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2011年12月05日 イイね!

段差解消

段差解消昨日コレクタータンクを外し、スロットルと共に自宅に持ち帰った。

しかし冷静に考えれば今回の一連の作業の目的は『エンジンの健康増進』にある。
つまり昨年から悩まされている原因不明のエンジン不調から脱するために、今回の作業計画はスタートした。

ただ、これまでの分析などで、このエンジン不調の原因はECUの接触不良である可能性が非常に高く、そうなるとECUにあるコントロールユニットの清掃&接点回復などで対処できる。
もちろん不安定な固定方法なので、それも一緒に改善する予定。

と、考えると何もわざわざコレクタータンクまで外さなくてもいいのだが、
可能性のひとつと考えられていたプラグ交換もやっておきたい。
そうなるとコレクタータンクは外さなくてはいけない。
するとついでにインマニまで外してインテークやインジェクターのクリーニングができる・・・
などと普段はなかなかできない健康的なメンテが一気にできてしまう。

そして昨日からはじめているのがスロットルのバリアフリー化である。

145のときもそうだったが、何故かアルファのスロットルは意味不明な段差がある。
画像ではラインにしか見えないと思うが、
これは既に削った後で、実際には高さ(厚さ)0・3mm~0.5mmくらいの段差になっている。
これをなんとか削ろうと思っていたが、どんな道具でやるのがいいのか考えていた。
なんとなく感触を調べるために、手持ちの耐水ペーパー(240番)で削ってみた。
すると、もちろん相手(スロットルボディ)は金属なのでシャカシャカとはいかないが、
確実に削れているのが分かる。
これはひょっとして・・・と思い、
ペーパーの番数を150番まで粗めにシフトするとさらに削れる!
今回は耐水ペーパーでイケルことを確信した。

さすがにFRPのように短時間でガンガン削ることはできないが、
あの段差をなんとかマシなレベルにはできそうだ。
最後はコンパウンドを2段階くらいにして磨いていけばポリッシュ仕上げのようになるだろう。

その次はスロットルの電子ユニットの点検&クリーニングだ。
ある意味、最初のヤマとも言える。
なんといってもエンジン不調の原因は恐らくスロットルなのだから。
コイツがレスポンス良く動いてくれればクルマの調子は格段に良くなるだろう。

明日にはスロットルの段差解消が終わる予定なので
明後日からは電スロにメスを入れることになりそうだ。
Posted at 2011/12/05 21:40:12 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2011年12月04日 イイね!

めずらしく順調

めずらしく順調今日は久々の完全休養日。
ゆっくりのんびりである。

起床時間はそれほど遅くはなかったので午前中から早速作業にかかる。
まずはバッテリーの撤去。
これでしばらく156のエンジンに火を入れることはないのだと思うとなんだか寂しい。
でもやっぱり作業を考えればバッテリーは外しておいたほうがいい。

そしてエアクリーナーやスロットルを外す。
このあたりまではつい最近もやってるので順調に進む。
この時点ではどこまで作業が進むか分からなかったが、
とりあえずコレクタータンク裏側にある、
その機能がちょっと微妙なオイルキャッチタンクまで外せれば充分という見通しだった。

スロットルを外し終わり、いよいよ未体験ゾーンへ。
コレクタータンク裏側のオイルキャッチタンクの取り外しにかかる。
今回私がこの作業ができるのも、プラグ交換までの作業手順をUPしてくれた人がいるからだ。
本当にありがたい。
プリントアウトしたその手順は熟読してるので、もう見なくても大丈夫。

しかし、その人の156は初期型。
私のも初期型なのだが、登録が99年12月と限りなく00年式の後期型に近い。
憶えていた画像や解説の図と、私の156では明らかに違いがある。
それが今日手をつけたオイルキャッチタンク周辺なのだ。
なぜかこの時期のV6エンジンは片バンクからしかブローバイが排出されていない。
手本にした156のブローバイの経路はキャッチタンクから2系統。
ひとつはエンジンに戻し、ひとつはコレクタータンクへというもの。
一方私の156はどうかというと3系統になっている。
もうひとつ、何故かスロットル手前に繋がっている。

そういうこともあって、外すのに少々心配はあった。
しかしホースが1本多いだけで、特に面倒なことはなさそうだった。

ひとつひとつホースバンドを緩めていく。
調整式でないバンドはマイナスドライバーで弾くように外す。
すべてのホースバンドを緩めたことを確認して、今度はホースを抜く作業。

しかし・・・
これが12年落ちのクルマなのだ。
ホースがすっかり固まってしまっている。
マイナスドライバーでちょっとアオッてやるとようやく抜けそうになるが
そうなると今度は簡単にホースが切れる。
むむむ・・・年式を思えば止むなしか・・・などと考えながら
ホースを引っ張っていたら、特に手応えもなく・・・

千切れた。


崩れたといったほうがいいような千切れ方。12年モノなら仕方がない。


相当脆くなっていたに違いない。
12年間お疲れ様でした。
この辺はシリコンチューブに総取替えかな。
ブローバイの経路も見直そうと思っていたのでちょうどよかった。

結局午前の部は1時間もしないうちに終了。
私の作業にしては珍しく順調。

オイルキャッチタンクを外した状態。かなりスッキリ。
ここまでやるともコレクタータンクが外せる気になれる。



ここまできたらコレクタータンクまで外したくなる。
午後からは一気に作業を進める。
ここでも特に壁に当たることになく順調に作業は進んだ。
気が付けばもっともハードルが高そうだったインマニのボルトもすべて緩めることができた。
ただ、ここまで進むと思っていなかったので
クリーニングの準備をしていなかった。
キャブクリーナーや自家製の巨大綿棒など、道具を用意してからインマニは外そうと思う。

以外にもあっさり作業は終わり、
無事にコレクタータンクは取り外すことができた。
時間をかけて、じっくりリフレッシュしたい。
これでいつでもプラグ交換はできる。
O2センサーも簡単そうだ。

お持ち帰りとなったコレクタータンクとスロットル。まずはクリーニングかな。
スロットルはユニットも開けてクリーニングの予定。



しかしやっぱりアチコチでラバーや樹脂部品は寿命を迎えており
このあたりも手をいれておきたい。
SAMCOのシリコンテープがほしいところ。

大物ばかりでなく、隅々まで見てメンテすべきだろう。
12年間、コイツは頑張ってきたんだ。
元気にしてやるからな。
Posted at 2011/12/04 15:46:42 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2011年12月03日 イイね!

まずは点検

北海道はいよいよ本格的な冬になった。
雪がしんしんと降り続き、自宅近くにあるビルの温度表示には「-2.5℃」とあった。

今朝も北大構内を歩いた。

いつもは「カモ銀座」になっている工学部の池、通称「大野池」(池を作った大野教授に由来)も
すっかり氷が張っており、カモはまだ氷の張っていない横の人口川に4羽いただけだった。
この池は氷が張ってもカモが集まってきて
「カモのスケート」が見られるらしいので期待していたが
どうやらまだその気配はなさそうである。
氷の上をヨタヨタと歩くカモを是非見てみたいのだが・・・。


帰って来てから早速156のエンジン始動。
今日はあちこち点検するだけなのだから、別に火を入れる必要はないのだが
さすがに寒い!
ときどきラジエターホースで暖を取るほど寒い。

まずは「アクセルに反応しない」という最大のトラブルの原因であろうECUのコネクター。
156のECUはビックリするほど無造作に設置されている。
145は助手席のフロアカーペット下に深く眠っていて「重要な部品」という雰囲気があったが
156の場合はフロアカーペットの上にある。
しかもプラスチックのカバーで共締めされてるだけ。
とても「重要な部品」の待遇ではない。

それを私はプラスチックカバーも外してしまったものだから
ECU剥き出しの上に、グラグラの状態で放置してしまっていた。
MIYAJIMAさんの指摘でアルミステーを作って固定したが
今日改めて点検してみると、まだ固定の仕方が「甘かった」。
これならまた強烈なGがかかったときに再発の可能性大である。
もう1個ステーを作れば済むことなので、これも「計画表」に入れるとしよう。

続いてエンジンルームを隅々まで目視する。
するとなんとも見えていなかった現実が。
しかし見方を変えればそれだけ改善の余地があるということ。
エアコンとエアクリボックス撤去やバッテリー小型化のおかげでスペースができた。
そうなるとハーネスやホースなどの「長モノ」は取り回しを見直したほうがいいし、
ヒューズなどももう少し「美しく」配置したい。
汚れもそれなりにあるのでクリーニングもしておきたい。
それにしてもブローバイガスは何故片側のバンクからしか出していないのか???
それもかなり回りくどい取りまわしで。
このあたりもなんとかスッキリさせてみたい。
けっこうな軽量化にもなるかもしれないし。

今日の点検で今後のメニューを整理すると・・・

1:O2センサーの交換
2:サージタンクのクリーニング
3:スロットルのクリーニング
4:スロットルボディ入り口の研磨
5:プラグ交換
6:ECUの固定
7:インジェクターのクリーニング
8:インマニのクリーニング
9:純正オイルキャッチタンクの見直し⇒ブローバイガスの処理
10:アクセルペダル側のポテンショメータの点検
11:各種コネクタのクリーニング、コンタクトスプレー処理
12:各種ハーネス及びホース類の取り回し改善
13:ラジエターキャップ交換
14:ガスケット製作(インマニ&スロットル)

思いついただけでこれだけある。
まずサージタンクを外さなければ先に進まないが
この作業がもっとも大変そうだ。
しかしちゃんと必要な道具さえ揃えておけば、それほど難儀はしないはず。
一気にやろうとしないで長期戦のつもりでいこう。

これにオプションメニューが加わり・・・・
楽しい冬になりそうだ。
Posted at 2011/12/03 15:34:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2011年12月02日 イイね!

冬休みの計画

子供のころ、冬休みや夏休みの計画といえば、毎回「計画表」を作っていたものだ。
もちろんその通りに消化できたことはない。
「計画倒れ」という経験だけはできた記憶がある。

さて、「今年も残すところ・・・」なんて言葉が使われ始めた。
冬休み計画の季節である。
といっても勉強ではなくクルマのこと。

今年はやることが、いや、やりたいことがたくさんあるので計画を立てることにした。
とはいえ流動的に考えることにしている。
なんといってもやったことのないことばかりなのだから
作業が中断することもあるだろうし、なにかを開けて見たら「ガ~ン!」ってなことも有り得る。

実は今日も予定変更をすることになった。

明日、GTVと156のスロットルを交換する「実験クン」をやろうと思っていた。
しかし今日、仕事が早く終わったのでなんとなく156のエンジンをかけてみたくなった。
外は氷点下だが一発でエンジン始動は嬉しい。
暖機する間、スロットルのコネクターなどを触ってみる。
ポテンショメータの場所もおおよそ分かった。
水温があがったのを確かめアクセルを踏んでみる。

悪くない。

確かに6,500rpmから上で少々のガサつきはあるが
それでも以前ほどではない。
まあ氷点下のもと、ボンネットを開けていたらエンジンにしてみれば「空気ウマー!」なのだろう。
ドアを開けたまま、GTVでやるのと同じように小刻みにアクセルを踏んでみる。
GTVだと「ギュオッ!ギュオッ!」と吸気音が聞こえる。
156だと今ひとつその音が聞こえないというか、アクセルの反応が鈍い感じだった。
しかしそれはどうやら吸気音がマフラーの音にかき消されていただけで
156もGTVと同じようにアクセルは反応していた。

ということはスロットルの不具合ではなさそうだ。

もちろんスロットルの点検&清掃は「冬休みの計画」に入れるつもりだが、
この週末に予定していたGTVのスロットルと交換する「実験クン」は中止しようと思う。

それよりもハーネス類のチェックやサージタンク取り外しの作業にかかろうと思う。
その上で具体的な計画を立てることにしよう。
なんだか面白いことになってきた・・・・。
Posted at 2011/12/02 21:24:57 | コメント(6) | トラックバック(0) | アルファロメオ156 | 日記
2011年12月01日 イイね!

仮説・・・

インターネットというのは実に便利なもので、
ひと昔前ならば考えられなかったことが今では普通にできるようになった。

その便利さ、ありがたさを実感した。

156の不調を今いちど整理しているのだが、
今回もっとも顕著で悩まされていた症状は「突然アクセルに反応しなくなる」というもの。
例えば1~2周のウォームアップを済ませ、
アタックを始めた最初のコーナーを立ち上がると突然エンジンが吹けなくなる。
グリッドスタートで好スタート決めたのに三つ目のコーナーで既に終了など。
それでもサーキットからの帰り道は普通に動く。
なかなか症状が出ないというのも特徴だ。

さて、ネットで同じような症状の人がいないか調べていたが
それらしいものはずっと見つけられずにいた。

しかし、今日ようやく発見した。

国産車も輸入車も扱ってる整備工場のブログだった。
この156の場合はサーキットを走るクルマではないのだが、
症状は私のものと極めて似ている。
まず入庫してきた理由が「アクセルにまったく反応しない」というのだから。

さらに、
「症状が滅多に出ない。」
「出たときの感じだとアクセルにスロットルが反応していない感じ。」
「エンジンチェックランプ点灯。」

どれも私の156にも当てはまる。
ただ、症状が出ないことにはプロでもトラブル退治はできないらしく
この工場でもまるまる一ヶ月以上かかったという。

それほど長いブログではなかったが、とても勉強になった。

「一体このあとどうなったのか?」
「治ったのだろうか?」

ちょっとドキドキしながら読み進んでいくと、
電スロのポテンショメータという部品が怪しいと睨んだらしい。

ポテンショメータ?

なんか頼りない名前の部品。
しかしこのポテンショメータが原因ではなかったにせよ、
この部品は電スロを動かす上では重要なパーツのようだ。
ポテンショメータはアクセルペダルの奥とスロットル本体の2箇所にあるという。
場所的にいっても重要なパーツという感じ。

そしてこの工場ではなかなか症状が出ないことにけっこう焦ったらしい。
最後にはエンジンをかけた状態でひたすらハーネス類をゆすってみたという。
すると・・・・

エンジン停止。

もしや・・・と思い、コントロールユニットのコネクタをひとつひとつゆすってみると
特定のコネクタだけに反応することが判った。
そのコネクタがスロットルに繋がるものだったらしい。

この事例は非常に参考になった。
もちろんこの156と自分のケースが似ているからといって原因まで同じとは限らない。
しかしコントロールユニットの接触不良が「充分有り得る」ことが分かった。

そこでハッと思った。

この「アクセルにまったく反応しない」という症状、
9月のHGTS第3戦以降まったく発生していない。
もちろん滅多に出ない症状の上にほとんどサーキットでしか発生しないから安心はしていない。
しかし出るからには理由があるなら、出ないのにも理由があるはず。
9月のHGTS以降、156に何かしたか?

水温センサーの交換は以前にも書いた。
しかしもうひとつやっている。
メインECUの固定である。
Garage FUNさんでクルマを見ていただいたときに
ECUがグラグラしてますから固定したほうがいいですよ、と言われたので
アルミ板でステーを作って固定した。
ひょっとしたら効果があったのか???

確かに仮説は立てられる。
グラグラしていたメインECUがサーキット走行でのGで動き、
コネクタの接触不良を誘発していた。
一般道ではサーキットほどのGはかからないから症状は出ない・・・。

10月の最終戦でもドライで思い切り走れなかったとはいえ
件の症状は出なかった。
とはいえこの最終戦で新たに「レッドまで回るのが異常に遅い」という新たな症状も出てるので
引き続き点検はやっていくつもりだ。

それにしても知識が増えていくということは
前向きな気持ちになれるものだと改めて思った。
知らなければ不安になり、前を向く気になれない。

知るということ、引き出しが増えるというのは非常に大切なことなんだな。
まだまだ見ていくべきところはたくさんありそうだ。


Posted at 2011/12/01 21:19:27 | コメント(6) | トラックバック(0) | アルファロメオ156 | 日記

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「@ぼうんのう さん、バッテリーとエアコンまでやれば、走り出してすぐに効果を体感できますよ(^^)」
何シテル?   06/04 11:05
アルファ156 2.5V6で走ってます。 家内用にGTV3.0V6。
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