FocusSTにエンジン警告灯が点灯したので、診断してみようと思い、
先日OBDⅡ診断機を買いました。
LAUNCHというメーカーのCR529という機種です。
Autelなどの同価格帯の製品に比べて、日本語も最初から使えるし、
O2センサーテストとか排ガステストなど、できることが多くてお買い得機種です。
さっそく診断したところ、DTC P0193というコードでした。
燃料圧力センサーが高い値を検知した、という旨のエラーです。
その場でリセットしたものの、エラー内容を調べてみると、
原因は燃料圧力センサーの故障で、燃料供給の圧力が高くなってエンジンに多目の燃料が送り込まれるため、
放置しておくとアイドリングが高くなったり、燃費が悪くなったり、
余計な燃焼によるカーボンが溜まったり、排気ガスが濃くなったり、いろいろ問題を起こすので
燃料圧力センサーを交換をした方が良いとの事です。
確かにアイドリングは1200回転まで上がってるし、燃費もあまり良くないし、
思い当たる節はあるので、燃料圧力センサーを交換することにしました。
調べてみると、一般的なエンジンのよくある事象で、
特にボルボのエンジンは型式を問わず燃料圧力センサー交換がマストだそうです。
燃料圧力センサーの場所はここです。エンジンの左側のカバーを開けると交換できるようになっています。
燃料レールというパイプの端っこについていて、レール内の圧力を計測しています。
これが新しい燃料圧力センサーです。BOSCH製で型番は0261230238です。
Amazonで7,931円でした。以外と安かったです。
交換は以外と簡単です。手順は以下です。詳細は
整備手帳をご覧ください。
①燃料ポンプのヒューズを外してエンジンをかけてエンストさせて燃料レール内の燃料を少し減らします。
②ガソリン関係をいじるので安全のためバッテリーのマイナス端子を外します。
③燃料レール内の圧力を抜きます。
④燃料圧力センサーを交換します。
⑤燃料ポンプのヒューズを戻し、バッテリーを接続します。
交換の前に、外したものと買ったものを比べてみました。
交換前ものはVOLVOのロゴが入っているけど同じBOSCH製です。
型番も形状も異なりますが取り付けに問題はありません。
交換後の装着状態です。
エンジンをかけてチェックして問題なし。
これでしばらくはエラーが出ないでしょう。

Posted at 2025/04/29 17:14:50 | |
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