雄町

ここのところ頂き物の話題が続きましたが、コレは酒商山田さんで自分が購入しました(^o^)

今日紹介するのは、醸し人九平次(かもしびとくへいじ)・純米大吟醸 雄町です。雄町というのに惹かれて購入しました。
萬乗醸造は愛知県名古屋市の酒造会社で、寛政元(1789)年創業という歴史ある蔵です。

萬乗醸造のHPを覗いてみると気づくのですが、自社についての説明がありません。詳細に語られるのは酒造りに賭ける情熱、ビジョンです。酒蔵というよりワインのシャトーのような雰囲気。実際パリへスタッフを研修に出しているそうです。


いつものようにひやで頂くと･･･
まず舌先でチリッとした微炭酸を感じます。適度な甘みと酸味、そして喉の奥で軽く辛味を感じます。
喉から鼻腔へ抜ける香りも優雅で、ちょっと辛味のテイストにアクセントがあります。
あくまでバランス良く品の良い山田錦と比べると、ちょっと個性を主張しますね。これが雄町のキャラクターなのでしょうか。このちょっと立ったキャラが、料理の味を引き立てます(^o^)


日本酒離れが深刻化していた1997年、萬乗酒造も機械的大量生産から付加価値のある手作りの酒造りへと舵を切りました。「醸し人九平次」というブランドはこうして生まれたそうです。最近ではついに酒米の自社生産にまで踏み込んだようで、いかにも醸し人という拘りが伝わってきます(^o^)
次はここの山田錦の酒も飲んでみたくなりました。


日本人に生まれた幸せ(^o^)