スパークプラグ交換(NGKオリジナル→NGK プレミアムRX)《70,632km》
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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それでは今回もやっておくべき事をやっていきましょう!
今回はこちらですね。
『スパークプラグ交換とスパークプラグのグレードアップ』
『初めてのDIN作業。使用した道具と交換手順を解説』
このような内容で綴っていこうと思います。
購入して納車されてから約3万kmほど走り、どちらにしてもスパークプラグは交換しなきゃならない時期でしたので、夏場を目前に控えたタイミングにリフレッシュ目的で交換する事にしました。
そうは言っても、実際のところエンジン掛けるときに時々一発始動しなかったり、始動時の吹け上がりがもたついている感じはあったので、どちらにせよ寿命だったかなとは思います。
前オーナーがどのタイミングでプラグ交換したのかは書類にしっかり記録されていた(これ残ってるの地味に凄い)のですが、距離が伸びていないが故、だいぶ年数は経っています。
現オーナーの自分だけで通常プラグの寿命である3万kmを軽々と走ってしまったので、自己管理的にもベストタイミング。
今回はAmazonにて、NGK(日本特殊陶業)さんの『Premium RX』という最上級モデルのプラグを購入。
店頭等で買うと大体1万円前後する物ですが、何故かAmazonだと5,000円台(出荷元: Amazon)で新品購入出来たので、かなり買い得でした。
【 パーツレビュー 】
https://minkara.carview.co.jp/userid/3046310/car/3308035/12469493/parts.aspx
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まずは、ボンネットを開けて中を確認しましょう。
ヘッドカバーの下側、エキマニカバーのすぐ真上にコードが4本出ています。
この中にプラグが4本(四気筒分)います。
左から1・2・3・4番です。
(※ 過給器仕様の場合、インタークーラーを外さないと作業出来ないのでインタークーラーを外す所から始まります。)
まずはこのコードを外します。
根元から摘んで引っこ抜くと外れますが、時に固い時があるので、上下左右して様々な角度から揺さぶりながら引っこ抜くとやり易いです。
イグニッションコイルの所まで外す必要はありませんが、今回は邪魔だったので一旦外して清掃しました。
イグニッションコイルは1・2・3・4の差し込み順番が所々前後するので注意。
詳細は後ほど取り付け時にて。
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1番を外したらこんな感じ。
砂埃が付着しているので、パーツクリーナーで軽く洗浄。
2番も同様な状態だったので、同様に軽く洗浄。
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問題は3・4番。
特に写真の4番。
こちら、かなり先端がオイリーになっています。
やはりタペットカバーからオイル漏れしているのか…??と考えましたが、特段目立ってすぐ漏れているような酷い状況ではないのでまだマシです。
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とりあえずこちらはパーツクリーナーで油分をよく落とし、しっかり洗浄しておきました。
4番ほどでは無いですが、3番も少しオイリーだったのでそちらもしっかりと洗浄。
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プラグケーブルを外すと、このようにプラグのお尻がこんにちはと姿を現します。
…とその前に、やはり少し周辺がオイリーなのでパーツクリーナーとウエスを使って洗浄しておきましょう。
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こんな感じで綺麗になりました。
さて、いよいよプラグを取り外していきます。
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ラチェットハンドルに、クイックアダプター・エクステンションバー(75mm)・プラグソケット(16mm)を取り付けます。
この状態で、プラグを反時計回りに回して外します。
ラチェットを動かさなくても手回しで回るまで緩んだら、クイックアダプターを摘んでドライバーのように反時計回りに回すと外せます。
クイックアダプターは、ラチェットハンドルとソケットの間に取り付けることで指先でスピーディーな早回し作業ができます。
エクステンションバーをドライバーのように使いたい場合、ラチェットを装着しながら使えるようになるのも便利な点。
プラグ交換でラチェットで緩めた後に手回しで外す際、ソケットを摘んで回す必要もなく、こちらを使う事ですぐ付け外しが可能になります。
クイックアダプターがあるだけで、プラグ交換の難易度は大きく変わるかと。
そして、プラグソケット直だとカバーに干渉してしまうので、AP製で最も短い75mmのエクステンションバーを中継。
先端は16mmのプラグソケットとなっています。
通常のソケットとの違いや大きな特徴は、内面に磁石が入っているという事です。
プラグレンチ自体に磁石が入っていることで、スパークプラグを保持してくれます。
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スパークプラグが外れる感覚(空回りする感覚)があったら、そのままソケットを引くとスパークプラグがソケットにくっついて摘出されます。
磁石が保持してくれる事によって、スパークプラグを脱着する時にかなり便利なのが写真でも分かるかと思います。
これを四気筒(つまり4本分)行います。
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という訳で、摘出が完了しました。
取り付けてあったのは、NGKさんの『オリジナルプラグ(標準プラグ)』ですね。
品番は『BKR5E-11』という物です。
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かなりしっかり焼けていますね。
山が削れ始めています。
交換して正解だったと思います。
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比較画像です。
新品の『プレミアムRX』(左)
取り外した『オリジナルプラグ』(右)
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点火部分の形状が明らかに違うのがよく分かります。
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プレミアムRXプラグを取り付けていきます。
取り付けの際、プラグソケットにプラグを装着してからネジ山に合わせて真っ直ぐ取り付けます。
(ネジ山潰れたら大変な事になります)
ラチェットハンドルを最初から取り付けてしまうと狭くて入らないので、最初はクイックアダプター・エクステンションバー(75mm)・プラグソケットのセットのみで、ドライバーのように時計回りで回して取り付けます。
ここでもクイックアダプターが大活躍します。
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手回しで動かなくなるまで締まったら、ラチェットハンドルを取り付けます。
ここからトルクを掛けていきますが、締めすぎも緩め過ぎも不調や故障、プラグ破壊の原因となります。
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デジタルトルク管理が出来ない場合、トルク管理の推奨回転角は『約1/3回転』となっています。
ラチェットハンドルのトルクを掛け始める位置を水平にし、そこから1/3回転まで回します。
取り付け終わったら、プラグケーブルをつけ直して完成です。
プラグは左から《1・2・3・4 》と見た場合、イグニッションコイルは上から《1・4・2・3》となっています。
(写真引用 : ジェームス『プラグ取付け時の注意点動画締め付け過ぎ編』より)
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取り付け終わったら、動作確認を行います。
無事にエンジンが始動しました。
実際、交換後は低速走行でもスムーズになり、吹け上がりが軽くなったのでかなり改善されたと思います。
少しでも高性能かつ長持ちしてくれたら良いですね。
良い点火、大事です。
以上、スパークプラグ交換でした。
それでは今回も、ありがとうございました!
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2023/5/27
【交換時 総走行距離】
70,632km
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