折角雪国住まいなので、雪道運転について書いていこうと思います。
これから初めての冬を迎えますとか、これから雪国に移住しますとか、そういう人の参考になれば良いのですが。
まず、雪が降る前に買っておくべき物があります。
・スノーブラシ
・スコップ
・雪解けスプレー
・スキー用手袋、適当な帽子
順番に説明します。
・スノーブラシ
こういうのです。

車に積もった雪を下ろすための道具です。
カー用品店やホームセンターで数百円で売っています。
これは半分使い捨てです。重い雪をどかそうと思えばアームが曲がったりします。
1シーズン使い切れればいいな程度の認識でいましょう。
ちなみに屋根の雪を完全に下ろさず乗っている人がいますが、あれ本当に危険だからやめた方がいいですよ。
ブレーキかけた時に屋根の上の雪がどうなるか、少し考えれば分かりますよね。
一度屋根の雪を下ろしてみればその重さを実感できると思いますが、あれだけの重量物をワイパーだけで処理できるかどうか考えてみてくださいね。
屋根の上の雪が一部凍っていて、走行風で飛んでいき、後方車両や歩行者に当たったとき、あなたがどう責任を取らされるのか考えてみてくださいね。
・スコップ
西日本だとシャベルって言うんでしたっけ。
とにかくでかい方のアレ。
こっちです。
スノーブラシで落とした雪は全部車の足下に溜まります。
これを必死こいてどかしてください。
少なくとも、車の前に溜まった雪をどかさないことには出発できませんので。
できれば金属製が望ましいです。
軽くて安いプラ製もあるのですが、凍結した雪の塊を処理するには金属でないと文字通り歯が立ちません。
両方持ってるのが理想。
車両の近くの雪を処理するときはボディに傷をつけないように気をつけましょう。
私はこれで初代アクセラに線傷をつけました。
・雪解けスプレー
超重要です。
ガラスが凍ります。ドアが凍って開かなくなります。
お湯をかけて溶かそうとすると温度差でガラスが割れます。
割れなくてもお湯や水で氷を溶かすと、その後残った水分が走行中・駐車中に凍結して帰るときに地獄を見ます。
雪解けスプレーはリアトランクに積んでおきましょう。車室内はドアが凍ったときに詰みます。トランクなら完全に開かなくなるほど凍結することはそうそうないでしょう。車載以外にも自宅玄関に1つ置いてあるとすごく楽。
凍ったフロントガラスは雪解けスプレーを使うか、前述したスノーブラシの柄に付いているスクレーパーでガリガリ削りましょう。
ちなみに窓の内側の結露が凍結することもあります。
これは諦めましょう。
(タオルとかスクレーパーで削れないことはない)
・スキー用手袋 適当な帽子
まさかこれまで書いたような作業を素手でやろうなどと考えていませんよね。
雪の降る中、素手で雪かきとかいくら何でも苦行過ぎます。
スキー用手袋はストックを持つために握りやすい形状をしています。滑り止めも付いているし保温性や防水性も完璧です。
意外と高価ですが、絶対におすすめです。ホームセンターのプライベートブランドなら比較的安く手に入ります。
信じていない人は一度素手や軍手で作業して地獄を見てみたらいいと思います。
帽子もあるといいです。野球帽とかほんとになんでもいいです。
軽自動車クラスのサイズでも、ちゃんと屋根まで雪をどかそうと思ったら5-10分ほどかかります。
その間頭の上に雪が降り積もるので、帽子があると風邪を引きにくくなるはずです。
他にもあると便利グッズはたくさんありますが、必須レベルの装備はこれくらいでしょうか。
雪の日の朝はいつもより早く起きて、お風呂を入れている間に雪を下ろして雪かきして、終わったら温かい風呂に入ってから出勤します。
雪かき後のお風呂は最高に幸せですが、心疾患などを持っている人は温度差で死なないようにしてください。いや本当に。
Posted at 2020/11/20 20:03:25 | |
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雪道 | 日記