
波乱といっては失礼ですが・・・;
選挙もF1も、
今までの『常識』が覆るような展開が進行しています。
ボクは消防の夏季訓練と、その打ち上げの合間を掻い潜って投票に行ったのですが、昔から保守的なはずの、
ここ
佐賀でも民主の大勝でした。
穿った見方をしてしまうと、自民が小選挙区で議席取れたのは民主が出馬していなかった区のみ!?
開票開始直後から民主の候補者に当確の表示が点っていく展開に、みんな思ってることは一緒だったのだねぇ;と改めて感心するほど、議席数が逆転・・・w(@o@)w
これから前例のないことがどんどん始まっていくのがはたしてどうなるか・・・不安でもありますけど。
政権交代
『試してみたけどやっぱダメだった』で終わることのないように頑張ってもらわなきゃいけません!
そしてF1でも・・・ベルギーGP
予選から予想外の展開が続き、ついには最後まで魅せてくれましたよ。
いい意味で予想を裏切る走りを見せたのは、
フォースインディア・メルセデスの
G.フィジケラ☆
もともとこのチームのマシンはロードラッグで空力効率が良いのか、どこのGPでもKERS車を凌ぐほど最高速伸びてるし、個人的にけっこー好きなチーム(元スパイカーだしね)なので、次戦イタリアGPで大プッシュしようと企んでたんですが・・・
ボクの予想よりも一戦前倒しで、このベルギーから猛威を揮い始めました。
なんとなんとで
激戦を制してのPP獲得!
高速コーナーもそんなに悪くないようです。
スーティルもいいタイムで上位につける機会が多かったのですが、残念ながら予選11位。
11位で『残念』といえるほどにマシンパフォーマンスは向上していました。
彼らのVJM02は軽タンアタックで速いだけでなく、それなりに重い状態でもタイム出てますし、レースペースも充分。
結果的にフェラーリ・ライコネンを攻め落とすには至らなかったものの、大殊勲の2位を獲得です。
チーム初ポイントは、初の表彰台、そして、あと1秒・・・あわや優勝!?という、本人達ですら予想以上の結末だったことでしょう。
もちろん、オープニングラップのクラッシュで他の有力ドライバーが脱落していったラッキーもありましたが、終始ライコネンに勝るとも劣らないペースで追い回していましたから、けして運だけではないはず。
これは、ますます超高速モンツァでの活躍が楽しみになってきましたね♪
その他、予選から上位に顔を出したのは
BMW、
TOYOTAなど、中盤戦では少し影を潜めていたチームが主となってます。
FP3ではハイドフェルドがトップタイムでしたし、クビサもなかなか速く、それぞれQ3で3番手・5番手。
ボクの私見で、ザウバーBMWは昨年の全マシン中最もカッコヨカッタF1.08から一転、今年のF1.09は一番カッコワルイマシンに成り下がっちゃってるんですが・・・
空力アップデートで開幕当初の形状からは徐々に変化し
(それでもカッコワルイが!!)速くもなってきています。
実際バレンシアから復調の兆しが見えてましたけど、今回4位・5位に入賞した勢いを見る限り後半戦上向いて行きそうです♪
そして、実質GP最速のドライバーを決するQ2をトップ通過し、フロントロースタート・・・燃料搭載量のこともあって優勝候補最有力と目されていた
TOYOTAのトゥルーリでしたが・・・残念ながら決勝スタートでウイングを壊して後退してしまいました。
ボクが注目していた予選タイムは、
1分44秒503。レコードには届かなかったものの、平均速度241km/hを突破しています。
最終的にQ2では上位9台までが1分44秒台をマークするというハイレベルな争いでしたが、
バトンやアロンソ、ハミルトンといったメンバーはその領域にたどり着けずにQ2敗退でした。
そこをなんとか踏みとどまったのが、
最近ノッテいるバリチェロ(4番手)と、ライコネン(6番手)。
決勝でもライコネンは最近の指定席!?6番グリッドから抜群のスタートを決め、1周目でフィジケラの背後の2位へ躍進。
そして、セーフティカー明けのリスタート後、オールージュ~ケメルの長い直線でKERSの威力を存分に活かして並び掛け、レ・コームのブレーキングでオーバテイク。
ついにトップへ浮上。
そういえばライコネン・・・対フォースインディアと対フィジケラのどちらともよく絡んでいるようです。。。
最近では勝ち(?)パターンが多いようですが・・・w
まずフォースインディアとしては、スーティルが上位に上がるとライコネンと絡んでリタイアというパターン。
フィジケラの場合は、まず2002年大雨で途中赤旗中断となったブラジルGP。
このときは裁定でジョーダンのフィジケラが勝利を手にしたものの、2005年スズカでの日本GPでは、最終ラップの1コーナーでライコネンのマクラーレンがフィジケラのルノーを交わして鮮やかにトップを奪うシーンがありましたよね。
もちろんそんなのドライバーがイチイチ気にしてるとは思えないんですが、今回は図ったようにピットのタイミングも合わせて真っ向勝負・一騎打ちの様相。
結果は辛くも1秒差・・・KERSを活かしてを制して逃げ切り、今年4回目、3回連続となる表彰台を、今年初の最上段『優勝』で飾りました。
もちろん
フェラーリチームも今季初優勝です。
まぁ、彼のチームメイトは最下位完走ですが・・・
チームのコメントを見ている限り、ハナからバドエルに期待してないようで・・・;
逆にその分ライコネンに集中してるからこそこの結果がGETできているのだとしたら皮肉なハナシですが(汗)
なんにせよ、1勝を上げたことでチームもドライバーも要らぬプレッシャーから開放されたはずなので、今後ますます力強いレースが出来るのかもしれません。
そうそう、大本命と言われていたものの、エンジン使用数制限の懸念からマイレージを稼がず、コンサバ戦略?もしくはセットアップも限界まで詰まっていない・・・?
レッドブル勢は、予選を8・9番手で終え、決勝は
ベッテルがファステストをマークしつつの3位表彰台でした。
今回は、目立ち度数少な目でしたね。
タイムシートを見てみると、やはり彼らは中盤の高速コーナー区間SEC.2で速いようですが、TOYOTAやBMWとはほとんど差が無く、似たような方向性だったようです。
コレに対して、フォースインディアは全開時間が長いSEC.1とSEC.3が非常に速いです。
やはり
メルセデスエンジンは強力・・・
そして、
ですね。
次戦はスパフランコルシャンをさらに上回る超ハイスピード・超レスダウンフォースのパワーサーキット、モンツァです。
当然フェラーリの地元ですし、ベルギーの結果に意気揚々と乗り込んでくるものと思われますが・・・
エンジンパフォーマンス面で見ると、メルセデス勢が他を圧倒していて断然有利な気がしています。
次点でBMWやフェラーリといった感じでしょうか?
逆にTOYOTAは、出力的にかなりのビハインドを背負っていそうです。
同じTOYOTAエンジンを使用するウィリアムズともども、区間最高速はフォースインディア勢に対して10km/h近く劣ってます>_<
BMWに対しても、5km/h近く遅れを取っている状態。
ボクらの走行会仕様マシンでも10km/h差があると勝負にならないのに、F1ならもう圧倒的とも取れる差じゃないでしょうか?
よくよくチェックしてみると、スパフランコルシャンのSEC.1に関しては、メルセデスエンジン車6台は全てトップ10以内のタイムです。
ダウンフォース量はそれぞれ違うとはいえ、やっぱエンジンパフォーマンス差はデカそうだなぁ・・・
エンジン本体の開発が出来ないとはいえ、補器類でのパフォーマンスアップは可能なハズなので、TOYOTAはもう少しなんとかして欲しいところですね!
あーそうそう。
今日7ZONE号満タン
給油してきました。
明日からイッキに5円/L値上げらしいので、タイミングも丁度良かったですね♪
燃費のほうは、プラグとか、オイルとか、エアフィルターもかなりやられてきてるはずですが、
コンスタントに7.5km/L付近をキープできてます。
ちょっと頑張って整備すれば8km/L超えれそうかも!?なぁんて思いながら更けてゆく8月最終日の夜でした。