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DSC-F828

F717をゲットし悦にいっていたとき・・・ふとオークションサイトに入ると・・・なんとF717の後継機があるではないか．
知らなかった！（涙）
ジャーンF828．知ってたらこれを落札してたハズ．悔しいけど再び誘惑に負けて入手．2万数千円が飛んで行きました．

オークションて罪なものです．これまで脇目も振らずF707オンリーでやってきたのに・・・．
何年もカメラのサイトになんて入ったこともなかったのに・・・．
「写真なんてわかればいい」「カメラなんて写ればいい」くらいの感覚でやってきたのに・・・．
失ってわかったF707の良さは失恋みたいなものでして、どうしてもその面影を追ってしまうものです．

この時期のSONY製品の変遷は・・・

F707
↓
F717
↓
F828
↓
R1

という順序なんだそうな．

最近流りの一眼ナンタラの方がおそらく高性能なんでしょうが・・・今の機種には備わってない機能があります．
F707からF828までのレンズが勃起するのがよく何とも心を捉えてなりません．しかしF828はF707ほど上の角度が付きません．クルマの底を地面から仰ぐ時はっきり違いが出てしまいます．

SONYはどうして良いと信じた方向を変えてしまうのでしょうか？クルマでも・・・以前あった4WSなあんていいことは継続すべきでしょう？現行のカメラにも・・1機種でいいから同じ機能を備えてほしいものです．

さてF828．
F707・F717とは扱いが変わります．やっぱりマニュアル機能は707ほどシンプル操作ではないです．R1にやや近くなります．



F707．F717はシャッターボタンの向こうに人差し指で回すダイアルがあって、これ一つでSスピードや露出を決められたのです．F828ではこのダイアルが手前になって機能が分散してしまいました．普通のカメラに近くなったというのかな・・・これ欠点．


やはり操作性は・・・
F707・F717
↑
F828
↑
R1
と、初期型の方に軍配が上がります．これ改悪の歴史ですよSONYさん．

F828．
いいところは接写性とブツの存在感．手触り．つくり込み．質感がいちいちカッコいい．重くはないですが今風の軽薄さがありません．しばらくはこれ一台で行こうと思います．

探した挙句．
オークションで入手したのがSONY DSC-F717．
SONYではマイナーチェンジバージョンを出してたんです．

壊れたF707（左側）と比較してもほとんどそっくり．
SPEC調べても違いはほとんどわからん．

基本的な操作性は同じと言える．
液晶黄ばんでいましたけど接写性もよし．
R1とは比べようがありません．
これら・・・写したのは手持ちでのR1なんですけど・・・深度が甘いですばい．

この時は\5,000で707が生き返ったようで嬉しかったです～．

昨年（2013年）の暮れ．
10年ほど使っていたカメラが壊れました．
SONY DSC-F707．
アキラキラ掲載の写真はほとんどこれで撮ったもの．



レンズが上下してローアングルや俯瞰も写し易く、とても操作性が高いカメラでした．
接写も数センチまで近付けて撮れるしレンズも明るい．
反面、手振れ機構がないので多枚数撮ったりしなければなりませんでした．
うまくいった時の再現性は「リアル」より「情緒的」．音楽が聞こえてきそうな絵作り感があります．
これを「記憶系」なんて表現した方もいます．

SONY本社のSSに修理依頼しても部品なくて修理不能とのこと．
仕方なくSONY の「R1」をオークションでゲット．



精細感はありますけど・・・色の出方は違いますね．それに慣れないせいか使いづらい．
速写性に欠けるのかなあ．物撮りはオートでも難しくボケ易いです．