わたしだ(^_^;)
裏の取引人、暗号名はMarsiだ。
・・・
また一週間ぶりの連絡だな。一部には私を嫌う人間も居るらしいが、時々表に顔を出すぞ。
先日仕入れた小物パーツの続報だ。報告が遅れたのは、なにも遊んでいたわけじゃ無い。
新たなトラブルが発生したからだ。
前回、キーがケースに
嵌まらねえぞ!と暴れたが、

取説とやらをよく読んでみると、
「嵌めるのはかなりキツイよ。ちょっと力が要るかもしれないけど、これは正常だから。」 とお気楽に書いてあった。
ちょっと力が要るどころの騒ぎじゃ無いと思うのだが。
まあ、ここんとこは後回しにして、まずは
キーの偽造だ。
想定外だったんだが、これが
新たなトラブルだ。
私は古くからある
Keysmithに仕事を持ち込んだ。エリーゼのキーは変哲も無い外溝のもの。職人にかかれば、ものの5分で片付く仕事のはずだ。
ところが、
依頼を拒否された。
こっちも簡単には引き下がれない。そっちは専門家だろうに、何でこんな簡単な仕事が出来ない?
よくよく聞いてみると理由は二つ。
①持ち込みのブランクキーでは、万一作成に失敗した場合に保証が出来ない。
②持ち込みの材質がわからないので、固い素材だとカッターの刃が欠けることがある。
①については保証なんかいらんと言ったんだが、②をたてにして首を縦に振らない
(シャレだ)(^_^;)
しぶしぶ引き下がったぜ。
こちとら裏の人間なのに、
カ○の110番なんかに頼んだのがそもそも間違いだったということか (・д・)チッ
失敗に懲りて、ネットでいろいろ調べてみた。
どうやら、最近の
カギの偽造合鍵作製というのは、ブランクキー持ち込みを断るところが多いらしい。理由はどこも同じのようだ。
しかしどこでも右へならえの対応というのは、過去に何かもめ事が起こったのじゃないかと勘ぐりたくなるぜ。
私は考えを巡らせた。合鍵専門、とくにチェーン店のような大手だと情報が回っていて同じような対応をされるだろうから、
本職じゃ無いやつに依頼したらどうだ?
ということで、次のターゲットは
ホームセンター・ダ○キだ。どこのホームセンターでも、キーの偽造くらい扱ってるぜ。
・・・
ここも断られた(T_T)
「自社製の合鍵を商品として出しているので、持ち込みでは作れない」というわけわからん理由だ。とりつく島が無かった。
ここでは素材によって刃が欠けるとか言う話は出なかった。やはり胡散臭い。
どうも、おきまりの仕事以外に手を出して、厄介ごとに巻き込まれるのを異様に恐れているようだ。依頼人に対する誠意というものが全く感じられないぜ。
大手ホームセンターでもだめか。次は
超自動後退とかコンタクトを取ってみるか・・・
思案しながら街をぶらぶらしていると、またホームセンターへ足が向いていた。
地方都市K市をシマにする、いわば地域密着型のホームセンターだ。
ダメ元だ。ここでも依頼してみるか。
「外車のキーはちょっと・・・ あ、ブランク持ち込みですか?見せて下さい。うーん、
これなら出来ると思いますよ」
キタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ !!!

大手がどこも尻込みした仕事を、5分で完了だ。それも
¥432という破格値だ。
やはり商売ってのは、マニュアルじゃねえな。K市はわがふるさと、
生まれ故郷の人情が身にしみたぜ。
仕事は完璧だった。
万一のこともあるからキーパターンは隠したぜ。
もう少し続くぞ。また連絡する。~~-y(・ε・ ) フー
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エリーゼ/ロータス | クルマ
Posted at
2016/02/06 17:53:07