
私が子供の頃(昭和40年代)はテレビアニメ、特撮物の黎明期で、まるしは
テレビと共に育ちました。
今回取り上げるのは
「タイガーマスク」です。
放映は
昭和44(1969)年10月から46年9月まで、全105話。原作は
梶原一騎氏。東映動画制作。
この頃はけっこうなプロレスブームで、タイガーマスクも相当な人気番組だったと思います。
当時、梶原一騎原作漫画というのは、まさに一時代をつくりました。
巨人の星、柔道一直線、あしたのジョー、キックの鬼、赤き血のイレブン、空手バカ一代、侍ジャイアンツ、愛と誠、などなど・・・
原作漫画のタイガーマスクとTV版とでは、絵柄がかなり異なり、ストーリーも改変されているので、別物の印象です。実際、原作漫画はほとんど読んでいません。
あらすじ(TV版)
孤児院「ちびっこハウス」で育った
伊達直人は虎の穴という悪役レスラー養成所にスカウトされ地獄の訓練を受け、日本のプロレス界にタイガーマスクとして帰ってきた。
黄色い悪魔という異名が付くほどの悪役レスラーだったが、虎の穴への上納金にすべきファイトマネーをちびっ子ハウスに回したため、裏切り者とされて虎の穴からの刺客レスラーに命を狙われるようになる。
ちびっ子ハウスのルリ子先生や健太少年たちとの交流の中で、悪役としての自分に葛藤を感じ、刺客レスラーとの対戦を繰り返すうちに正統派レスラーへ転身。
ついには虎の穴の
3人の支配者(キングタイガー、ビッグタイガー、ブラックタイガー)が直接タイガーマスクの抹殺に乗り出すが死闘の上これも撃破。タイガーマスクは虎の穴のラスボス、
タイガー・ザ・グレートとの最終決着へ向かう…
ジャイアント馬場やアントニオ猪木、大木金太郎といった実在のレスラーも登場させ、ストーリーにリアルさを持ち込むのは「巨人の星」とも通じる手法です。最終話で主人公が姿を消すのも共通(^_^;)
のちの時代(昭和57年頃〜)には実在のレスラーとしてタイガーマスクやブラックタイガーが登場し、人気を博しました。
例のごとく、オープニングです。イイ主題歌ですね(^o^)
伊達直人の愛車はランボルギーニ・エスパーダ(^o^)
<追記>
僕エリさんの指摘を受け調べ直したところ、伊達直人の愛車はエスパーダのコンセプトモデルだったジャガー・ビラーナのようです。
ほとんど同一ですがライト周りのラインやサイドウィンドウなど細部がわずかに違います<(_ _)>
しかし、それ以上に印象深いエンディング。
こんな暗い歌はなかなか無い。
歌詞に出てくる「みなしご」という語が差別的だとされ、再放送では流されなかったということもあったようです。
参考)昭和44年開始の他の主なアニメ作品
ひみつのアッコちゃん、海底少年マリン、紅三四郎、もーれつア太郎、どろろ、
サザエさん、ハクション大魔王、ムーミン、アタックNo.1 など
画像、動画はネットで拾った物です。問題があれば削除します<(_ _)>
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オタク | 日記
Posted at
2015/11/25 23:58:56