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2025年04月20日 イイね!

ヒョンデ INSTER Lounge 試乗

サクラの納車1ヶ月の感想の続きを書く前に別の話題を。

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時期外れの暑さだった昨日4月19日、やってきたのはファミリーマート千葉旭町店。
ここで行われていたのがこちら↓


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ヒュンダイあらためヒョンデからこの度日本に導入されたINSTER、いかにも輸入車(というかアジアンメーカーならではの)アク強めの外観ながら、個人的にはダイスキーなクロスオーバールックに加えて、何しろ車両本体価格300万円代で400㎞を超える航続距離は魅力大

ただご存じの通り、日本再展開後のヒョンデは店舗が少なく、気軽に試乗ということはできません。
・・・とwebページを見ていたら偶然今回の試乗キャンペーンを見つけ、その上千葉県での試乗会会場となっているファミリーマートも自宅から比較的近い! これはもう自分のためのキャンペーンと言っても過言ではない(いや言い過ぎだから(^^;) これは申し込みしない手はないぜ! 
というのが1ヶ月くらい前でした(^^)

そしてついにきた試乗当日。予約時間の14時半の30分くらい前に到着。

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2台のINSTERが待機。ともにグレードはLOUNGE。
試乗前の書類にサインしてスタッフさんと少し会話。すると、自分の前の時間帯は予約がなく、試乗を前倒しでスタートして良いと。これはラッキー! その上、試乗コースは一応設定されているけれど好きなように走って良いよ、ということでこれもラッキー!
自分はオレンジの方のINSTERをチョイスさせて頂き、まずは操作系回りの説明を受けました。

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ちょっと感心したのは、ウインカーレバーとワイパーレバーの向きを日本に合わせてきたこと。あとナビはゼンリンのデータだそうで、このあたりも抜かりなし。「ウチの国のクルマが売れてねぇのは日本が悪い」とか言う前に、日本の事情に合わせる企業努力はしてるのかい、とツッコミされまくりだろうなぁ>某Tランプ氏、てな話しはさておき。

それと右側のウインカーレバーの下にあるのがギアのレバー

(公式ページより)
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今まで体験したことないインターフェースでしたが直感的かつ合理的。特に違和感なくすぐに慣れました。理にかなった仕様だと思います。

ということで早速スタート!(助手席にスタッフさん同乗)

まず真っ先に感じるのがボディのガッシリ感ドアを閉めたときの重厚な音とともに、内装の樹脂の質感ともども、方向性は完全に欧州車、もっといえばドイツ車のそれです。
そして足回りもゴツゴツ感は少なくしなやか17インチのタイヤを履きこなして路面のザラツキ・凹凸をいなし、不快な振動も基本的にありません。
静粛性も高く、ロードノイズも最小限。
サイズはコンパクトカーですが、そのドッシリした走り味もあいまって、より上位のカテゴリを思わせる出来の良さ・質の良さにいっぺんに気に入りました。

ステアリングは結構太目ですが握りやすく、程よい重さ。パワステの味付けも自然で質感高いです。

肝心のEVとしての走行はスムーズで制御がよく練られています。ドライブモードを「スポーツ」に設定すると日産の「e-pedal」に相当する「i-pedal」が使用できます(回生ブレーキの強さも何段階かに調整可能ですがスポーツモードはデフォルトはMAX。ハンドルのパドルシフトでのマニュアル設定でも起動可能)。回生ブレーキが強くて最初戸惑いましたが、これも比較的すぐに慣れました(e-pedal車を運転しているヒトはすぐ慣れると思います。)INSTERの場合、i-pedalはゼロkm/hつまり完全ストップまでをサポートしているのも嬉しい仕様。(サクラのe-pedalは最後の最後はドライバーがブレーキペダルで停止)

スタッフさんと話しをしつつ、写真を撮りたかったので、いつものH公園に到着。
駐車スペースに停めて撮影しました。

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日本人の目にはアクの強さは相変わらず・・・ですが、実車を間近でみると、カタマリ感のなかに独特の造形が非常にうまく練りこまれていて、長く生活を共にできそうなデザインの完成度の高さを感じました

フロント・リアと比較してサイドビューは、比較的オーソドックス
そこに変化を付けているのが、Bピラー回りのフロントとリアのドアで変えているデザイン処理ですが(フロントドア側はピラー根本のコーナーを曲線に、リア側はコーナーをスクエアに)、実車では思いのほか自然というか違和感がありませんでした。下のweb画像では結構、主張の強さを感じましたがボディカラーのせいかもしれません。

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それとリアドアのノブはヒドゥン形式ですが、個人的にこのノブを採用した過去のモデルはいずれも使いにくく、デザイン性は高いけれど実用性は・・・という感想でした。

しかしINSTERのノブはノブを握りやすく、引き出しやすく、実用上問題ありませんでした。ノブの形状がシンプルで窪みのスペースを大きくとってある、などよく考えられています。その上のワンポイントのニッコリマークのお遊びとともに、非常にポイント高い箇所と思いました。


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この角度からが良く分かりますが、リアのフェンダーとバンパーの処理が連続性をあえて設けていないですね。このあたりの処理も日本の国産車ではまず見られない特異な処理で好みの分かれるところかな。個人的には面白いと思います。

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少し離れてややサイド寄りの角度から。この眺めが自分としては好みです。

そうそう、右左折時にメーター部に曲がる側の横後方が映し出される「ブラインドスポットビューモニター」機能、これは実用的でした。

(下はコナの同機能の画像です)
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ということで土曜午後で道路が混んでいて距離はそれほど乗れませんでしたが、INSTER、非常に完成度高いクルマで、出来の良さを堪能させて頂きました。

■嬉しい装備

試乗車のLOUNGEは革シートが標準。
自分は革シートは大の苦手なんですよね。汗っかきなのでシートがぐっしょり、となってしまい、試乗のときは、毎度、販売店のスタッフさんに大迷惑かけてしまっています。

ところが、INSTERのLOUNGEは、シートヒーターとともに、ベンチレーションが装備されていました。

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 スタート前の装備の説明を受けているところからシートに触れているところが気持ちイイ!! 当日は異常な暑さでしたから、実用性も高く、大変助かりました。
 高温多湿の日本にあって、革シートには真っ先に必要な装備と思いましたが、はてさて、これを装備している現行販売の革シート車ってどれくらいあるんでしょう(特にもっともこの国の気候を熟知している筈の国産メーカーのクルマ)。革シートにはセットで標準装備になって欲しいですね。

■自分が購入するとすれば

 自分が選ぶとしたら中間グレードのVoyageで装備的にも十分満足。タイヤも15インチなのがむしろ好印象。
 航続距離が400㎞以上あるというのは実用上、従来のガソリン車の感覚で使えるので、マイカーを1台のみ保有のご家庭にも現実味ある選択肢になってくるのではないでしょうか。

定員が4名ですが、5名定員でもフル乗車する機会が殆どなければ実用上の犠牲も基本的にはなし。

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生活を共にしてその充実度が上がること」が最優先条件の自分にとって、このINSTERというクルマ、正直ネガなポイントがありませんでした。
自分は「良いクルマ」であればブランドは関係ない人なので、サクラを購入していなかったら、コロッと契約に動いていたかもしれません。アブナイアブナイ(^^;

■アフターサービスも充実しているけれど・・・

 そんなINSTERの唯一にして最大の問題は、やっぱりヒョンデの販売網の貧弱さですね。
 千葉県の場合、もっとも近いディーラーは横浜になるそうです。(今回の試乗車も横浜からもってきているそうで)
そうなると購入後のメンテはどうなるんですかねぇ、と試乗ドライブしながら確認すると、スタッフ氏曰くメカニックが横浜から取りにくる、て感じですかね」と。

 殊にINSTERは電気自動車です。メンテが気軽に受けられないのは購入検討のうえで大きなハードルになるのではないかなぁ、と思います。
やはり各都道府県に1店舗くらいの直営店か、少なくとも代理店を設置するだけでも、ユーザーの拡大に大きな効果を産むのではないでしょうか。

 前回の展開時には三菱が代理店業務を担っていましたが、日産傘下の今はそれも無理でしょうね。例えばテスラのディーラーに代理店業務を委託する、とか・・・は現実的に難しいのかな。

■かつてのあのクルマの後継?

以前のヒュンダイ日本展開時に試乗して衝撃を受けたのが、コンパクトカークラスのTBでした。

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クリーンなデザイン、ボディの剛性感、足回り、シートの出来 etc スズキのスプラッシュの先を行く、まるでドイツ車のような味付けで、非常に出来の良いコンパクトカーでした。その上、車両価格もすこぶる安い。まさにコスパ最強のクルマで、当時、我が家でコンパクトカーを探していたら購入検討していたと思います。

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今回のINSTERはコンセプトこそ違いますが、クラスは同じですし、全体のまとめ方からしてもTBの後継のように思えてなりませんでした(価格帯だけはまったく違いますが(^^;
その上、国産メーカーでは同カテゴリのEVモデルをリリースできていないなかで投入してきた意義も大きいと思います。

INSTERの出来が非常に良いだけに、販売網の弱さが台無しにしかねず、本当に勿体ないですね。

■サクラ vs INSTER

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試乗終わって我がサクラをドライブすると・・・
INSTERに負けるかと思いきや、あらあら、結構互角なフィールで嬉しくなりました。

航続距離こそINSTERの圧勝ですが、その他のボディ剛性感であるとか足回りのしなやかさであるとか、ドライブフィールであるとか、軽自動車規格故キャパの点で不利なサクラですが、INSTERに勝るとも劣らない出来。
そして、走る・停まる・曲がるの挙動については、細部の煮詰めのきめ細やかさは、僅かにサクラに軍配が上がるかな、と。INSTERも基本的に高いレベルでまとめ上げられているので高次元での戦いですが、僅差でサクラが上回っているように感じました。このあたりが「制振制御」として長年培ってきた日産の一日の長だな、と。そのあたりで、全体の扱い易さで「(なぜかは判らないけれど)なんとなくサクラを好ましい」と思うユーザもいるかもしれません。クロスオーバールックが良いとなれば、(航続距離が気にならなければ)ekクロスEVを選択する、ということもできます。

とまぁ、とにもかくにも収穫の多い試乗会イベントでした。BYDなどほかのメーカーも企画されたら、ぜひ参加してみたいものです。

■BYDといえば

そうそう、BYDといえばこのカテゴリの「シーガル」というどストライクのモデルがあるのに、INSTERに先を越された格好。今からでも導入してこないかなぁ、と思ったりもします。

(シーガルの試乗記は例えばこちらをご参照ください)

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Posted at 2025/04/20 18:13:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2025年04月19日 イイね!

サクラ納車1ヶ月の感想(その2)

さてさて、サクラ、大変気に入っていますが、気になる点はあるもので。

先に書いてしまうと、デイズ・ekワゴン系の自分の中では最大最強クラスの致命的ネック(大袈裟)だったリアシートの平板座面は、サクラ・ekワゴンEV発売時にだいぶ改良されました。

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具体的にはほぼ水平だった座面に、若干の後ろ下がりの角度がつけられた(形状も変更)ことで大幅に成人男性でも座り易く・疲れにくくなりました。参考に下は改良前のekクロスのリアシートです。

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分かりにくいかな(^^;

サクラのリアシートでもまだ太腿裏が浮いてしまいますが、腰の収まりが改善されたことで楽になっています。改良前は「居間の床に置いた座椅子」状態でしたので(^^;、最善ではないにしても、ここは一定の解決になっているかな、と。

■残念な点は主に装備面に集中


さてリアシート問題は一応解消されたうえでの残念ポイントは・・・いろいろ装備が削られてしまった点ですね。「え!?」と思う装備が削られていて、もはや笑うしかない、という状態(^^;

・充電ケーブルがオプション(^^;

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充電ケーブルが別売りオプション。カタログ見て苦笑(^^; 「充電設備が自宅にないので、最初から最後まで外の設備を使います」というなら不要ですが、そんなオーナーはひと握り(か皆無)では、と思います。ちなみに我が家のサクラは中古車だったので付属していました。

・オミットされた安全装備の数々

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デイズ&ルークス(ekワゴン・デリカミニ etc)系は軽自動車にも関わらずニーエアバッグを加えた7エアバッグを装備していることが自分としては大きな特徴と思っています。で、サクラは(少なくとも価格から)高級車だけに7エアバッグはデフォルト装備と思っていましたが、Xグレードは6エアバッグでニーエアバッグはメーカーオプション
まぁ、未だに新車で2エアバッグが買えてしまう日本車市場、6エアバッグ装備しているだけラッキーと思わないといけないんでしょうけれど、価格を考えると・・・ですね。

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また後席シートベルトについて、ロードリミッター付プリテンショナーシートベルトもオプション装備になっているのも残念


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デイズすらロードリミッター付なのに、サクラは標準装備されていない。ここもオプションで装備可能ではあるので、今後新車でXグレードを購入する方は、オプション選択にご注意ください
日産には次回マイナーチェンジでは標準装備にして欲しいですね。

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・他にもいろいろ
他にも助手席側のサンバイザーからバニティーミラーを削ったり助手席側のドリンクホルダーがなかったり(センターコンソールに用意されているけれど、結果的にデイズ・ルークスからは1つ減らされている格好)。

 また見えないところではエンジンノイズがないせいか、インパネ裏の静粛材が削られているようで、オカンが初めて乗った時にウインカーの音が耳障りだと。自分や家人には気にならない程度ですが、後期高齢者の彼女にはかなり気になる音量の様子。たしかにekクロス・スペースと比較すると明らかに音量が大きい。
 せめてもの対応でダッシュボードマットとセンターの開口部をトレーマットを置いて塞ぎました。電源ON時の音の音量は明らかに下がりましたが、ウインカー音は気持ち下がった?というくらい。

■航続距離はネガにならない

ちなみにサクラのインプレでは必ずテーマに上がる、「1回の充電で航続距離が短い」問題ですが、我が家はここは問題になりません。なぜなら航続距離がネガになる使い方をしないから、と身も蓋もない理由になります。サクラの航続距離が気になる場合、つまり遠出するときはもう1台の愛車、ekクロススペースを駆り出します。

我が家のケースで考えると、サクラを購入する条件は、
・2台持ちできる家庭。片方の一台はガソリン車もしくはハイブリッド車で。
・その上自宅に充電設備が設置できる
というのがあるかな。
これだけでもユーザー層は相当に絞られるのに、そもそも論としてサクラのデザインが好みでなければ振り向かれないわけで、実際はかなりニッチな市場だった、と。販売が苦戦しているようですが、欲しかったユーザには行きわたった、ということんじゃないでしょうか。

■コストカットにはワケがある

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日産デイズ
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日産サクラ

つまりはこのサクラというクルマ、軽自動車として成立させるには、リチウムイオンバッテリーの高コストが相当なハードルになっていたのでしょうね。

 デイズ + リチウムイオンバッテリー = サクラの値段 

というふうに真っ当にコストを積み上げると非現実的な値段となってしまう。
そこでデイズと同等の装備から1ひき2ひき・・・として今の値段と折り合いをつけてる感じ。

 デイズ ー デイズの基本装備 + リチウムイオンバッテリー = サクラの値段

ということかと。
ありていに言えば、パワートレインを除いた車両にかけたコストは実はデイズより(かなり?)安いんじゃないでしょうか。

リチウムイオンバッテリーのためにコスト管理はデイズ以上に厳しくその上で価格相応の高級車としての質感を実現する必要がある・・・上述のように安全装備のオミットなどはあれど、日産の開発陣はこの難問によく応えたとは思います。逆に言えば、
ルノーとの共同アーキテクチャーやNMKVの枠組みでコスト戦略などが進められたからこそサクラが実現し得たのでしょう。ある種の”奇蹟の一台”なのだと思います。

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そういう劇的なストーリー性をもっとアピールすれば良いのに、日産の社風故なのか、マーケティング戦略に反映されず勿体ないですよね。松たか子氏を起用した一連のCMのシリーズはクリーンですが、シロモノ家電感が強く、どちらかといえば女性層に迎合し過ぎ(しかも微妙に失敗している)なように思えます(失礼)。なので、バランスをとる意味で、メカニックを全面にフィーチャーしたバージョンの広告も展開してもよかったんじゃないでしょうか。このあたり、マツダはうまいですよね。マツダがサクラを売っていたら、もっと違う路線もあったかも、と妄想してしまいます(^^)。

話しを戻して、その奇蹟の成果?はここにあらわれてるね!というのを第3回に採り上げたいと思います(まだ続く(^^; )
Posted at 2025/04/19 21:20:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | サクラアレコレ | クルマ
2025年04月13日 イイね!

サクラ納車1ヶ月の感想(その1)

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あっという間にサクラ納車から1ヶ月経過して納車1ヶ月後点検を受けてきました。
ここまで乗った感想を。
結論としては我が家にとっては非常に良い選択になったと感じています!

もちろん残念なところありますが、そのあたりも含めてインプレを。
どんどん長くなってしまったので(苦笑)何回かに分けます。
今回は良かったところを。シルバーのサクラ以外の写真はwebサイトからのリンク画像です。

■良かった点

・明確に感じる新鮮なドライブフィール

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 率直にいって「走る・停まる・曲がる」に関しては不満はありません
 高い剛性感、しなやかな足回り、明らかな低重心からの走行安定性、EVらしいスタートからのスムーズな加速・・・EVの特性がいかんなく発揮された乗り味はたまらないですね。
 軽自動車規格ですが従来の軽自動車とも、言ってしまえば普通車とも違う新鮮なフィールを、多くのユーザが感じられると思います。
 それとともに、特にこの足回りは・・・・日産車というより往年のルノー車のフィールを思い起こさせます。というのは大袈裟かなぁ。でも実際そう感じさせます(^^)。
 CMFAプラットフォームは伊達ではない、ということかと感じました。

・操作に対する全体の挙動の質の高さ。
 停止から動き始める瞬間、加速から減速に移行する瞬間、直進から回頭に入る瞬間・・・という別のアクションに移る瞬間の挙動がマイルドかつスムーズ。
 EVなのだから何を当然な・・・と思われる人もいるかもしれませんが、EV車は従来のガソリン車、ハイブリッド車と異なりパワートレインと駆動機構までがシンプルでダイレクトなため、従来と同じセッティングをしていたら、もっとギクシャクした違和感をもってしまうと思います。サクラの場合、基本的にそういった違和感・不快感を感じることはなく、かといってダイレクト感は強く、ドライバーの意志が損なわれているわけでもありません。
 日産で「制振制御」と呼称する技術の面目躍如、ですね。これはオーナーになって長く乗るほどその特性の恩恵を感じると思います。実際、自分も「これほどのものか!」と日々感動しています。

・クルマとしてのデザインの完成度
 詳細は改めて書きますが、実はサクラは愛車に出会うまで、まったく興味の範疇外(失礼)だったんですが(^^;、
 ところが!販売店で後に愛車となるサクラを見たとき、張りのある面構成とそれでいて無駄のないラインに気付いて印象が180度変わりました。これはボディカラーがシルバーだったことも大きいと思っています。

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自分が一番好みなのがこの角度からのルックです。カラーリングの組み合わせでルーフが黒の2トーンになったり、Aピラーからリアに向かって金色のラインが入ったり、タイヤハウスがグレー系に塗装されたりもしますが、個人的にはこのなんでもないシルバー単色がソリッドでカタマリ感が高くて大変気に入っています。「サクラ」というネーミングやキャラクターイメージにはそぐわないかもしれませんが(^^;
そうそう、「水引をモチーフに~」というアルミホイールも、むしろこの黒い14インチのデザインの方が好みです。

このデザインについてはまた改めて書きたいと思います。

もちろん布張りのインパネも質感の高さは(軽自動車としては高いにしても)そこそこですが、むしろ非日常感の演出がすばらしく、魅力的ですね。

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・完成度高いe-pedal

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 その昔は「ワンペダルドライブ」と称していたシステムですが、初期の大味感はサクラのそれにはなく、細かい制動もアクセルペダルの調整ででき、慣れるととにかく楽です。ベストはプロパイロットのACCですが、サクラの場合XとGの価格差や、普段サクラで遠出を想定していない我が家には高い投資で、最初から範疇外でした。そんな中にあって、e-pedalは運転の負荷を下げる有用なツールになっています
 それとこのe-pedalのおかげでブレーキペダルを踏む回数が明らかに減りましたので先輩オーナーの皆さんの書かれている「ブレーキディスクがあまり減らない」というのはその通り!と実感しています(^^)
反面、前述したようにダイレクト感が強いEVの特性もあいまって、高いトルクを受け止めるタイヤの摩耗は明らかに従来の軽自動車より高そう、交換頻度が上がりそうです(^^;

そんなわけで我が家では満足度が高いですが、次回は残念なところを(^^;
Posted at 2025/04/13 22:05:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | サクラアレコレ | クルマ
2025年04月11日 イイね!

【お花見その2】「ほぼ満開」の桜と出会えました(^^)

サクラで佐倉に行った翌日に我が家のおなじみのH公園の桜を見に・・・行く筈がお昼前からあいにくの雨に。

・・・と、15時頃に雨が上がったのでさっそく行ってみました。

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路面は濡れているものの雨が上がり、ゆっくり桜を眺められる天気に。
そして雨天だったので人も殆どいない状態!こりゃラッキー!

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路面もしっとり落ち着いた感じ。そして花散らしの雨にはならなかった様子。思ったほど散っていませんでした。

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正確には「ほぼ」満開の状態ですが、いやいや、絶好のタイミングでした!

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そのままでも素晴らしいお花見なのに、やがて、雲も切れて陽がさしてきました。

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青空が見えてきて、陽光が! やっぱり桜は晴れの光に映えますね!

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・・・と、このタイミングを待っていたんでしょう、続々とお花見の人たちがやってきました。

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夕方にも関わらず、待ってました!と家族連れのクルマが続々と(^^;
最後にek~のリアと桜並木を一緒にパチリ。

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混み合う前に撤退しました(^^)
ブログには割愛しますが、いつもの”桃源郷”の桜の集落にも行ってこれましたし(以前のページにリンクしておきます(^^;
今年も愛車たちとともに、いいお花見ができた春となりました(^^)


Posted at 2025/04/11 18:31:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | ekクロススペースあれこれ | クルマ
2025年04月06日 イイね!

【お花見その1】サクラのサクラによるサクラのための

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春といえば、サクラのオーナーには満開の桜とのコラボ写真を撮らなければならないという鉄のオキテがあることはご存じと思います(ないない)。てなわけで桜の写真を撮りに。

で、千葉県には「佐倉市」という自治体あります。となれば、サクラとともに佐倉市の写真を撮らないワケにはいかないでしょう!(^^;
てなわけで、サクラで佐倉市へドライブ。

ただし、佐倉市の桜の名所といえば、例えば佐倉城址公園とか佐倉ふるさと広場とかありますが、どこも有名どころで混雑必至、とてもじゃないけど、ちょこっと立ち寄ってちょこっと写真を撮る、なんて気楽なことは無理。
そんなわけで、そういう”有名どころ”ではなく桜の見られる(撮れる)ところを探して行ってみました(^^)

1つ目はこちら。


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佐倉の工業団地に隣接しているこの公園、週末なので空いていると思いきや、土曜日も仕事をされているヒトのクルマが駐車されてていっぱい。ようやく隙間を見つけて駐車。

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無事に撮影完了(^^)
まだ時間に余裕があったので、もう少し周辺をドライブ。
予想通り、落ち着いてクルマを停めて写真撮って・・・てスポットはなかなかないですね~。いくつかの候補を廻ってようやくたどり着いたのがこちら。


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JR物井駅の近く、地域の公園として、お花見の方々、サッカーの練習のお子さんと見守りの親御さん、散歩の方々・・・と皆さんそれぞれの楽しみかたをされていました。

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念願の佐倉の地でサクラと桜をあわせてパチリ。
慌ただしくも楽しく春の写真を撮れました。

■おまけ1

帰る途中で、ふと思い立って、かつて佐倉市の宝だった(過去形)旧DIC川村記念美術館へ。
残念ながら今年の3月末で閉館、公園も5月から再開ということで、桜は咲いていましたが、駐車する場所がなく撮影は断念。
その近く、道路脇の枝垂桜をパチリ。畑の向こうの桜も満開でした。

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■おまけ2

千葉市に入ったところで満開の桜に出会い、思わずサクラを並べて撮影。

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(冒頭の写真はこちらです)

畑が道路から一段低く、桜の木がそこから伸びているので、目線の高さで桜が楽しめます!

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・・・・と、背後に近所にお住まいと思しき女性が通りかかり、こちらを眺めている。
「う、ここに無断でクルマを停めちゃったのまずかったかな」と思いつつ「き、綺麗ですねぇ、桜(汗)」と慌てて話しをすると、実はこの桜の持ち主とのこと!

以前は倍以上の本数の桜が植わっていたけれど、病気が発生したりして切らざるをえず、今は8本のみだそうです。
少し話しをしていたらやがて「綺麗な桜を、ゆっくり見て言ってくださいね」とやさしくご挨拶頂き、歩いていかれました。

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お言葉に甘えて写真を沢山撮り、思いがけず素敵な時間を過ごすことができました。

(次回こそはいよいよサクラが1ヶ月点検かな? ああ、その前にもう1回お花見の話しをを(^^))

Posted at 2025/04/06 22:33:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | サクラアレコレ | クルマ

プロフィール

「スズキのリキ入ったマイナーチェンジされたアルトが試乗してみたいのですが、販売店の試乗車は未だにMC前が殆ど。ようやくMC後が配車され始めました。ハイブリッドXが乗ってみたい!(マツダ版のキャロルでも良いんだけど)」
何シテル?   09/15 09:49
なとりです。よろしくお願いします。 クルマの話大好きです。暇さえあれば試乗に行って研究してます。 写真はそのうちに(^^;
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