
ご存知の通り【革命】みたいな意味のロシア語ですが・・・
この時期にこのタイトル!?と思い、ピンときたあなたはきっとモタスポ通ですねw
まぁ、写真見りゃそーでなくても分かるかf^_^;
はい。超久々にニュースの時間ですw
マクラーレンが、ペレス獲得を発表しましたよ~☆
あ、、、ペレスて誰?なんていう人は居ませんよね?
カムイ選手の相棒を務める22歳のメキシカンなんですわ。
本名は、セルジオ・ペレス・メンドーザだそうです。
メンドーなのでこれ以上の紹介はしませんけどもwww
いやはや、巷で流れてた予想とはちょーっと違った展開ですが、本人的にはこちらのほうがお得感タップリなはず。
なにしろ昨今は『ウチのが最速!』とは胸を張れないマシンが続くフェラーリに比べ、マクラーレンはハミルトンが乗った2007年以降ハズレ無しといった感じで毎年多くの勝利を挙げています。
序盤戦どれだけ不振であろうと、桁外れな開発力でシーズン末までには必ず最速クラスに顔を出し、コースによっては他チームがまったく手が付けられないほど圧勝してしまうことも少なくありませんでした。
短期間でこれほどまでに熟成を進めていけるチームは、多分ほかに無いでしょう。
来年ここにペレスが加入すれば、バトンとのコンビということで、タイヤに優しくロングランが得意なドライバーが揃うことになります。
二人のセッティングのベクトルが合えば、マシンもまとまりやすいでしょうし、イキナリ初勝利を上げる可能性も少なくないと思われますね。
なんだかんだで前評判を覆してハミルトンと互角以上に渡り合うバトンと比較される状況になるのも大変ですが、大きなチャンスを掴んだことは間違いありません。
とはいえ、
本来はフェラーリの予備軍(?)団体に属してたはずのペレス君。。。
当然、次の出世先はフェラーリで、今季不振を極めるマッサの代役という呼び声も高かったわけですが、陣営やモンテゼモロ会長が優柔不断に経験不足などを危惧して躊躇してるうちに大魚(たぶんね)をマクラーレンに掻っ攫われた格好ですかねw
もしや、イタリアGPでマッサとアロンソを立て続けに簡単にブチ抜いたのを根に持たれてる!?とか勘繰ってみたりねwwwまぁそんなことは無いと思いますけど。
もしそんなことがあったらスクーデリアフェラーリって肝っ玉がちっちゃ過ぎますよねぇf^_^;
マクラーレンは今回、大きな決断を下したといえますが、それ以上に大きな決断だったのはハミルトンとの決別でしょうね。。。
これまでバトンが乗りこなせない状態のマシンでも、ハミルトンは異次元のスピードを見せつけてマシンと自身の存在感をアピールしてましたから、マクラーレンにとっても切るに切れない縁だったように思うのですが・・・
バトンが当初の期待以上の働きをしていることもあり、決心がついた感じでしょうか。
とはいえ、近年のマクラーレンの強さはハミルトンの功績抜きには語れないものだといえるはずです。
その彼が抜けた大きな穴を埋めるには、現状手を打てる範囲ではペレスが一番強くて大きいピースだったように思いますから、いい選択だったのではないでしょうか。(それでもハミルトンと比べると不足感は否めませんが)
そして、イマサラ繰り返しますが・・・
ハミルトンは、幼少のころからサポートを受けてきたマクラーレンを去ることが決まりました。
行く先は
AMGメルセデスで、3年契約だそうです。
まぁ銀色に変化はないわけか・・・
ホントかウソか知りませんけど、来期からはAMGの銘が抜ける!?というウワサもあるメルセデス。
でもハミルトンを獲ったからにはもう少し予算と気合を突っ込まざるを得ない格好かもしれないですね。
まぁ年俸ばっかり高くて追突&通せんぼ爺になりつつあるミハエルよりは安くて良い買い物なのかもしれませんけどw
ちなみに、チームメートは、カート時代からのライバルでもあるロズベルグですね。
メルセデスの今季のマシンは、序盤にこのロズベルグが1勝を上げているとはいえ中盤戦以降はパッとせず、表彰台からも遠のいてます。
今や、他のチームからすれば直線番長で抜きにくいうえに、タイヤのデグラデーションが大きくて決勝ペースはあまり上がらないオジャマムシといったイメージが付きまとっているのではないでしょうか。。。すくなくとも、ボクはそう見ていますf^_^;
シーズンが進むにつれて中段に埋もれていく展開というのは、継続的な開発力においては一抹の不安が残りますから来期ハミルトンが満足できるマシンを用意できるかはちょっと疑問ですけど。。。
2009年にはチャンピオンを獲得したブラウンGPの流れを汲んでいるチームですし、チームを取りまとめる代表はそのロス・ブラウン。
チャンピオン獲得の一翼を担ってその原動力となったダブル(マルチ)ディフューザーや、今季の直線番長たる所以の、他に先んじて導入したWダクト、ダブルDRSなど、飛び道具!?的な先行開発力は侮れないものがありますから、しっかり立て直して大化けする可能性がないこともありませんよねw
そしてまた、
マクラーレンという『温室』育ちでデビュー戦で表彰台を獲得し、初年度から勝利を重ね、チャンピオンシップを争ってきたハミルトンにとっても、この移籍1年目は特に正念場となることでしょう。
2008年のアロンソ(ルノーへ出戻った)のようにちゃんと腐らずやれるか、注目です。
それにしても、ペレス君の大抜擢でかなり出し抜かれ感満載のカムイ選手・・・
今回ばかりは表彰台の2、3回ドコロじゃない大きな差がつくヨカンですね。
とはいえ、マクラーレンのこの決断を推し進めた根拠になったのはチームメイト小林可夢偉の実力を評価してのだとも考えられますから前向きに捉えることにしましょうw
なぜって?
今までカムイ選手、F-1では年間を通して、どのチームメイトに対して優位に過ごしてきています。
デビュー後2戦目レースのアブダビでは、大先輩トゥルーリを抑えての6位入賞でしたしね。
それが、これほどまでに大差で・・・ほぼダブルスコアとも言えるほどに水を開けられてリードを許した選手は正直ペレス以外には居ませんでしたからね。
カムイが運に恵まれてないのもありますが・・・これらを冷静に見れば、ペレスが近年なかなか現われない逸材であることは間違いないです。
まぁモナコで2年連続予選クラッシュしたりと荒削りな部分はまだ残っていますが・・・
それは今後バトンを見習っていけば良いことでしょうか。
たとえ彼の今季の好成績が運を味方に付けている面が多分にあるとしても、運を引き寄せるのも実力ですし(アロンソがその好例)、その運が発動したときに適切なポジションを走っている実力が伴わないと結果には繋がりませんからね。(悪例:苦労雀&○ドナドw)
あと、考えようによってはザウバーがペレスを失うことが決まった今、カムイまで放出する可能性は減少方向になるんじゃない?という、日本のレースファン(カムイファン?)にとっては希望を持てる条件も増えるといえそうです。
単純に今季のパフォーマンスだけでペレスと比較されると、ちょっと来期のシートがヤバイ雰囲気が漂ってましたし、本人的にも『来期はまったく分からない』というコメントをしているくらいですしね。
本来強気な彼なら、自信があればもうちょっと楽観的な発言になりそうなものなんで、チーム内の雰囲気もそんなに良いものじゃないのかもしれません。。。
ところで、ペレス君、、、
来年マクラーレン行くとなればヘルメットはBELL⇒ARAIに変わるんでしょうかね?
バトンも、マクラーレンに移籍してからBELL⇒ARAIに変更していますし・・・
それと
ハミルトンも、ARAI⇒シューベルトのヘルメットに変更したりするんでしょうか?
現在のメルセデスは、ミハエルもロズベルグもシューベルトのヘルメットですし、、、大規模なチームはそのあたりも決めて風洞実験をやる関係上、(スポンサーの絡みもあり?)しっかり統制を取っていますしね。
ハミルトンは、優勝トロフィーとヘルメットには相当コダワリが強いようですから、そのあたり個人的に注目したいなぁとか思ってます。
こんな感じで、ストーブリーグに連動してのヘルメットのシェア争いについても興味津々なボクです♪
2013年シーズンも楽しみなシリーズが展開されそうですね!
と、その前に来週末は鈴鹿での日本GPです♪
チャンピオンシップも大詰めですし、そのあたり動向も注目ですが、それ以上にドライバーズサーキットの鈴鹿を各陣営がどう戦うか楽しみです。
昨年、一昨年と、デグ1でのコースオフやクラッシュが目立ったんですが、今年は西コースも舗装が新しくなったんですかね?
グリップが上がってるでしょうから、以前より走りやすくなるでしょうし、東コースと西コースの感覚の差も減ってセッティングしやすくなったりもするのかも知れません。。。
これらにより、昨年よりもタイム的に上がってくる可能性はあります。
とはいえ昨年の予選PPタイムより1秒半短縮しないとコースレコードには届かないわけですが。
昨年は、予選アタック中130RをDRS全開のまま通過するドライバーはほんの一握り(赤牛+カムイ)でしたが、今年はドーなのか・・・来週楽しみですねぇ(^-^)
最後に表題の問い(?)に戻りますが、ここまでの流れで分かるとおり、答えはNO!となります。
来年は、
ペレスハヤイヨwwwタブンネ
以上、7ZONEがちょー久々のF-1ネタをお送りしましたf^_^;
あーつかれたw