
前回、あまりに酷い整備工場に修理を依頼したこともあり、全く治っていなかった症状を改善すべく、友人に紹介してもらった別のショップに行ってきました。
オーナーは、燃費が悪いと言う私の話しを聞いて、早速、作業に入ります。
「音から判断すると、1気筒死んでる気がしますよ。」との事。おいおい、こちとら、最近まで違う整備工場に何ヶ月も預けてたんだぞ、しかも、いくら前払いしたと思ってるんだ。まだ返金もされてないんだぞと思いつつ、ハイハイと言いながら、作業風景を見つめます。
先ずはオイル漏れの激しい右のエアクリーナーから外していきます。オイルで濡れているのが素人目にもわかります。(右手前のアース線は前の整備工場での作業。効果は謎。昔、流行ったけど、たぶん意味がないとの事なので、後日、撤去予定。)
エアクリーナーを分解すると、フィルターも湿っているので、フィルターも交換となります。ただし、フィルターの在庫が無かったので、後日の交換となりました。
しかし、豪快に漏れてますね。蓋?の裏側までオイルがベッタリです。
空気とガソリンを泡状に変換するメインジェットとエアージェット?の番数を確認します。初期値の110と200のままになっていたので、130と170で調整することになり、交換完了です。
お次はプラグの状況確認です。
下の1番がえらい事になっていました。こちらが死亡箇所ですね。

2番から4番は逆に白くなっています。ジェットセットの設定の影響で希薄燃焼になっていた様です。
しかし、かなり年季が入っていますね。最近変えた感じではなさそうです。
結果、プラグは4本とも交換する事になり、本日、交換完了です。
デスビの状態の確認。これも長い間、交換されてないとの事で、後日、オーバーホールとちょっとした細工をする事になりました。
ファンベルトもキツすぎるとの事で微調整。
ショップ的には性能や入手のし易さを考慮に入れて、ポルシェ純正より日本製のベルトを推奨しますとの事。
上記の作業後にキャブの最終調整をしていきます。
回転数を調整して、2回実施した試乗の際に、私が申告していなかったアクセルの振動と所有者も知らなかったボアアップ済みの可能性を指摘されました。振動の原因はクーリングファンが正しく回ってない事による影響が高い気がするが、ネジが緩んでいた箇所があったので、それを締めただけで治る可能性もあるとの事。ただし、最悪、エンジンを下ろしての作業も必要になる可能性があるため、本日の作業は以上で終了となりました。
因みにエンジンとアイドルジェットの詰まりはなさそうとの事で、大掛かりな修理にはならなそうとの事。
以上が初めましての挨拶から3時間半での作業になります。
うーん、プロだね。
これだよー、私が求めてたのは。
Posted at 2024/07/18 15:23:16 | |
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