スバル R2

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クルマレビュー ~スバルR2 Rタイプ CBA-RC1(再) - R2

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クルマレビュー ~スバルR2 Rタイプ CBA-RC1(再)

おすすめ度: 4

満足している点
・アンドレアス・ザパティナス氏の手に成るスタイリング。
・インストゥルメントパネルを含めた室内のデザイン。
・i-CVTのシフトレバーは握り心地も良く、デザインも好み。
・メーターは視認性も良く、デザイン共々気に入っている。
・EN07型エンジンが持たらす4気筒エンジンならではの音質と静粛性。
・扱いやすい味付けのハンドリング。
・4輪独立懸架式サスペンションと相俟って乗り心地は軽自動車の中でも優れていた印象。
不満な点
・EN07型エンジンはオイル漏れに悩まされた。
・i-CVTはサンバートライXVのECVTと比べレスポンスにやや乖離感。
・電子制御スロットル。
・後方視界、特に斜め後方は死角が大きい。
・後部座席の居住性。足元と頭上共々かなり難がある。
・ラケッジルームの狭さ。
・オーディオ関係は、標準装備されているスピーカーの音質が良くない。
・シート地は汚れが目立ちやすい。
・名義変更して間もなかった頃、彼女が嘗て同じR2 Rタイプに乗っていたという同僚から「エンジンルームにA型だけの特徴が2ヶ所ある事くらい分かるよね?其を即答出来るのがR2乗りの常識だよ」と執拗にマウントを取られた。
総評








このR2 Rタイプは、兄が当時所有していたサンバートライRJエクストラS(V-KV4・1992年式)の代替として中古購入、2016年7月25日に岩手県盛岡市の信販会社にて納車されました。
2018年6月18日迄は兄の名義であり、同日より私の名義へ変更しました。

2003年12月から2004年11月迄発売されたA型で厳密にはA型後期に該当するモデルですが、初年度登録は、A型の販売終了から半年が経過した2005年5月と記載されておりました。
しかしながら2005年5月の初年度登録迄にどのような経緯を辿って来たのかは、廃車になる迄私も判らず仕舞いでした。

車体色はレディッシュモーヴ・オパールで、R2のカタログにて併記されていた同色の和名である
「杜若(かきつばた)」
は私のニックネームの由来にもなっており、これから変更する積もりもありません。

納車された当日も私は帰路にて運転しました。
最初に運転した当初の印象としましては、電動パワーステアリングの操舵感やi-CVTの特性や電子制御スロットル、そして停止寸前でややオーバーサーボ気味だったブレーキに若干戸惑い、高速道路の追い越しや登坂にてややアンダーパワー気味である事など不満も全くない訳ではありませんでしたが、4輪独立懸架式サスペンションと4気筒エンジンが持たらす軽自動車離れした乗り心地とハンドリングは、現在の軽自動車では得られない走り味でした。

後部座席の居住性や後方視界そしてラケッジルームの狭さなど、不満足点に記した内容につきましては最初から把握していた項目もあります。
特にEN07型エンジンでは標準装備と揶揄されるオイル漏れにつきましては、残念ながらR2 RタイプのAVCS付DOHC仕様でも標準装備と言わざるを得ず、大いにユーザーを選ぶ要素である事は否定出来ません。

しかしながら上述した走り味に加え、アンドレアス・ザパティナス氏の手に成るスタイリングなど、新車では断じて得られない魅力も携えており、其がR2に乗り続けたいという大きな理由になっておりました。

サンバートライXV共々、スバルからも二度と生まれる事が無い4気筒エンジン及び4輪独立懸架式サスペンションを搭載した軽自動車ですので、私としましても永く大切に乗り続けて行きたいと考えておりました。
しかし末期はオイル喰いやボンネットヒンジ折損やラジエーター亀裂などをはじめ年波との闘いとなり、晩年は普段使いから外して走行距離を抑えておりましたが、2026年1月の車検にて謂わば死刑宣告を言い渡され、車検を断念する形にて廃車となりました。

R2も一番古い年式ですと23年前に達し、中古車でも程度の良好な個体は益々僅少になりつつある事から二度と辿り着けないだろうと思います。
苦い思い出も無かった訳ではないものの、これから先、どんな車に乗り替えようともR2の事は決して忘れません。










デザイン
5
アンドレアス・ザパティナス氏の手に成るスタイリングは最も好きだった点です。

内装はシート地の汚れが目立ちやすかった事と物入れが少ないなど欠点も少なくありませんでしたが、其等を以てしても気に入っておりました。
走行性能
3
Rタイプに搭載されるEN07D型エンジンはAVCS付のDOHCであり、最高出力が54PS/6,400rpm、最大トルクが6.4kg-m/4,400rpm…
となっております。

数値相応と申しましょうか、各々平坦な一般道や高速道の走行では不満なく走行出来ます。
登坂になりますとややアンダーパワー気味で、速度を維持するには高回転迄吹かさなければなりません。
i-CVTのセッティングも関係しているのでしょうか、加えて電子制御スロットルが災いしてかレスポンスは意思とやや乖離している印象です。
其でも私が運転するには十二分な動力性能だったと言えます。

ハンドリングは軽自動車の中でも安定感があると言え、リヤも独立懸架ですと踏ん張り感が違います。
余程攻めたりしなければ不満は出ません。

走行性能とは関係ございませんが、私の名義へ変更して間もなかった頃、彼女が嘗て同じR2 Rタイプ(車体色迄も同じ)に乗っていたという同僚から
「エンジンルームにA型だけの特徴が2ヶ所ある事くらい分かるよね?其を即答出来るのがR2乗りの常識だよ」
と執拗にマウントを取られ、私はR2に乗っていながらにして返答に窮しました。
ネットにて検索しても
「そんな事も知らないでR2乗ってるバカなんか誰も居ない」
と仰っていたYouTube動画がヒットしたのみで(当該動画は現存せず)そのバカに該当する事となってしまった私が2ヶ所に辿り着いた時には、その同僚は退職された後でした。
EN07D型エンジンの場合、その2ヶ所とは、エアクリーナーの助手席側に刺さっている吸気温センサーと、ラジエーターの側を通っているエアコン低圧配管の仕様でございます。
其以外のエンジン仕様につきましては判りません。
乗り心地
5
大きな段差が連続した路面でなければ、ゴツゴツ感も少なく軽自動車らしからぬ乗り心地が味わえました。
但し私の母親曰く、シートの座面がもう少し前後方向に大きければ文句無しとの事で、シートに限って言えば人を選ぶ処です。

4気筒エンジンという事もあり、またi-CVT車はメーター読み100km/h時のエンジン回転数が3,700rpmですので、静粛性も当時の軽自動車としては優れていた方であると思います。
タイヤの銘柄に拠るところも大きいですが、ロードノイズも上手く遮音されていた印象です。
積載性
2
購入前から把握しておりましたが、4人乗車時のラケッジルームは至って小さく、洗車用具を積載しましたら(個人差にも拠ります)小間物が積載出来る最低限の容量しかございません。
大きな買い物をするならば、後部座席に積むか後部座席を畳む必要があります。取り敢えず後部座席を畳めば自車のタイヤ4本は積載出来ます。
燃費
4
信号機での停止も含めたアイドリング時間、タイヤに拠って燃費が大きく変動しました。
エアコン使用時及び暖気時間が長くなる冬季間は、11~14km/L台と大幅に低下、高速走行がメインになりますと、最高は17km/L台という案配でした。

一般道且つ発進・停止が少ない長距離ドライブなら、夏季と冬季を除けば20km/L台迄伸ばす事が出来ました。ただ晩年は13~15km/L前後と伸び悩んでおり、今にして思えばエンジン寿命のサインだったと思います。

最高記録は、旧アカウントの時代に真夏の夜道をドライブした時に記録した32.16km/Lで、エアコン使用時そして冬季間でなければ燃費にも不満はございませんでした。
価格
3
ドアバイザーやマッドガードさえも装着されていなかったものの、各々メーカーオプションだったHIDヘッドランプとリヤドア/バックドアの濃色ガラスが装着されておりました。
故障経験
EN07型エンジンの標準装備と揶揄されるオイル漏れにつきましては、私もサンバートライXV(V-KV3・1991年式)にて散々泣かされ続けて来ましたが、残念ながらR2にもしっかりと継承されておりました。

オイル漏れ以外ではクリアランスランプの球切れくらいでしたが、末期はエンジンのオイル喰いをはじめボンネットヒンジ折損やラジエーター亀裂やエアコンブロアモーター御臨終など壊れ方が段々と激しくなり晩年はメーターも不具合を発症、2026年1月の車検では高額修理が避けられず且つ高額修理したとしても完治が見込めないと謂わば死刑宣告を受けるに至り、車検を諦める形にて廃車となりました。

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