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2011年12月15日 イイね!

遠い日の憧れ

作業は順調に進んでいる。
昨日はインマニのクロームパイプをカットし、下地処理までやった。

そう、下地処理。
このパイプを塗装するのである。
つまり2012バージョンからはクロームパイプではなくなる。

まずはこちらの画像を。

サンドペーパーで下地処理した後の状態。
すでに膨らみ部分はカットされている。

そしてサフェーサー。
なんだか不思議な物体のようになっている。
最近は塗料の性能がいいのでサフェーサー処理しなくても塗膜は丈夫だが、
今回はクロームに塗装するので念には念を入れる。

そして・・・・

マットブラックで塗装。
思いつきではなく、実はずっと前からやりたかったモデファイのひとつ。
あの美しいアルファV6のインマニを塗装してしまうなんて、と思われる方もいるかも知れないが、
私にとってはこの部分のマットブラックはある意味「遠い日の憧れ」でもある。


70年代のアルファロメオ製レーシングエンジン。
私がこのエンジンをAUTO-SPORT誌などで見たのは、
1976年にアルファロメオがブラバムのエンジンでF-1に登場したときだ。
当時の主流はフォードコスワースDFV。
前年の75年にはラウダがフェラーリでタイトルを獲得した。
コスワースもフェラーリも、共にインテークのエアファンネルはクロームだった。

しかし、アルファロメオはこの部分がマットブラックだった。

「カ・・・カッコイイ・・・!」
当時小学生だった私はなぜかこのマットブラックのエアファンネルに反応してしまった。
その後ラウダがドライブしたこのフラット12も79年に登場したV12も
やはりエアファンネルはマットブラックだった。
(ただしエアファンネルがマットブラックなのはアルファロメオだけでなく、マトラV12もそうだった)
確かにエアファンネルとインテークパイプでは少々赴きは異なるが
アルファV6の象徴とも言えるインマニをマットブラックにすることに迷いはなかった。

それにしてもレーシングカーのエンジンというのは
どうしてこんなにも造形美に満ちてるのだろうか・・・・。
こういうエンジンを造ったメーカーのクルマに乗っているということに誇りさえ感じてしまう。
Posted at 2011/12/15 21:47:13 | コメント(4) | トラックバック(0) | アルファロメオ156 | 日記
2011年12月14日 イイね!

もう後戻りはできない

今日は画像ナシで失礼。

昨日外したインマニのクロームパイプ。
実は今回のメンテナンスではけっこうな「目玉」になる予定。
機能ではなく見た目の上で。

昨日UPした膨らみ部分をカット。
これでもう後戻りはできない。
しかし何故ここまで「危ない橋」を渡るかというと、
純正ではブラックのラバーをブルーのシリコンホースに換えたいという
実にミーハーな理由によるもの。

ただ、実際にやろうとすると、これが簡単なものではないことに気付く。
まずパイプの膨らみ部分。
当初、これは上手く逃がすことができると思っていたが
どうやっても無理がある。
ならば切るしかない。

次に純正のラバーに近いサイズのシリコンホースが存在するかどうか。
これがなければこのプロジェクトはその時点で終了。
SAMCOをはじめ、ヤフオクなどに出品されてる大陸製も含め
随分と探したが、ピッタリのサイズはほとんどない。
具体的にはレデューサー(異径)ホースの50>42というサイズならピッタリ。
しかしやはり探すと見つかるもの。
HPIのラインナップにドンピシャの50>42というがある。
しかも値段も安い!

しかしこれで喜んではいけない。
というのも、詳しいサイズを把握しておかないと、使えるかどうかも分からない。
つまり50mm径の部分が何センチで、42mm径の部分が何センチか知る必要がある。
長ければカットすればいいので問題はないが、短い場合はNGだ。

しかしHPIのサイトにもそのあたりの寸法の記載がない。
となれば電話するしかない。
ありがたいことに電話に出た担当スタッフは「現物を計ってきます」と
実物で計測してくれた。

全長は70mm、50mm径部、42mm径部も共に27mmだそう。
思った以上に余裕のあるサイズ。
純正のラバーが全長48mmなので前後を1cm程度カットすればOK!

これでシリコンホースに交換できることが分かった。

そしてもうひとつあるのだが、これは明日にはUPできる予定。
ようやく金属磨きの修行から解放され、さらに突き進むのみ!

おっと、プラグも注文しなくては・・・

Posted at 2011/12/14 22:43:14 | コメント(4) | トラックバック(0) | アルファロメオ156 | 日記
2011年12月13日 イイね!

わかっちゃいるけどやめられない

昨日は嬉々としてインマニの台座磨きをUPしたが、その効果があったのはキャブ車の時代とのこと。

なんとも無駄なことをしていたものだ。

現代のインジェクション車ではその必要がないどころか、
むしろほどよく凸凹を残しておくほうがいいそうだ。

「ああこりゃこりゃ」である。

インテークバルブまでは手が届かないので
その周辺は手をつけなかったのは幸いか。

しかしここまできたらやっぱりキレイに磨きたい。
わかっちゃいるけどやめられない・・・である。

外したインマニのクロームパイプを見る。
アルファV6を象徴するようなこのパイプ。
ボンネットを開けると真っ先に眼に飛び込んで来る。

画像では上下が逆になっているが、コレクタータンクとインマニの台座を繋いでいる。
見えるところはともかく、裏側はさすがにけっこう汚れていた。
さらに、中はもっと汚れていた。
ブローバイガスはここまで来ていたようだ。
台座側はそうでもないが、コレクタータンク側は油汚れがベットリ!
しかしこれは鋳造品ではなく、ただのステンレスパイプなので比較的あっさり汚れは取れた。
ただ、思った以上に内側のザラザラはひどく、
結局けっこうな数のサンドペーパーを使うハメになった。

それでもキレイになったので気持ちイイ。

とはいえこのパイプ、どうしてもなんとかしたいところがある。
こちらの画像をご覧いただきたい。

右はコレクタータンクとクロームパイプを繋ぐラバー。
そして左のパイプの形状にご注意を。
ラバーから抜けないように(?)カエリがついている。
つまりその部分だけが膨らんでいる。
ラバーのほうもそのカエリを受けるべく凹型になっている。
これは製造工程で均一に同じ長さでパイプがラバーにはまるようにするためだろう。

まさか吸気ための工夫ではないと思う。

この膨らみをなくして真っ直ぐにしたい。
今まで色々と考えてきたが、ようやくそれが実現できそうなことが分かった。
機能的にはほとんど期待はできないので
チューニングというよりはモデファイといったところ。
モデファイ番長を自負してきたが、思えばエンジンルームをモデファイしたことはなかった。
実はずっとやりたいと思っていたことでもある。
データは揃った。
あとは必要なモノを揃えるだけ。

さて、楽しみ楽しみ・・・
Posted at 2011/12/13 21:51:30 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2011年12月12日 イイね!

インマニ磨き

インマニ磨きおかげさまで今のところ作業は順調に進んでいる。
恐らく私のメンテなので、きっとどこかで「どーすんのー!オレーーーー!!!」となるかも知れないが、今のところは自分でも驚くほど何事もなく進んでいる。

インマニを取り外して自宅に持ち込んだ。
先日塗装までしたコレクタータンクと、土曜日に磨いたインテークとを繋いでいるのがこのインテークマニフォールドということになる。
2種類のパーツで構成され、ひとつはアルファV6エンジンでは印象的なクロームのパイプ、そしてもうひとつはTOP画像にあるブロック(?)である。クロームパイプの台座のような役割になるのか。

とはいえこの台座、外して見るとビックリするほど汚れていた。
ブローバイの汚れがしつこいという話は昨日も書いたが
その凄まじさたるや「ガンコな油汚れに!」なんて謳ってるキッチン用洗剤でも歯が立たないほど。
私の場合は家内が以前購入したココマジックを使った。
意外と油汚れに強い。
けっこう苦労はしたが、他の洗剤よりは間違いなく汚れは落ちた。

そうなるとあとは磨くだけ。

それにしてもこのパーツ、これも鋳造なのだろうけど
外も中も相当なバリがある。
外もうっかり触ると手を切ってしまうようなモノもある。
中はやっぱりそれなりにバリがあり、しかも大きなバリを削った跡がこれまたスゴイ。
深いモノで1mmくらいのミゾになっている。
さすがに全部はキレイにできないが、出来る限りキレイに磨いた。

またまたビフォー&アフターの画像。
左がアフターで右がビフォー。
その違いがひと目でお分かりいただけると思う。


そして今日はこのインマニの研磨について少し調べてみた。
いくつか興味深い記事を見つけた。
私の場合はポートまでは磨いていないのでポート研磨ではないが
インマニの研磨も含めて、IN側の研磨については諸説あるようだ。

早い話、鏡面にする人もいれば、荒削りで終わらせる人もいるということ。

ガソリンが適切な噴射にならないから、あえて鏡面にしないという考えもあり、
(昨日どさんこY10さんがコメントしてくれた内容と同じ)
一方でレーシングカーなどは空気の流速を最優先するため鏡面仕上げにする、とある。

なかなか勉強になった。
私は磨くという手段を選んだのは流速を早くしたいというのと、
あの汚れの付き方は表面のザラザラと無関係とは思えなかったからだ。
それにこのノーマルの状態を見せられたら、洗っただけで元に戻す気にはなれなかった。

まさか自分でここまでやるとは思っていなかったが
その都度勉強になるし、作業自体も面白い。
ただ結果に期待はしないことにしている。
私が期待するのは「普通に動く」ことであり、
今回のメンテが何かしらの副産物を産むなど「高望み」はしていない。
Posted at 2011/12/12 19:23:01 | コメント(9) | トラックバック(0) | 日記
2011年12月11日 イイね!

インテーク磨き

昨日は『本当にあった怖い話』でお騒がせいたしました。

しかしその後も作業は進み、インテークバルブが見えるところまで到達。
インジェクターが刺さっているブロック(?)も外すことができたので
これも自宅に持ち帰ることに。

ただ、インジェクターを見るとビックリするほどの汚れが。
やはり12年モノである。

しかもこの汚れ、それほど量は多くないがけっこうしつこい。
1個1個ウエスで丁寧に拭き取る。
この汚れが直接噴射に影響していることはなさそうだが、キレイなのに越したことはない。

そしていよいよインテーク部のクリーニング。
まずは現状・・・かなり汚れている。


奥までウエスを入れ、なるべくパーツクリーナーや削った粉末などが入らないようにする。
まずは汚れを取らないことには何もできない。
しかしこの汚れ、相当しつこい。
なんと言えばいいだろう、単純に「油汚れ」とは言えないほどの頑固さだ。
手を付ける前は、油なんだからサッと拭き取るだけ・・・なんて思っていたがとんでもない。
パーツクリーナーを噴き付け、さらにパーツクリーナーに浸したペーパータオルで
ようやく汚れが落ちるといった感じである。

汚れを落とした後、内部を確認してみる。
やはりバリがあり、表面もけっこうザラザラしている。
ノーマルはこんなものだろうけど、やっぱりこれでは空気の流れもよくないだろうし、
ブローバイも溜まりやすいのではないだろうか。

鏡面仕上げは無理だが、少しでも平坦にすることはできる。
用意していた400番の耐水ペーパーで表面をならし、コンパウンドは2種類を使った。
ツルツルではないが、ザラザラがスベスベくらいにはなった。
やらないよりはずっといいだろう。
全部で6箇所はなかなか大変だったが、無事に終了。

それにしてもこの油汚れ、しつこいというだけでなく、
けっこう体積もあったのではないだろか。
それが空気の流れる通路にコケみたいにへばりついていたのだから
明らかに空気の流入量は変わる気がする。

昨日は日が沈む前に6気筒分全部やってしまおうと頑張ったが
日を改めてもうちょっと磨こうと思っている。
そういえば充電式のハンドドリルをもっていた。
それに回転式のサンドペーパーをセットすれば
かなり鏡面仕上げに近づけることができるはずだ。

滅多にここまで開けることはできないのだから、
今しかできないことをやっておこうと思う。
Posted at 2011/12/11 12:44:46 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「@ぼうんのう さん、バッテリーとエアコンまでやれば、走り出してすぐに効果を体感できますよ(^^)」
何シテル?   06/04 11:05
アルファ156 2.5V6で走ってます。 家内用にGTV3.0V6。
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