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2008年11月09日 イイね!

車庫証明の悪夢再び

RX-7を保管してあるガレージは自宅から2km以上離れた場所にある。

普通乗用車の登録には、「自動車の保管場所の確保等に関する法律」(俗に言う「車庫法」「保管法」)に基づき、保管場所を確保しなければならない。
ユーザーなら誰でも知っているであろう「車庫証明申請」というやつだ。

だが、まじめにやると車庫証明が取れない。
違法な行為ではないのに、警察はガレージを「保管場所」、あるいは「使用の本拠」として認めてくれないからだ。
エリーゼの新規登録をしようとしたらまたこの問題にぶつかって余計な手間を強いられている。
その一方で、わたしの自宅周辺には青空駐車は横行している。
まじめにやるのがバカバカしくなってくるねぃ。

-----以下、退屈な法律の話。

わたしが言う「青空駐車」とは、「自動車の保管場所の確保等に関する法律」で禁止されている次の行為を差す。
1.自動車が道路上の同一の場所に引き続き12時間以上駐車することとなるような行為
2.自動車が夜間(日没時から日出時までの時間をいう。)に道路上の同一の場所に引き続き8時間以上駐車することとなるような行為
を差す。


保管場所ってナニ?
保管法から抜粋すると次のとおり。

第二条  この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
三  保管場所 車庫、空地その他自動車を通常保管するための場所をいう。


以上、終了。
法律上、自宅から2km圏内とは明示されていない。

2km圏内と言う決まりはどこから?

「自動車の保管場所の確保等に関する法律施行令」という政令に次のように記されている。

第一条  自動車の保管場所の確保等に関する法律 第三条 の政令で定める要件は、次の各号のすべてに該当することとする。
一  当該自動車の使用の本拠の位置との間の距離が、二キロメートルを超えないものであること。

ガレージは「使用の本拠の位置」ではないのか?
自分で所有する土地で保管・整備して、そこを拠点にサーキットへ走りに行くのだから、「使用の本拠の位置」になるはず。
「使用の本拠の位置」ってナニ?

平成3年5月3日発布の警察庁丁規発第52号によるとこうだ。
第1 総則関係
1 定義
(4)自動車使用の本拠の位置
法の定義はないが、原則として、自動車の保有者その他自動車の管理責任者の所在地をいい、通常、保有者が自然人の場合は、その住所または居所、法人の場合は、その事務所の所在地をいう。この場合において、保有者の住所とは、保有者が該当自動車を使用して営む生活の事実上の根拠地となっている場所をいい、多くの場合は、住民票に記載されている住所と一致する。

原則として住所」で「多くの場合は住民票に記載されている住所」だ。
しかも、法の定義はない。
たとえば、別荘にクルマを置くこともできるらしい。

平成15年10月15日警察庁丁規発第74号から抜粋すると次のとおり。

4 「使用の本拠の位置」の認定に係る具体的取扱い
ウ別荘の場合
保有者等が、夏季などに長期間継続して又は頻繁に別荘で生活している場合に
は、当該別荘が、自動車を使用して営む生活の事実上の拠点となっており、かつ、
当該自動車の点検整備、運行管理等その使用を管理する機能を有しているときは、
その所在地が使用の本拠の位置として認められることもあり得る。

いずれも「生活の本拠」とか「生活している場合」とあるのがひっかかる。
寝泊りできなきゃだめなのか?
しかし、ボートトレーラーの中には、所有者の住所が愛知県であるにもかかわらず、その使用の本拠の位置は琵琶湖の湖畔にある賃貸駐車場で認められているものもある。

なお、丁規発第○○号とか丙規発第△△号というのは、法律ではない。
警察が手続きや取締りをする上で、解釈基準を設けなければ動けないから「こういう風に解釈しますよ。」という、警察庁の内部で取り交わされる通達に過ぎない。

まとめると
わたしのガレージが「保管場所」と認められないのは違法だからではない。
警察が前例のないパターンを嫌って認めようとしないだけだ。
Posted at 2008/11/09 02:58:55 | コメント(5) | トラックバック(0) | ガレージライフ | 日記
2008年11月08日 イイね!

MORE BOOST! (もれブースト)

MORE BOOST! (もれブースト)「吸気音がすごい」
「思ったよりマイルド」
と評判の、わたしのRX-7。
吸気音は、ブースト計が正圧を差すとシュゴーとうなる。
加速は、回転数をある程度上げないと、トルコンスリップが大きいようにも感じる。

正直、オーナーのわたしも「あれ?こんなだったかな?」と思っていた。

こないだまで乗っていたBMWの遮音性能と比べたらこんなものかもしれないなぁ…
むき出し型のエアクリーナーだしなぁ…
久しぶりにオートマ乗るし、加速なんてこんな程度なんだろうなぁ…
踏めばそれなりにロケットダッシュするしなぁ…

そうやって自分を納得させつつも、ブローオフバルブの故障も念頭においていた。
どうも音の発生源が、エアクリーナー付近というより、むしろブローオフバルブの付近に聞こえるから。
アクチュエーターがバカになっていて、加速中でもリリースしてしまっているかも。
中古で買ってきたこのクルマ、前のオーナーの好みでブローオフバルブが社外製の大気開放型に交換されていた。
そろそろ純正パーツを、部品取り車から移植しようかとおもっていたところ。

交換手順の下調べにボンネットを開けて覗き込んでいたらとんでもないものを見てしまった。

ブローオフバルブへつながるゴムパイプがぶっつり切れているのだ。
これじゃあブーストだだ漏れだわね。

春先にチェックしたときは見られなかった。
見えないところから少しずつ亀裂が広がっていたのだろうね。

この状態でもアクセルを踏み込めば0.5kgf/cm^2のブーストがかかってるから、発見が遅れてしまったなぁ。
負圧時は、フィルターを通さない空気をここから吸い込んでるわけだから、エンジンによろしくないねぃ。
早々に修理しなくては…
Posted at 2008/11/08 00:21:35 | コメント(3) | トラックバック(0) | RX-7日記 | 日記
2008年11月05日 イイね!

ブービートラップ

ブービートラップわたしが住む住宅街のある一角。
ここは道路幅が約4mで続いている。
標準的な乗用車ならすれ違いも可能だ。
しかし、写真中央付近から奥へ20mの長さに渡って私有地が張り出している。
この部分だけおそらく幅員3.5m程度で、片側交互通行を余儀なくされる。
どこにでもある平凡な風景だったのだが…

写真中央部に注目して欲しい。

先週出現した、中途半端に高さのある真四角な花壇。
新しくて真っ白な石材が周囲から浮いている。
だが、どう考えても、純粋に花壇が欲しくて増設したようには見えない。

この家の主はいったい何を考えているのやら。

少し車両感覚が鈍いとクルマのわき腹を引っかけそうじゃないか。
15km/hでここに引っかかったら、花壇の角がボディに突き刺さるだろう。
リセールバリューがた落ちの被害がおよぶ確率は高い。

ほう、よく計算された罠じゃないか。(感心

玄関前のアプローチに、よその車が乗り上げるのがそんなにいやなのか。
それとも玄関脇に停めてあるクルマの鼻先を当て逃げされたのか。
住宅街を抜け道として利用する輩が多くてうんざりする気持ちもわかる。
自分の土地なんだから、建築基準に触れない限り何を作ってもいいさ。

それにしたって、これはえげつない。
角の高さが乗用車の窓より低いのにも意図を感じてしまうのはわたしの色眼鏡か。



京都-滋賀間の山中越えにある、謎のトラップを思い出した。
もう5年ほど前になるのだけど、2人の知人が立て続けにクルマを損傷したのだ。
いずれも滋賀県側からの登りで、左カーブを少しインに寄せすぎたらしい。
何番目のカーブかまでは本人たちももう憶えてはいなかった。
運転していた本人たちには見えなかったけど車体の左側面に何かが当たった。

一台はプレーリージョイ。
左フロントドアからクォーターパネルに至るまで深く鋭利な傷になっていた。
リアドアは歪んで板金では修復不能だった。

もう一台はRX-7。
左ドアのドアノブ下からクォーターパネルにかけて破損した。
クォーターパネルは5cm四方の大きさで鉄板がごっそりもっていかれていた。

そこにはナニカがありそうだった。
スライドドアを歪ませ、ボディパネルを引きちぎるナニカ。
そんなにやわな構造物ではないらしい。
工事現場にありそうな立て看板や、路肩ポールの類ではなかっただろう。
普通に走っていて、インに寄りすぎただけで当たるなんて、一体何がそこにあったのだろう?
バイクが当たっていたらと思うと背筋がぞっとする。


写真の花壇も、自転車に乗った子供がヘマしたら、流血しそうだな。
Posted at 2008/11/05 16:44:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | 街で見かけた… | 日記
2008年11月04日 イイね!

琵琶湖の魚

琵琶湖の魚琵琶湖の島へ観光船が渡る彦根港。
クルマを停めて、積んできた自転車で湖岸をポタリングするには良い拠点。

乗船口に掲げられたイラストに目が留まる。
「びわ湖にすむ魚」としていくつか魚の姿が描かれている。

アユ
ニゴロブナ
ゲンゴロウブナ
ビワコオオナマズ
ビワマス
ホンモロコ
ビワヒガイ
オオクチバス
ブルーギル


チトマテ最後の二つは…
生態系を崩す環境問題、漁民を脅かす社会問題として取り沙汰される外来種。
ここでは公認なのか?

誰もツッコミ入れなかったんだろうねぃ。
まあ、棲んじゃってるのは事実だもんねぃ。
Posted at 2008/11/04 21:06:53 | コメント(4) | トラックバック(0) | 街で見かけた… | 日記
2008年11月03日 イイね!

ポルシェに一目ぼれ

ポルシェに一目ぼれ彦根の中心街にほど近い、つまり比較的古い時代に発展した地域に小さな中古車屋がある。
看板のヤレ具合が昭和のにおいが感じさせる。
猫の額ほどの敷地にクルマがびっしりと並び、一番奥にユニットハウスの事務所が見える。
通りから見える限りでは、15万~30万程度の値札をつけたものばかり。
新車当時はバカ売れしたため、中古車相場が値崩れしてしまったような車種や年式のクルマたちだ。

そんな中古車屋の正面には、いつもちょっと珍しいクルマが置かれている。
はっきりとは覚えていないけど、プジョー405だとか、ランチア・テーマだとか、そんな感じの珍しさ。
ああそうだ、日本に現在のような輸入車販売網が無かった頃の年式じゃないかな。
せいぜい、ヤナセが広く世間に認知されていた程度だったか。
大きな町に行けばかろうじて敷居の高い販売店がある。
きっとそんな時代の輸入車だから珍しいんだ。

そういう、珍しいけど興味がわかないクルマが何度か入れ替わっていった。
それが2ヶ月ほど前のある日、通りを行きかうクルマのライトに照らされる、空色のボディがわたしの目を釘付けにした。

その名もポルシェ914。
ボクスターよりはるか以前に販売されたミッドシップ・ポルシェだ。
暗がりの中に、リトラクタブルライトやBピラーを見て、ベルトーネかと思った。
それにしてはシルエットに鋭利な感じが足りない。
帰りの道すがら、後方から見て気がついた、テールランプが持つ造形のアイデンティティはポルシェのそれだと。

そのスペックも歴史も知らないけれど、なぜか惹かれるこのオーラはなんだ。
ヴィンテージポルシェに興味なんてなかったのに。

ポルシェなら911だとか、リヤエンジンだとか、そんな常套句は聞き飽きた。
わたしにとってボクスターの上位にいるのはカレラGTだけ。
だけど、目の前に現れた914はボクスターを凌駕するほどの魅力を放つ。
こいつがダバダバダバ…と、旧ビートルのエキゾーストビートを奏でて走るのか。
卒倒してしまいそうだ。

もう少しでエリーゼのライバル選択肢になっていたところ。
だが悲しいかな、いくらわたしが節操なしでもさすがに手が出せない。
甲斐性も無いから、旧車のコンディションを維持するほど手をかけられない。

かわいい子猫ちゃん、いいヒトに拾ってもらうんだよ。
Posted at 2008/11/03 21:45:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | 街で見かけた… | 日記

プロフィール

「今日はiQ GRMN で三瀬峠を攻略に来ています。
たのすぃ〜
福岡県側より佐賀県側の方がリズミカルなくねくね道で好物です。」
何シテル?   09/07 20:21
ボンサイスト 心得の条 我が車 我が単車 我が躯と思ひ 盆栽の儀 あくまで自己満足にて 己の技量無く 凡才いかにても覆らず なお 死して屍拾う者なし...

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