明不要の名車ですね(笑)
新たに、VGS(車速応動可変ギアレシオステアリング)を搭載し2000年に追加されたのがこのタイプVです。
操作の早さと舵角によってステアリングギアレシオが変化するのが特長で、よりダイレクトなステアリングフィールを生みだしています。
キットはタミヤ製。
タミヤからは、ノーマルとタイプVの2種類のキットがリリースされています。
高校生の頃、ノーマルのほうのキットが発売されてすぐ組んだ記憶があります。
その頃は、パーティングラインも消さず、サフも吹かず、クリアーも吹かずで、今考えると散々な出来でした(^^;;
今回はホビーデザイン製の、S2000登場20周年記念パーツレジンキットも購入してみました。
内容としては、フロントバンパー、リアスポイラー、リアストレーキ、ダッシュボード、エッチングパーツ、デカールとなかなか充実しています。
(5,000円という価格がネックですが…)
レジンキットは初めてでしたが、幸い、パーツの合いはそんなに悪くありませんでした。
ただ表面処理をもっと丁寧にやれば良かったと反省…。
フロントバンパーを変えるだけで、ノーマルとはかなり違った顔つきになりますね。
さらにワイドさが強調されたように見えてカッコいいです^_^
ヘッドライトの塗り分けが超絶面倒でしたが、なんとか上手くいきました。
ウィンカー部分はクリアオレンジを薄く吹いたつもりでしたが、少々主張が強くなってしまいました…。
インテリアは、オープンカーということでなるべく丁寧に塗り分けました。
レッドとブラックの2トーンがいかにもその気にさせそうな雰囲気がありますね。
自動車評論家の故徳大寺有恒さんが、著書「間違いだらけのクルマ選び」でS2000のインテリアを「デザイン力不足」「安っぽい」などとこき下ろしていたのを思い出しましたが、これはこれで余計な物が無くスッキリしててイイんじゃないかと思います。
ペダル類とカーペットのエンブレムはエッチングパーツ、シートベルトバックルはレジンパーツです。
こういうちょっとしたパーツがリアリティをぐんと上げてくれますね。
タイプV専用のDカットタイプのステアリングも再現されています。
(欲を言えば、ステアリング下部にあるVGSのロゴもデカールで用意してほしかったかな)
シャーシもネット画像などを見て塗り分け。
完成後はほぼ見ないんですけどね…。
タミヤのシャーシは、細かく再現されているモノが多いので塗装しないのが勿体ないと思っちゃうんです(笑)
足回りは、ブレーキディスクはエッチングパーツを使用。これだけでも塗装するよりは雰囲気が違います。
ホイールはキット付属の無限MF10です。
はじめからブロンズっぽい色でしたが、気に食わなかったので塗装し直して重厚感を出したつもりです^^;
タミヤのキットなので、安心し切って仮組みをちゃんとしなかったんですが、ボディを被せてみるとフロントの車高が高い…。
サイドマーカーは100均のUVレジンで複製しています。
リアの空気抵抗を抑えるストレーキです。
後付け感はあるけど仕方ないかな、と…。
レジン製リアスポイラーは実車とは少し形状が違う気がしましたが、スルーしました。
また、スポイラーの接着面が真っ平なんですが、トランク形状は緩やかにアーチしているので微妙に合わず…。
プラスチックと違ってレジンは硬いので、高強度タイプの瞬間接着剤で強引に接着しました。イモ付けなので、位置決めが難しかったですが接着剤がはみ出すことなくうまくいって良かったです^_^
エンブレム類はホビーデザイン製のロゴを使い、赤バッジにしてみました。
リアにも本来、VGSのエンブレムロゴがあるんですが、ここもキットでは省略されています…。
タイプVならではの特徴的なロゴなので、これは再現してほしかったな。
やっぱりホンダのスポーツカーはどれもカッコイイですねぇ。惹きつける魔力すら感じます。
自分がタイプR乗りなのでかなり贔屓気味になっちゃいますが(笑)
今回、部分的ですがレジンキット初挑戦ということもあり、いつもより更に時間がかかりましたがそのぶん満足いく出来になったので良かったです。
隔離解除まであと2日!
Posted at 2022/03/26 13:08:06 | |
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