プレオのABS警告灯とエンジン警告灯の点灯による入院・自己診断機能(Dチェック)での確認作業
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
1時間以内 |
1
このプレオでの整備手帳は初投稿ですが、初っ端から少しばかり長めの記録になります。
不動になったプレオからの乗り換えで、また似たようなプレオを買ってしまいました。
というわけで無事に納車されたのですが、初っ端から車両トラブルを拗らせてしまいました。
お可愛いこと…
店をあとにし、とりあえず途中でガソリンを入れてからそのまま家まで無事に帰ろうと走り出しました。
2
店をあとにしてから凡そ20kmちょっと走行した辺りで、何やら不穏な空気がし始めます。
メーターをよく見ると、ABS警告灯が点灯。
少しばかり噂には耳にしていましたが、早速帰り道からABSの厄介っぷりを発揮していますね。
FS Limitedの時にはABSがありませんでしたが、F typeSにはメーカー純正オプションでABSとデュアルエアバッグが追加されているようです。
正直デュアルエアバッグだけで良かったんじゃないかと思いますが…
それ言ったら仕方ないので妥協しました。
3
ABS (アンチロック・ブレーキ・システム)
緊急ブレーキ時にタイヤがロックした場合、ブレーキを踏んだままでも自動的にブレーキの解除・作動を繰り返し、タイヤのグリップ力を回復させます。
また同時にクルマの走行安定性を保ち、ハンドリングによる危険回避能力を確保しようとする装置です。
ABSが装着されていない場合、タイヤがロックしてスピンします。
一方でABS装着車の場合、急ブレーキ時にもタイヤがロックしないので、
・タイヤの横滑りを防いでくれるため、スピンを抑えることができる《方向安定性》
・タイヤのグリップ力を保ってくれるため、障害物をハンドル操作で回避することができる 《回避能力》
・タイヤの接地力を保ち、クルマの姿勢を安定させるとともに制動力を回復させる 《制動力》
といった事が可能。
滑りやすい路面で力いっぱいブレーキを踏んでもスピンを抑え、ハンドルも効くようにしています。
凍結した路面のような滑りやすい路面では、その効果を十分に発揮してくれる頼もしい装置として認知されています。
しかし、ABSは決して制動距離を短くするための装置ではありません。
特に砂利道や未舗装路、新雪路などでは、ABS未装着車に比べて制動距離が思いのほか長くなることがあるので過信は禁物。
最近の車ではABSが標準装備となっている事が多く、うちのXV(GP7)もメーカー標準装備となっています。
4
しかし、本来はABSごときで厄介なトラブルを起こす事は(故障を除いて)そう滅多に無いのですが、
プレオ(RA系)の場合は例外的に違います。
よく言われているのが、
『ブレーキランプをLED化するとABSチェックランプがつく』
というトラブル内容。
ABSがブレーキ信号となんらかの密接な関係にあり、LED化すると省電力になる事で電圧低下による球切れ誤認が発生してしまい、チェックランプが付いてしまうというもの。
一般的に近い例といえば、
『ウインカーをLEDにすると球切れと誤認しハイフラッシュ現象(球切れを知らせる高速点滅)が発生してしまう』
のと似たようなものです。
ちなみにうちのXV(GP7)にもABSが標準装備されていますが、ブレーキランプのLED化では特に何もトラブルは発生しておらず、なんなら普通に車検を合格してきています。
ブレーキ関係でも同様の障壁が立ちはだかるなんて、プレオのABSは結構めんどくさそうですよね。
ウインカーの場合、LED対応リレーや抵抗器の取り付けによって解決する事が出来ますが、それはある意味どの車種でも共通していえる事象だからともいえます。
今回は、ABS付のプレオに特化した問題なので…
ブレーキを踏むだけで体感できる程の電圧負荷が掛かるのを解決すべく、省電力化の為にブレーキランプをLED化しているというのに、抵抗器を咬ませる事でそれが無意味になってしまう、なんていう皮肉にも本末転倒ともいえる結果となってしまいます。
ちなみに、購入した時から既に ″ブレーキランプだけ″ LEDバルブになっていたので、ひょっとしたら…(
ABSを除いて他は基本的に文句無しどころか状態はかなり良好だったのですが、今後はABSとの闘いが始まりそうですね…。
5
話は脱線してしまいましたが、納車日当日の出来事へ。
さらに信号の少なめな国道バイパス道路を暫く走行し続けていたところ、今度はABS警告灯どころかエンジン警告灯まで点灯。
うん、こうなったら引き返して大人しく診てもらおう。
そういう訳で、購入した中古車屋さんにすぐ連絡。
認証工場を持っているので、そこでしっかり診てもらう事に。
6
一応自分でも分かる範囲で状態を把握してみる事に。
プレオは自己診断機能を使うことによって、異常内容を知ることができます。
プレオの自己診断は、運転席足元の右奥に隠されている、テストモードコネクター(緑)・リードメモリコネクター(黒)を繋いだ時に、エンジンチェックランプがチカチカして、車両がこれまで何の問題があったのかを教えてくれます。
また、テストモードコネクター(緑)とリードメモリコネクター(黒)を2つとも繋いで特定の操作を行うと、Dチェック(現在の車両に何の問題があるのかを教えてくれる)も見ることが出来ます。
今回はエンジンは無事で走行も可能なので、Dチェックを試してみました。
【関連 (前プレオ整備手帳)】
https://minkara.carview.co.jp/userid/3046310/car/2673477/6979583/note.aspx
7
Dチェックの手順はこちら。
① エンジンを暖気する
② イグニッションスイッチをオフにする(エンジンを切る)
③ テストモードコネクタ(緑色2極)を接合する
④ イグニッションスイッチをONにする
まずはここでエンジン警告灯も点灯している事を確認します。
手順④でIG SWをONにすると、ダッシュボード(助手席側)の奥あたりから、
「ゴーッ、カチッ、ゴーッ、カチッ、ゴーッカチッ、…」
という作動音が鳴り始めます。
よくエンジンをかける前に少し音がすると思うのですが、それが扇風機のリズムモードのように動き出します。
各点検項目を確認し、基準値に満たしている事を確認します。
続いてエンジンをかけ、診断用信号を入力します。
① アクセルペダルをゆっくり全開にする
② エンジンを始動する
③ 10km/h 以上で走行する
④ 停車して1分以上 2000回転を保つ (アクセルを少し入れた位)
2000回転を保ったまま待つと、診断を終え次第エンジン警告灯が点滅し始めます。
8
故障診断が出た場合、『長点灯→短点灯』と不規則な点滅をします。
この『長点灯』の回数(10の位)と『短点灯』の回数(1の位)が故障コードとなっており、コード表で確認して故障箇所を割り当てます。
【例】
「チーカ、チカ、チカ」
長点灯 : 1回
短点灯 : 2回
→12 (1・2)
診断内容 : クランク軸ポジションセンサーA系統異常 (クランク角センサー系回路異常)
予想される故障内容 :
クランク角センサー不良、または回路の断線、ショート
といったように読むことが出来ます。
複数の問題がある場合、数が小さいコードから順番に繰り返し点灯して教えてくれます。
9
結果は以下の通り。
「チーカ、チーカ、チーカ、チカ、チカ、チカ、チカ、チカ」
長点灯 : 3回
短点灯 : 5回
→ 3・5 (35)
「チーカ、チーカ、チーカ、チカ、チカ、チカ、チカ、チカ、チカ」
長点灯 : 3回
短点灯 : 6回
→ 3・6 (36)
「チーカ、チーカ、チーカ、チカ、チカ、チカ、チカ、チカ、チカ、チカ」
長点灯 : 3回
短点灯 : 7回
→ 3・7 (37)
という異常を知らせてくれました。
3つ分の異常コードが検出されたようです。
詳細は、
①
『3・5 (code: P1521) [ブレーキ信号系統異常]』
《予想される故障内容》
ブレーキスイッチ本体、信号系の断線、ショート
②
『3・6 (code: P1522) [電気負荷信号系統異常]』
《予想される故障内容》
電気負荷信号系の断線、ショート、ヒューズ溶断
③
『3・7 (code: P1525) [ヒーターブロア信号系統異常]』
《予想される故障内容》
ヒーターブロア信号系の断線、ショート
と記述されています。
3つ目の『ヒーターブロア信号系統異常』、ヒーターブロア…??と一見関係無さそうな異常コードもあったりと、何だか大変な事に。
10
『不具合現象およびフェイルセーフ』も確認してみました。
まず1つ目『ブレーキ信号系』。
これは「ブレーキの効きがあまい」だそう。
前プレオより全然効きますけどね…()
続いて2つ目『電気負荷信号系』
これは「アイドル回転数が低いまたは高い」だそう。
これに至っては、メーターにタコメーターが無いので分かりません。
近々タコ付メーターに交換して視認できるようにしたいですね。
最後に3つ目『ヒーターブロア信号系』
これは「アイドル回転数が低いまたは高い、エアコンが作動しないまたはヒーターOFFでも作動する」だそう。
不具合現象のうち前者を示していたら電気負荷信号系と関連ありそうですが、よく分かりません。
後者のエアコン云々ですが、Dチェックの時にエアコン風量OFFだったのが悪かったのかな…??とも思ったり。
とりあえず自己診断のもとで分かる範囲はここまで。
ある程度は不具合の原因を知る上では有用性がありますが、本格的に原因究明をするにあたってはディーラーや指定工場、認証整備工場で診てもらうのが確実です。
本当だったらディーラーで診てもらうのが一番近道なのですが、今回は状況が状況なので買ったお店の認証整備工場にとんぼ返りとなりました。
整備用の診断機に通して、徹底的に原因をあぶり出して頂きたいですね。
11
納車からすぐに撮影したエンジン始動したてのメーター写真。
ちなみに、エンジンを始動させて少し走った程度だと何も表示されないようでした。
走行しているうちに何かしら問題が起きているのかなーと考えています。
12
という事で、無事とんぼ返り出来たのでまた暫く代車れーしんぐ。
どうでも良いのですが、プレオの方が加速力あるような…??(気のせい)
でも中速域や高速域からの加速は圧倒的にリッターカーの方がパワーは上です。
ただし、エアコンつけるともれなく加速力が無いのが…。
今年の夏は猛暑日が統計史上最も多い数を記録したそうですね。
何が恐ろしいって、その発表が8月″上旬″にされた事。
そんな中でエアコンつけずにやってられんなーと…。😞
そういや、この代車もそろそろ車検末期みたいだが、それまでにプレオは帰ってくるのかしら…??
というのも、丁度これからお盆休みに差しかかるので整備工場どころか部品屋さんも夏季休暇に入ります。
タイミングの悪さといい、我ながら本厄全開ですが…気長に待とうと思います。
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