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2025年08月24日 イイね!

これぞ日産の”底力”が結実した証?

NMKVの稼ぎ頭、日産ルークス/デリカミニ・ekスペースの新型が発表されました!
(以下の画像はwebCGサイトからリンク)

■日産ルークス ハイウェイスター

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■日産ルークス

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■三菱デリカミニ

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■三菱ekスペース

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■苦節3代目?

まず何と言っても、日産の困難な経営状況にあってNMKVがスケジュール通りの新型発表にこぎ着けただけでも良かった、と思います。

その上で、突貫工事に加えて燃費偽装問題がダメ押しになって苦戦した初代、満を持して開発にコストをかけてリリースしたものの、まさかのデビュー早々世界的パンデミックに襲われて想定されたマーケット戦略が根本から総崩れになってしまった2代目、そしてデビュー前からメーカー自体が傾きつつある3代目・・・このNMKV版ルークス兄弟は、少し怖いくらいに不運がつきまといます。
(2代目(先代)はルノー・日産のAセグメントのプラットフォーム・エンジンを使っているので文字通り「普通車のような」完成度で、幸い(ボリュームはメーカーの想定通りとはいかなかったかもしれないけれども)コンスタントに売れたモデルとなりましたが)

はてさて、今回の3代目は・・・

■あのライバルの苦戦を相当に分析?

国内の景気後退、メーカーの経営難・・・という中ですので、当然ながら「先代の資産を極力活用したコストダウン」が開発テーマ、というか大前提となるのは想像に難くありません。これはライバル(NBOX,スペーシア)も同じ路線でした。実際、ホイールベースは先代と同じですのでCMF-Aプラットフォームをベースにしているのでしょう。

そんななかでデリカミニはかなり巧みに先代のテイストをうまく練り込んで昇華させ、なおかつ新しさも表現した、分かり易いデザインにまとめたなぁ、と、ひたすら感心しました(よく見るとボンネットフードやフロントフェンダーが専用デザインパーツとなっているのはひたすらビックリ)
が、一方のルークスは・・・最初「どうしてこうなった!?」と頭を抱えてしまいました(^^;

シンプルといえば聞こえはいいですが、ノッペリというか先代のもっていた分かり易いロードツアラー感が失われてしまいました。
同じ路線のテイストでフルモデルチェンジしたのがNBOX。それ以前の現行タントのデザイン言語(特に標準車)もこの路線と言えるでしょう。NBOXは先代ほどの売れ行きはなく、販売は苦戦していますし、タントがマイナーチェンジで大幅なテコ入れが入ったのは記憶に新しいです。

現行NBOX(wikiからリンク)
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現行タント(wikiからリンク)
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その上で今回の新型ルークスのデザイン。お前もか日産!? 深刻な経営難のなか、同じ轍を踏んでいる余裕があるのか!?
・・・ところが新型ルークスにはキューブのテイストを…という思惑があるようなんですね。
下記の動画を見てなるほど!と腑に落ちました。



そうか、このカドマルシカクのモチーフはキューブを意識しているんだ!
いや、すぐに気付くだろ、て感じですが、自分は言われてみて初めてなるほど、と思いました(^^;

また、例えばウエストラインのドアノブ周辺での変化させたラインなど、単なるシンプルなデザインとならないポイントになっていて、良いアクセントです。

・・・と見ていくうちに、単なるシンプルなデザインに収まらない、非常に練り込まれた造形が身体に染み込んできました。

ちなみに三菱の新型ekスペースの方は、初代ekワゴンや、トッポのフェイスを想起させると思います。(以下の画像はwikipediaからリンク)

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こうしても見ると、NMKVとしてもコストダウンのコンセプトとして「ミニマル」「シンプル」をテーマにしたと思いますが、NBOXなどと同じ開発の方向性ながら、モチーフとした(とユーザーに想起を誘導できる)過去のヒットモデルを日産も三菱も持っていたことが幸いしている、と思いました。
この差は実は大きいですね。

■そこまで削るか

その上で、ハイブリットの搭載がオミットされたのは大英断ですが、やはり残念
燃費については軽量化から策はあったのでしょうけれど、NMKVのハイブリッドシステムnによって、アイドリングストップからの復帰時に、スズキのマイルドハイブリッドと同様にモーターでスタートできるので、エンジンが「ブルン!」と始動する、ダイハツ、ホンダの軽自動車のあの挙動(と音)がないことこそが最大のメリット だと思います。

このシステムを手放し、ダイハツ・ホンダ勢力に自らくだってしまうのは、ディーラーでの試乗・商談で少なからず障害になる可能性もありますね。それをしてさえも先代より大幅値下げどころかコストアップになってしまっているわけですし(スズキのセールスでは声高らかに自らのハイブリッドシステムをメリットとしてアピールしてくるでしょう)

■とにかく試乗してみたい!

(以下再びwebCGからリンク)
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個人的にはデリカミニの乗り味が楽しみですね。合成皮革の割合が減ったシートになったのが嬉しいし(汗っかきなので革シートはNG)、上述のようにデザインは好みです。あとは(初代デリカミニでも気になった)コストカットがさらに進んでいるわけで、ドライブフィールにどのくらい影響を及ぼしているか、試乗で確認したいと思いました。

■ユーザー回帰の引き金に繋がれば良いですね。

個人的には標準車のルークスの方が、往年のキューブ感が強いと感じました。

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キューブそのものの再デビューとは当然違いますが、今回のルークス系の発売で、新型キューブの到来を待ち望んでいたユーザーの溜飲を下げる効果が出てヒットすると良いですね。

総じて最初の印象は良好な今回のルークス系。三菱にはもちろん、好意的に市場に迎え入れられそうな、という意味では、苦しい経営状況の日産にとっても「あのクルマが苦しい経営を助けてくれた」と、後々"孝行息子”となる一台になりそうです。(^_^)
Posted at 2025/08/24 11:33:03 | コメント(2) | トラックバック(0) | 新車発表 | クルマ
2023年04月15日 イイね!

カタログにクルマが付属してきた件(^^;

クルマを購入しましたが情報収集は絶やさず実施中(^^;
発売予告されたときから注目していたデリカミニのカタログが届きました。

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そうしたらオマケにデリカミニが付属してきたじゃないですか!

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デリカミニのペーパークラフトが(^_^)
なんともう1種類付属!

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こういうオマケって嬉しいですよね!(自分だけ?)

デリカミニはそのデザインの発表とともにティザーの段階から”仕掛け”がうまく、ユーザーへのアピールも心憎い感じ。その効果か、ユーザーに総じて好評をもって迎え入れられている感じだし、近年の自動車シーンでは珍しい、メーカーとユーザーの「信頼関係」がスムーズに構築されている稀有な例のように感じます。例えるなら日本におけるカングーのメーカーとユーザーの関係のような印象。
まぁ、多分にマスコミの演出のところもあるかもしれませんけどね。でも末永く良好な関係が維持されてほしいと思います。
はやく試乗してみたいですねぇ!!(^_^) 

Posted at 2023/04/15 17:26:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 新車発表 | クルマ
2022年11月05日 イイね!

本当に開発してたのね!(^^)

三菱から唐突に?デリカミニのティザーがスタートしました!
世の中のクロスオーバーブームで「〇〇をクロスオーバー風味に仕立てて発売が間近!」みたいな噂が流れては消えていくなか、デリカミニもアテにならないネタだと思っていたので、まさか本当に開発していて、そして本当に発売になるとは!

そしてエクステリアをひと目見て、ズキューン! 

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良いっす!! 個人的にはかなり気に入りました!!!
この、ありていにいって「子供っぽい・オモチャっぽい」デザイン、最高!(^_^)
ダイナミックシールドを完全に踏襲しなかったのは正解!
ライトのジト目は好みが分かれるかもしれませんが(^^; デリカの記号をのせてゴツさをアピールしても、しょせんは軽自動車、逆にこのくらい愛嬌があった方がバランスとれて良いんじゃないでしょうか。

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リアも良い感じ! 完全に個人の好みの問題ですが、リアウインド下のガーニッシュ処理は、ルークスよりekクロススペースの方が良いのですが、その流れでこのデリカミニも良いですねぇ。バンパー回りも後付け企画と思えない処理で、ボディとのバランスが良いと思います。

それとまだスペックの情報はないですが、元のekスペースシリーズに比べてどうも最低地上高が上がっている気がする・・・ こちらの記事(マスコミ向け説明会で配られた資料?も見られます)でもそんなコメントが。。。
もしそうであれば、ライバル車(スペーシアギア、タントファンクロス)にはないアドバンテージとなりそうです。もっともそれで乗り心地が悪化すると「本末転倒」かな。もともとekクロススペースはかなり完成度が高く、特にライバルのスーパーハイトワゴンより足回りにコストがかかっている(気がする)ガッチリさが好印象だっただけに、そこをうまく活用してくるか、はたまた一部のマニアだけに好まれるエキセントリックなセッティングにしてくるか、気になります。
そして、ekクロススペースの存在が中途半端になりそうですね。キャラクターの棲み分けをうまくするのか、思い切ってekクロススペースが廃盤になるのか・・・

タントファンクロスに好感をもった矢先に、また個人的に魅力的な一台が発表されました。来年の夏かぁ。楽しみに待ちたいと思います。ただ、ekクロススペースも決して安くはないことを考えると、価格帯は相当高いものになりそうです。

Posted at 2022/11/05 09:07:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 新車発表 | クルマ
2022年10月09日 イイね!

タント・ファンクロス 予想以上のビッグMC!

■タントの話しの前に・・・

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イワクがありつつ(^^;も、ぱっと見のイイモノ感に個人的な期待も高まったトヨタ・シエンタ。実はディーラーに試乗車が用意できた当日に試乗、試乗記も書いたのですが、ネガティブ満載な内容になってしまい自主規制しました(^^;;

■もはや”ないものねだり”?

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シエンタには、CAEによる設計もここまできたか!と実感させられました。
数値解析で掌握できる部分(ボディの強度設計とか、ノイズ・音響・振動対策とか)はコストカットと質感向上の相反する要素の両立に成功していて感激する一方人の感性・身体的負荷に訴求する、いわば「数値化がまだまだ未成熟」の領域はコストカットが質感低下に直結いくら数値解析上で高ポイントでも乗員にとって不快なら、それはマイナスでしかありません。具体的にはシート設計とかパッケージングなど、「ユーザーが実際に触れ・感じる部分」ですね。(先代・初代より劣ると感じる部分もありました。シートはポルテ/スペイド、ラクティスあたりから2ランクくらいダウンしたかな・・・)
しかも単なるコストカットだけではなく、プライスは逆に(大幅に)吊り上げられており、バリュー・フォー・マネーは大きく低下していると感じました。

とはいえ2022年の自動車シーンを取り巻く環境は、原材料費急騰、半導体不足の混乱、EV開発費捻出、と厳しさを増すばかり。シエンタには、メーカーの苦悩ともいえる、そんな”やむにやまれぬ事情”も透けて見えるように思いました。つまりシートの出来など言っても、もはや「ないものねだり」の域なのかもしれません。
かといって、メーカーのそんな”繰り言”を感じつつも「どうしても乗りたいクルマ・所有欲を掻き立てるクルマ」か、というと・・・そんなこんな、暗澹たるキブンで試乗記はお蔵入りにしました。

■ダイハツ渾身の ”ビッグマイナーチェンジ”

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気を取り直して、特に楽しみにしていたタント・ファンクロス、さっそくカタログ請求して研究。
エクステリア・インテリア、見どころ多いですが、個人的にびっくりしたのは、後席シートです。

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今回のマイナーチェンジで、後席のシートフレームが変更されているのか、形状が変更されました(特に座面)! 
後席を畳んだときに、リアラゲッジボードを嵩上げしてフラットにできる、というギミックから、シートとラゲッジが結構な段差ができる=シートの構造がMC前と違う?という期待をもっていました。
MC前と写真を見比べると、シート自体が違うほか、シート下の折り畳みの構造も部品の形状が変わっており、全体として大きく手が加わっている様子がうかがえます。

こちらはMC前の後席↓
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で、こちらがMC後の後席↓
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MC後の後席座面の下、新たに可動フレームが追加(変更?)されています↓

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(後席シート自体は形状的には先日FMCしたムーヴキャンバスのそれを流用しているようにも見えますね)

イマドキのMCではコストの問題で、シート変更は(高級車ならいざ知らず)軽自動車では相当なテコ入れと思います。
こうなると俄然気になるのが、後席シートの居住性、殊にヒール段差の改善があるか!?です。画像を見ると、座面の前後長が伸びたこともあり、前席よりヒール段差は確保されているように見受けられ、居住性は改善しているように思います。まぁ、逆に、これを機にシート自体がコストカットされている不安も大いにありますが・・・

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今回、ファンクロスはすべてのガラスをIR/UVカットに変更したり、かなり力の入った仕様変更をしてきています。カタログを見ると、個人的に欲しい装備はすべて網羅している感じ。あとは若干緩かったボディに補強が入っていたら言うことなし!なんですが、さすがにコスト的に無理かな。(今更、純エンジン車を選択するってどうなの、というのもあるけど)

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ともかく、タント・ファンクロス、実用性そっちのけのオモチャっぽい外観(^^;も含め、自分の好みに突き刺さる、超どストライクな一台。将来の購入候補車となって欲しいなぁ! 俄然、試乗が楽しみになっています。この週末に試乗に行きたいなぁ。

(2022/10/10追記)土曜日に売ったオミクロンワクチンの影響で昨日は一日ぐったり。今日は回復したので試乗しようと思ったら、今日はダイハツ千葉ディーラーは全店舗お休みでした。祭日の稼ぎ時も休業するとは、これも働き方改革の一環なんでしょうね。試乗は来週ぜひ!

Posted at 2022/10/09 09:29:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 新車発表 | クルマ
2020年10月17日 イイね!

FIAT Panda クロス 4x4 発売!

まさかこのタイミングでこれが導入されるとは!

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欧州ではだいぶ前にデビューして、並行輸入車は以前から販売されていましたが、フィアットジャパンからは音沙汰ないので諦めていました(日本ではパンダは500に比べて圧倒的に売れてないしね・・・)。4x4ですら、数年置きに特別仕様で販売されて市場に補充されている今の状況がラッキーに思えるくらいでしたし。

てな、パンダにとっては向かい風な状況なので、パンダクロスが導入は唐突感さえあります(^^;  世界的なクロスオーバーブーム、通常の4x4ではなく、加飾のパンダクロスで勝負に出た!てことでしょうか。
まぁ(それもあるのかもしれないけど)500の方は、現行版の販売が終了間近ですが、パンダの方もそろそろ代替わりが見えてきているので世界的に在庫処分、て感じですかね~(^^;

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4x4との違いは外装パーツがクロス専用のワイルドな感じになり、メカニズム的には

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ドライブモードセレクタが装備!

で、値段も4x4から若干上乗せの263万円(税込)で収まってます!
色が黄色のみ(!)なので、この色・お値段が許容できるヒトはディーラーに急げ!
・・・というか、限定150台は既に一杯になっている気がします(^^;

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現行パンダ それもマニュアル車は自分にとって、欲しいクルマの上位(もしかしたら最上位)のクルマです。デザインもコンセプトも、クルマの出来も、自分の理想にかなりフィットしています! 中古車サイトを定期的に眺めて嘆息しています(^^;

・・・・が、現行パンダは、クラッチ、特にフライホイールのベアリング摩耗(損傷)という持病があり、ネットで検索すると、整備のページが沢山出てきます。「リコール級」と評されるページもしばしば。費用も3~40万円というところもあって、そうなると貧乏カーマニアな自分にはコワくて手が出せません・・・(-_-)

一方で、パンダ4x4(並行輸入車)オーナーの自動車評論家、笹目二朗氏のブログを拝見していても、氏は相当長距離をドライブしていますが、この症状は書かれていない・・・と思ったら、別のクラッチ故障が頻発してますねぇ。

まぁ、「フライホイールの交換くらい」「3~40万円の整備費用の出費くらい」笑ってつきあえる、そのくらいの大きい度量(と懐事情)でなければ、輸入車とはつきあってはいけない、イタ車の品質が格段に向上した現代も、根本的には昔と変わっていない、ということなのかも・・・

ということで、今回のパンダクロスも、羨望の眼差し(だけ)となりそうです(涙)

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ああ、いいなぁ。せめて現物を直に見てみたいですね(^^)



Posted at 2020/10/17 10:23:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 新車発表 | クルマ

プロフィール

「新型の日産ルークス・三菱デリカミニ(ekスペース)兄弟が発表になりましたが、限られたコストのなかでよく練り込まれたデザイン。さすがプロの仕事だな、と。あとはドライブフィールが気になります(^^)」
何シテル?   08/24 11:34
なとりです。よろしくお願いします。 クルマの話大好きです。暇さえあれば試乗に行って研究してます。 写真はそのうちに(^^;
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