社外ホイールと純正ナットの相性

先日交換したRAYS VOLK LE37。
とりあえず純正ナットで装着していました。
見た感じ留まっていそうなんですが、締めた時に掛かりが浅いなぁと思って居たので走行を控えてRAYS製のナットを購入し交換しました。

純正ナットのこの飛び出ない感じも好きなんですが。

ですが機能的に問題が有るならそれは危険な事なので外してみる事に。

外した所やっぱりアルミを削ってました。奥まで入っていない＝掛かりが浅いだったようです。削れた粉が分かりますかね。当たっていた所だけゴールドの塗装が剥がれてますよね。
社外のホイールはハブ径を大きく取り汎用性を重視している為、テーパーでセンターを出しています。ナットはそのセンターを出す為の部品で純正のホイールの時よりも重要な役割を果たしていると言わざるを得ません。

純正ナットの画像。
見た目でテーパー座が狭い事が見て取れると思います。
狭い面積で締め付ける為、ホイールが削れたと推測されます。

ちなみに２６ｇ。

RAYSのナット。

見た目でテーパー座が大きいですね。同じメーカーなので今回装着した時、テーパー部分がきちんとホイールの穴に入り込み掛かりもしっかりとしていました。

ちなみに２２ｇ。5穴の場合だと、２０ｇの軽量化×4本になります。
軽量化云々よりも安全に関わる部分なので、どうでも良い事ですけど流石に軽いですね（笑）。

交換後の画像。

飛び出た感じに若干の違和感を覚えますが、飛び出たお陰で工具がホイールに当たる事無く脱着が出来る為無用な工具痕が付かないのは良いですね。インパクトレンチが使えないなど面倒な事は有りますが、白レガは滅多に換えないので良いかと。

今回の事で、センター出しをナットに依存させない為ハブリングを注文しました（65→56）。このホイールの径のハブリングはオクでも見かけないのでRAYSに直接注文して取り寄せました。まだ届いてませんけど。

ちなみにBBSは他のホイールとテーパー角が違うそうで専用ナットでの取り付けが必要だそうです。全種類かは分かりませんが稀にそう言うホイールが有るので注意が必要かと思います。

ホイールを換えたら、ナットは専用品と割り切って換えるのが一番だと思います。私みたいに純正ナットで付けている人も少ないとは思いますが（笑）。社外のホイールに交換したらセンター出しをナットが行っている事を理解した上で、ハブリングを付けるなり専用ナットを調達するなりした方が安全でホイールも痛めないと思います。