リアスタビブッシュ剥離

サスペンションを動き易くするためリアスタビのブッシュを剥離しました。

ブッシュ剥離後に装着するズレ防止用カラーの装着位置をマスキングテープでマーキング。

別の方が使用していて具合が良さそうだった彫刻刀をAmazonで入手し、滑りを良くするためシリコンオイルを吹き付けてからスタビに刃を添わせて一周ぐるっと押し切ったら、片側5分位で拍子抜けするくらい簡単かつキレイに剥離できました。

※刃が反対側に貫通して怪我をしないように軍手等を着用して作業して下さい。

若干残ったブッシュの残骸を400番のサンドペーパーで除去し、塗膜が薄くなった箇所は黒のタッチアップで肉盛りしました。

位置決めに巻いたマスキングテープの縁をペイントマーカーでなぞってマーキングし、セパレートカラーの滑り止めに1mm厚のゴムシートを巻き付けてから外径24mm・内径12mmの岩田製作所のベアリング固定用セパレートカラー(SCSS1212SLB2)を装着し、シリコングリスを塗ったブッシュを元の位置に戻しました。

※純正スタビの外径は11mmですが、内径12mmのセパレートカラーのネジを全締めすると狭方向10mmになるのでサイズは内径12mmの物を選んで下さい。

外径が小さいベアリング固定用のセパレートカラーを使ったのは、スタンダードタイプだと外径が30mmでステーや台座の金属部に接触するからです。

ズレ防止だけであればホースを縦割りにして結束バンドで固定しても問題無いと思います。

https://www.iwata-fa.jp/html/product/item_detail.php?id=273