DIYスタビリンク(リア)作業
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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先にホイールナットのサビ取りなんて小ネタを尺の都合で分けてアップしちゃいましたが、今回のメイン作業(大袈裟)はこちらになります。
最初の画像は?って感じですけれど、調整後のリンク長を確認しているところです。
先だってフロントのスタビリンクを交換した記事をアップしてましたが、個人的にかなりいい乗り心地(車高調なりの)&自然なスタビリティを得られながらも、足周り全体の安定性は改善が足らないと感じていました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3111302/car/2909065/7484878/note.aspx
前回までで主に気になっていた乗り心地の大半を左右するフロントサスからの揺すられ感はほぼ解消されました。
ほぼと書いたのは、リアからの影響が残っていると感じていたから。
なお、今回の焦点はスタビなので、ダンパーやスプリング、タイヤの性能などが起因する症状とは分けて対処します。
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いつもの呼称"跳ね馬ジャッキ“さんをリアのジャッキポイントに差し込みます。
我が家の8さんは25Tですが、排気管のレイアウトによる接触を避けるため、ジャッキのノーズを左側から斜めに入れてテール側を横移動させて中心を合わせます。
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…苦手な赤い色ばかりの絵面連発につい溜め息が漏れてしまいます😵
リアのジャッキアップは特に不安定なのでしっかりリジットラックを左右に架けましょう。
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スマホカメラだと左右に伸びてしまうのでちょっと判りにくいのですけど、フロントは+170mm、リアは+150mm程度のアップで床の勾配(2〜3%)に対してほぼほぼ水平になっています。
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リアタイヤを浮かせた隙間はこのくらい。
あまり高いとタイヤを戻す際に面倒(重〜い)です。
また、スタビリンクにアクセスし易い高さ&フロントタイヤがスロープを押し過ぎない前後バランスを考慮します。
あ、床中心の作業ではダンボールも敷いておけば何かと便利です♪
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レノバさんを吹きかけた15分くらい後はこんな感じになります✨
ついでにブレーキディスクやベルなどのサビにもスプレーしています。
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車高調の取り付け以降リアに収まっているラルグスさんのスタビリンク(右側)です。
同時期に装着したフロントのD-MAXさんは早々にブッシュ損傷でリタイアされましたが、こちらは予想に反して長持ちさん?です。
※リンクはブッシュが破れてなくても中身のボールジョイントが劣化して(またはハズレで)クルクルになってたりしますので、外してチェックする必要もあります。
http://minkara.carview.co.jp/userid/3111302/car/2909065/10860408/parts.aspx
ジャッキアップで上付きのスタビ角はかなり下がっている状態です…というか、リアはスタビの固定位置によりL角は90度に至りません。
8さんの場合、リアスタビは固定位置(アーム側)の都合によりフロントとは逆調整になります。
言うまでもなく、車高調の全長が短くなればリンクの全長も短くなります。
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角度合わせについては前回フロント作業でも書いていますけど、首のナットを締め付ける際に少し動くことを予め予測して作業する必要はあります。
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さて、
説明書の調整値を確認すると、車高ダウン量に対するリンクの長さは我が家の8さんだと約50mmダウンなので130mmくらいとなり、ある程度はしっかり合わせたいので調整幅が不足気味…
この純正リンクとの規定値はCX-8の表記がなく、部品単体では表記のあるCX-5等と共通ながら現車合わせとは異なる場合もあります。
手掛かりは純正長がリンク中心間150mmで車高5mmダウン毎に2mm短くなるというエクゼさんのデータですが、ただしそれを丸ごと信頼できるかどうか。。
元々エクゼさん製品の信頼性(ブッシュの品質)を求めて購入したリンクでしたが、マッチングに不足があるのでは本来の目的に合わないと判断しました。
てか、ブッシュだけエクゼさんから外してラルグスさんのシャフトに挿して使う手もあったかも?…手帳を書いてて気付きました😓
幸いラルグスさんのリンクは120〜150mm対応の上、車体に装着したまま長さを変えられるターンバックル式なのでそのまま調整を行うことにします。
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リアのリンクはスプリングマウントの奥にありますから自宅ピットではとても作業し辛い位置です。
頭からタイヤハウスに入り込むため、腕や上半身がブレーキディスク等に乗っかる姿勢を安定させられるようタオルを被せてしまいます。
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まずはリンクのシャフトと固定ナットを解除するためモン吉さんでグイグイします。
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次にリンク中心間を部品装着のまま合わせ易くするため、ダンボールで130mmの尺を作ります。
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固定ナットを緩めたら動かしたい長さだけ中間シャフトから離し、長さを縮める方向へシャフトを回します。
ターンバックル式のシャフト内はネジ溝が上下逆に切ってあります。
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この狭いスペースでのトルク締めは巧くやらないとモン吉さんに力を掛け切れません。
工具の差し込みにはスプリングの隙間も活用します。
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せっかくなので、ドライブシャフトブーツやホース関連、マウントなど周囲のラバー部品に延命処置としてラバプロさんを吹き付けておきます。
http://minkara.carview.co.jp/userid/3111302/car/2909065/12060591/parts.aspx
この後は左側リアのリンクも同様の作業を行いました。
翌日、市街地や峠道60キロ程度を走らせた感想として、ゆっくりと操舵した際のボールジョイントとスタビからの金属音や車体全体の無駄な揺さぶりも皆無となりました。
一方、致し方ないのですが、路面の状況をダイレクトに伝える状態となり車高調からの入力は顕著な状態です。
ワインディングのロール姿勢に関しては、ノーマルサスであれば変化を感じ易かったのかも知れませんが、車高調の恩恵によりあまり違いはありません。
操舵感は調整前より曖昧さが減ったというか敏感になったようです。
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おまけ…
前回フロントのブレーキブリーダーキャップは左右共にポロポロ崩れていましたが、リアの方は全然問題ありませんでした☺️
リアはEPBだからという点もありますけど、やはり経年劣化ではなくフルードの付着などが原因だったように思えます。
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