目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
排気バイパスバルブのゴムホースを交換するためにマフラーの遮熱板を外したついでに、遮熱板を補修しました。
前々から綺麗にしたいとは思っていましたが、思った以上に塗装はかなり傷んでいて、綺麗に直すには塗装を全剥がししないと無理そうでした。そのため、今回は軽くお化粧直しするくらいにしておくことにしました。
また、遮熱板の内側についても、一部アルミ薄板が溶けて縮んで焦げ落ちて穴が開いている状態になっていることを発見してしまい、アルミが縮んだ影響で大きく裂けているところもありました。その他マイナーな修正も含めて、内側のアルミ薄板の補修も行いました。
2
遮熱板は全体に薄汚い感じでした。
3
よく見ると、エッジ部が欠けていたり、塗膜がうろこ状に剥がれ落ちているところがたくさんあります。ちゃんと綺麗にするには、塗装を全部剥がしてから塗り直すしかないと思われます。
今回は、ゴムホース交換のために外したついでの作業だったので、ひとまず、そこそこ綺麗にしておくくらいにすることにしました。
4
剥がれそうになっている塗膜は極力剥がしつつ、全体にペーパー掛けしました。うろこ状に剥がれた段差を消すことはあきらめて、そこそこ滑らかにだけしておきました。その後に、パーツクリーナーで削り粉や汚れや油などを拭き取りました。(写真は拭き取り中)
5
塗装には、食いつきが良いらしいオキツモの艶消し黒の耐熱スプレーを使いました。(Youtubeに耐熱塗料の比較実験があります)
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ここは自然に高温になる場所なので、自然乾燥だけで焼付は行いません。これで今回の表側を綺麗にする作業は終わり。
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外したあとの裏側の様子です。
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この辺りのアルミ薄板が、まるで直火で炙られたかように溶けて縮んで焦げ落ちて穴が開いていました。なぜこんなところがピンポイントで焼けているのか不思議です。直火で直接アルミを炙らないと、こうはならない気がします。
その直下はマフラーの太鼓なのですが、今付いているマフラーにはそれに対応する形跡は何も見当たりません。昔付いていたマフラーに穴が開いていた(?)とか、継ぎ目に隙間があった(?)とかがあって、さらにその穴から火でも噴いていたのでしょうか?
右側だけエアクリーナーボックスの塗装がボロボロになっていた事実もあるので、かつて排気系の右サイドで未燃焼ガスが燃えていたようなことがあったのは間違いないと思っているのですが、それとも関係しているのかもしれませんね。
また、排気バイパスバルブの近くだったりもするので、ダイヤフラムケースに施されているこれでもかの遮熱対策も関係しているのかもしれません。
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アルミが縮んだときに引っ張られたためだと思われますが、穴が開いているところの左上のあたりで、アルミ薄板が大きく裂けていました。アルミ薄板を少し引っ張って裂け目を狭めてみたのですが、縮んだ分があってこれくらいまでしか戻りません。
この裂けたところも、穴が開いてしまっているところも、中に敷いてあるガラス布は問題なさそうに見えます。
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アルミ薄板を交換した方がいいレベルだと思いますが、すぐに入手することは難しそうなので、気休めでアルミ箔を貼って補修しておきました。接着には、エンジン用の耐熱シール剤を使いました。
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上記に比べればマイナーな問題ですが、排気バイパスバルブの少し前のあたりの遮熱板前端部分のアルミ薄板が捲れ上がって、中のガラス布がほつれてきていました。
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ほつれた部分は切り取り、アルミ薄板を少しずつ伸ばして元に戻しておきました。
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車に戻して、エアクリーナーボックスも戻して完了です。遠目にはそこそこ綺麗になったような、あんまり変わっていないような‥‥。
あまり近くでじっくり見てはいけません。
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