• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

なとりのブログ一覧

2025年04月19日 イイね!

サクラ納車1ヶ月の感想(その2)

さてさて、サクラ、大変気に入っていますが、気になる点はあるもので。

先に書いてしまうと、デイズ・ekワゴン系の自分の中では最大最強クラスの致命的ネック(大袈裟)だったリアシートの平板座面は、サクラ・ekワゴンEV発売時にだいぶ改良されました。

alt

具体的にはほぼ水平だった座面に、若干の後ろ下がりの角度がつけられた(形状も変更)ことで大幅に成人男性でも座り易く・疲れにくくなりました。参考に下は改良前のekクロスのリアシートです。

alt

分かりにくいかな(^^;

サクラのリアシートでもまだ太腿裏が浮いてしまいますが、腰の収まりが改善されたことで楽になっています。改良前は「居間の床に置いた座椅子」状態でしたので(^^;、最善ではないにしても、ここは一定の解決になっているかな、と。

■残念な点は主に装備面に集中


さてリアシート問題は一応解消されたうえでの残念ポイントは・・・いろいろ装備が削られてしまった点ですね。「え!?」と思う装備が削られていて、もはや笑うしかない、という状態(^^;

・充電ケーブルがオプション(^^;

alt

充電ケーブルが別売りオプション。カタログ見て苦笑(^^; 「充電設備が自宅にないので、最初から最後まで外の設備を使います」というなら不要ですが、そんなオーナーはひと握り(か皆無)では、と思います。ちなみに我が家のサクラは中古車だったので付属していました。

・オミットされた安全装備の数々

alt

デイズ&ルークス(ekワゴン・デリカミニ etc)系は軽自動車にも関わらずニーエアバッグを加えた7エアバッグを装備していることが自分としては大きな特徴と思っています。で、サクラは(少なくとも価格から)高級車だけに7エアバッグはデフォルト装備と思っていましたが、Xグレードは6エアバッグでニーエアバッグはメーカーオプション
まぁ、未だに新車で2エアバッグが買えてしまう日本車市場、6エアバッグ装備しているだけラッキーと思わないといけないんでしょうけれど、価格を考えると・・・ですね。

alt

また後席シートベルトについて、ロードリミッター付プリテンショナーシートベルトもオプション装備になっているのも残念


alt

デイズすらロードリミッター付なのに、サクラは標準装備されていない。ここもオプションで装備可能ではあるので、今後新車でXグレードを購入する方は、オプション選択にご注意ください
日産には次回マイナーチェンジでは標準装備にして欲しいですね。

alt


・他にもいろいろ
他にも助手席側のサンバイザーからバニティーミラーを削ったり助手席側のドリンクホルダーがなかったり(センターコンソールに用意されているけれど、結果的にデイズ・ルークスからは1つ減らされている格好)。

 また見えないところではエンジンノイズがないせいか、インパネ裏の静粛材が削られているようで、オカンが初めて乗った時にウインカーの音が耳障りだと。自分や家人には気にならない程度ですが、後期高齢者の彼女にはかなり気になる音量の様子。たしかにekクロス・スペースと比較すると明らかに音量が大きい。
 せめてもの対応でダッシュボードマットとセンターの開口部をトレーマットを置いて塞ぎました。電源ON時の音の音量は明らかに下がりましたが、ウインカー音は気持ち下がった?というくらい。

■航続距離はネガにならない

ちなみにサクラのインプレでは必ずテーマに上がる、「1回の充電で航続距離が短い」問題ですが、我が家はここは問題になりません。なぜなら航続距離がネガになる使い方をしないから、と身も蓋もない理由になります。サクラの航続距離が気になる場合、つまり遠出するときはもう1台の愛車、ekクロススペースを駆り出します。

我が家のケースで考えると、サクラを購入する条件は、
・2台持ちできる家庭。片方の一台はガソリン車もしくはハイブリッド車で。
・その上自宅に充電設備が設置できる
というのがあるかな。
これだけでもユーザー層は相当に絞られるのに、そもそも論としてサクラのデザインが好みでなければ振り向かれないわけで、実際はかなりニッチな市場だった、と。販売が苦戦しているようですが、欲しかったユーザには行きわたった、ということんじゃないでしょうか。

■コストカットにはワケがある

alt
日産デイズ
alt
日産サクラ

つまりはこのサクラというクルマ、軽自動車として成立させるには、リチウムイオンバッテリーの高コストが相当なハードルになっていたのでしょうね。

 デイズ + リチウムイオンバッテリー = サクラの値段 

というふうに真っ当にコストを積み上げると非現実的な値段となってしまう。
そこでデイズと同等の装備から1ひき2ひき・・・として今の値段と折り合いをつけてる感じ。

 デイズ ー デイズの基本装備 + リチウムイオンバッテリー = サクラの値段

ということかと。
ありていに言えば、パワートレインを除いた車両にかけたコストは実はデイズより(かなり?)安いんじゃないでしょうか。

リチウムイオンバッテリーのためにコスト管理はデイズ以上に厳しくその上で価格相応の高級車としての質感を実現する必要がある・・・上述のように安全装備のオミットなどはあれど、日産の開発陣はこの難問によく応えたとは思います。逆に言えば、
ルノーとの共同アーキテクチャーやNMKVの枠組みでコスト戦略などが進められたからこそサクラが実現し得たのでしょう。ある種の”奇蹟の一台”なのだと思います。

alt

そういう劇的なストーリー性をもっとアピールすれば良いのに、日産の社風故なのか、マーケティング戦略に反映されず勿体ないですよね。松たか子氏を起用した一連のCMのシリーズはクリーンですが、シロモノ家電感が強く、どちらかといえば女性層に迎合し過ぎ(しかも微妙に失敗している)なように思えます(失礼)。なので、バランスをとる意味で、メカニックを全面にフィーチャーしたバージョンの広告も展開してもよかったんじゃないでしょうか。このあたり、マツダはうまいですよね。マツダがサクラを売っていたら、もっと違う路線もあったかも、と妄想してしまいます(^^)。

話しを戻して、その奇蹟の成果?はここにあらわれてるね!というのを第3回に採り上げたいと思います(まだ続く(^^; )
Posted at 2025/04/19 21:20:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | サクラアレコレ | クルマ
2025年04月13日 イイね!

サクラ納車1ヶ月の感想(その1)

alt

alt


あっという間にサクラ納車から1ヶ月経過して納車1ヶ月後点検を受けてきました。
ここまで乗った感想を。
結論としては我が家にとっては非常に良い選択になったと感じています!

もちろん残念なところありますが、そのあたりも含めてインプレを。
どんどん長くなってしまったので(苦笑)何回かに分けます。
今回は良かったところを。シルバーのサクラ以外の写真はwebサイトからのリンク画像です。

■良かった点

・明確に感じる新鮮なドライブフィール

alt

alt

 率直にいって「走る・停まる・曲がる」に関しては不満はありません
 高い剛性感、しなやかな足回り、明らかな低重心からの走行安定性、EVらしいスタートからのスムーズな加速・・・EVの特性がいかんなく発揮された乗り味はたまらないですね。
 軽自動車規格ですが従来の軽自動車とも、言ってしまえば普通車とも違う新鮮なフィールを、多くのユーザが感じられると思います。
 それとともに、特にこの足回りは・・・・日産車というより往年のルノー車のフィールを思い起こさせます。というのは大袈裟かなぁ。でも実際そう感じさせます(^^)。
 CMFAプラットフォームは伊達ではない、ということかと感じました。

・操作に対する全体の挙動の質の高さ。
 停止から動き始める瞬間、加速から減速に移行する瞬間、直進から回頭に入る瞬間・・・という別のアクションに移る瞬間の挙動がマイルドかつスムーズ。
 EVなのだから何を当然な・・・と思われる人もいるかもしれませんが、EV車は従来のガソリン車、ハイブリッド車と異なりパワートレインと駆動機構までがシンプルでダイレクトなため、従来と同じセッティングをしていたら、もっとギクシャクした違和感をもってしまうと思います。サクラの場合、基本的にそういった違和感・不快感を感じることはなく、かといってダイレクト感は強く、ドライバーの意志が損なわれているわけでもありません。
 日産で「制振制御」と呼称する技術の面目躍如、ですね。これはオーナーになって長く乗るほどその特性の恩恵を感じると思います。実際、自分も「これほどのものか!」と日々感動しています。

・クルマとしてのデザインの完成度
 詳細は改めて書きますが、実はサクラは愛車に出会うまで、まったく興味の範疇外(失礼)だったんですが(^^;、
 ところが!販売店で後に愛車となるサクラを見たとき、張りのある面構成とそれでいて無駄のないラインに気付いて印象が180度変わりました。これはボディカラーがシルバーだったことも大きいと思っています。

alt

自分が一番好みなのがこの角度からのルックです。カラーリングの組み合わせでルーフが黒の2トーンになったり、Aピラーからリアに向かって金色のラインが入ったり、タイヤハウスがグレー系に塗装されたりもしますが、個人的にはこのなんでもないシルバー単色がソリッドでカタマリ感が高くて大変気に入っています。「サクラ」というネーミングやキャラクターイメージにはそぐわないかもしれませんが(^^;
そうそう、「水引をモチーフに~」というアルミホイールも、むしろこの黒い14インチのデザインの方が好みです。

このデザインについてはまた改めて書きたいと思います。

もちろん布張りのインパネも質感の高さは(軽自動車としては高いにしても)そこそこですが、むしろ非日常感の演出がすばらしく、魅力的ですね。

alt

・完成度高いe-pedal

alt

 その昔は「ワンペダルドライブ」と称していたシステムですが、初期の大味感はサクラのそれにはなく、細かい制動もアクセルペダルの調整ででき、慣れるととにかく楽です。ベストはプロパイロットのACCですが、サクラの場合XとGの価格差や、普段サクラで遠出を想定していない我が家には高い投資で、最初から範疇外でした。そんな中にあって、e-pedalは運転の負荷を下げる有用なツールになっています
 それとこのe-pedalのおかげでブレーキペダルを踏む回数が明らかに減りましたので先輩オーナーの皆さんの書かれている「ブレーキディスクがあまり減らない」というのはその通り!と実感しています(^^)
反面、前述したようにダイレクト感が強いEVの特性もあいまって、高いトルクを受け止めるタイヤの摩耗は明らかに従来の軽自動車より高そう、交換頻度が上がりそうです(^^;

そんなわけで我が家では満足度が高いですが、次回は残念なところを(^^;
Posted at 2025/04/13 22:05:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | サクラアレコレ | クルマ
2025年04月11日 イイね!

【お花見その2】「ほぼ満開」の桜と出会えました(^^)

サクラで佐倉に行った翌日に我が家のおなじみのH公園の桜を見に・・・行く筈がお昼前からあいにくの雨に。

・・・と、15時頃に雨が上がったのでさっそく行ってみました。

alt


路面は濡れているものの雨が上がり、ゆっくり桜を眺められる天気に。
そして雨天だったので人も殆どいない状態!こりゃラッキー!

alt

路面もしっとり落ち着いた感じ。そして花散らしの雨にはならなかった様子。思ったほど散っていませんでした。

alt

alt

正確には「ほぼ」満開の状態ですが、いやいや、絶好のタイミングでした!

alt

そのままでも素晴らしいお花見なのに、やがて、雲も切れて陽がさしてきました。

alt

青空が見えてきて、陽光が! やっぱり桜は晴れの光に映えますね!

alt

alt

・・・と、このタイミングを待っていたんでしょう、続々とお花見の人たちがやってきました。

alt

夕方にも関わらず、待ってました!と家族連れのクルマが続々と(^^;
最後にek~のリアと桜並木を一緒にパチリ。

alt

混み合う前に撤退しました(^^)
ブログには割愛しますが、いつもの”桃源郷”の桜の集落にも行ってこれましたし(以前のページにリンクしておきます(^^;
今年も愛車たちとともに、いいお花見ができた春となりました(^^)


Posted at 2025/04/11 18:31:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | ekクロススペースあれこれ | クルマ
2025年04月06日 イイね!

【お花見その1】サクラのサクラによるサクラのための

alt

春といえば、サクラのオーナーには満開の桜とのコラボ写真を撮らなければならないという鉄のオキテがあることはご存じと思います(ないない)。てなわけで桜の写真を撮りに。

で、千葉県には「佐倉市」という自治体あります。となれば、サクラとともに佐倉市の写真を撮らないワケにはいかないでしょう!(^^;
てなわけで、サクラで佐倉市へドライブ。

ただし、佐倉市の桜の名所といえば、例えば佐倉城址公園とか佐倉ふるさと広場とかありますが、どこも有名どころで混雑必至、とてもじゃないけど、ちょこっと立ち寄ってちょこっと写真を撮る、なんて気楽なことは無理。
そんなわけで、そういう”有名どころ”ではなく桜の見られる(撮れる)ところを探して行ってみました(^^)

1つ目はこちら。


alt

佐倉の工業団地に隣接しているこの公園、週末なので空いていると思いきや、土曜日も仕事をされているヒトのクルマが駐車されてていっぱい。ようやく隙間を見つけて駐車。

alt

alt

alt

無事に撮影完了(^^)
まだ時間に余裕があったので、もう少し周辺をドライブ。
予想通り、落ち着いてクルマを停めて写真撮って・・・てスポットはなかなかないですね~。いくつかの候補を廻ってようやくたどり着いたのがこちら。


alt

alt

JR物井駅の近く、地域の公園として、お花見の方々、サッカーの練習のお子さんと見守りの親御さん、散歩の方々・・・と皆さんそれぞれの楽しみかたをされていました。

alt

alt

alt

念願の佐倉の地でサクラと桜をあわせてパチリ。
慌ただしくも楽しく春の写真を撮れました。

■おまけ1

帰る途中で、ふと思い立って、かつて佐倉市の宝だった(過去形)旧DIC川村記念美術館へ。
残念ながら今年の3月末で閉館、公園も5月から再開ということで、桜は咲いていましたが、駐車する場所がなく撮影は断念。
その近く、道路脇の枝垂桜をパチリ。畑の向こうの桜も満開でした。

alt

alt

■おまけ2

千葉市に入ったところで満開の桜に出会い、思わずサクラを並べて撮影。

alt

(冒頭の写真はこちらです)

畑が道路から一段低く、桜の木がそこから伸びているので、目線の高さで桜が楽しめます!

alt

・・・・と、背後に近所にお住まいと思しき女性が通りかかり、こちらを眺めている。
「う、ここに無断でクルマを停めちゃったのまずかったかな」と思いつつ「き、綺麗ですねぇ、桜(汗)」と慌てて話しをすると、実はこの桜の持ち主とのこと!

以前は倍以上の本数の桜が植わっていたけれど、病気が発生したりして切らざるをえず、今は8本のみだそうです。
少し話しをしていたらやがて「綺麗な桜を、ゆっくり見て言ってくださいね」とやさしくご挨拶頂き、歩いていかれました。

alt

お言葉に甘えて写真を沢山撮り、思いがけず素敵な時間を過ごすことができました。

(次回こそはいよいよサクラが1ヶ月点検かな? ああ、その前にもう1回お花見の話しをを(^^))

Posted at 2025/04/06 22:33:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | サクラアレコレ | クルマ
2025年03月30日 イイね!

夢の?共演

日産サクラ・・・ではなく桜の話し。
首都圏でも桜の開花の季節となりました。
桜の季節には訪れることにしている(と言いつつなかなかタイミングが合わないのだけれど)千葉市若葉区の図書館前の桜並木。

alt

結構咲いているように見えますが、まだちょっと早かったですね。

alt

そのなかでも咲いているところを写真をとりましたが、訪れた日(3月29日(土))は寒かったので少し足踏みしたようです。
今週のウィークデイも比較的寒い日が続くので、週末(4月5日)まで楽しめそうかな。

と、この近所のショッピングモール?のイコアスに寄ったところ、

alt

ekクロスの隣が空いてて慌てて停めました(^^)
同じ車体色のホワイトパールでしかも同じモノトーン、写真に写ってないけど当然アルミホイールも同じ
ありそうでなかなかない”夢の競演”が実現して一人ニヤニヤ(^^)

それにしてもこうしてみると、ekクロスもカッコええなぁ、と改めて思いました。後席形状が改善されたマイナー後は自分にはかなり魅力的です。まぁekクロススペースが大満足だし、サクラがある我にとって家はオーナーになることはないでしょうけれど。

買い物が済んで戻ってきたらまだ隣はekクロスが駐車していまして自分の方がはやく出庫しました。
またこの周辺を訪れて遭遇したらいいなぁ(^^) 

そうそうサクラの方は順調。そろそろ納車1ヶ月点検。あわせて感想なぞ書ければ、と思ってます(^^)
Posted at 2025/03/30 21:36:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | ekクロススペースあれこれ | クルマ

プロフィール

「祝!両角岳彦氏が自動車評論に復帰! https://www.as-web.jp/car/1229879?all 個人的に信頼するヒョーロン家の一人でしたがBMWだかBOSCHだかの研究所所属になって隠遁状態で残念でした。往年のように歯に衣着せぬ評価に期待してます(^^)」
何シテル?   07/12 09:55
なとりです。よろしくお願いします。 クルマの話大好きです。暇さえあれば試乗に行って研究してます。 写真はそのうちに(^^;
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

愛車一覧

三菱 eKクロススペース ekxs (三菱 eKクロススペース)
ステラを手放すタイミングで見つけました。走行距離4000㎞で評価書のキズはなし、という程 ...
スズキ スプラッシュ スズキ スプラッシュ
C4の後に相棒となったクルマ。アップライトで硬めのシート、オペル風味の足回り、1.2L+ ...
日産 サクラ 日産 サクラ
以前から思うところあってEVを見てはいたのですが、充電設備の設置工事など我が家にとっては ...
シトロエン C4 ケロロ (シトロエン C4)
2013年5月にトラヴィックを惜別の思いとともに手放し、とはいえ、これでじっくり次の愛車 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation