オーバーホール

前回のカート走行会はエンジン不調にて満足に走れませんでした。
昨日、DQ佐々木さんからメールが来ました。

通常、カートのエンジンというのは５〜10時間も走行すると、シリンダーの偏摩耗などで圧縮抜けが起こり始めるので、オーバーホールにてシリンダーのボーリング＆ホーニング、ピストンサイズアップを行います。

今回は昨年のオーバーホールからまだ８時間くらいしか経過しておらず、そのわりにはひどい圧縮抜けでした。

佐々木さんによると、「クランクシャフト片側がよじれて曲がっており、そのためオイルシール、ケースベアリングも破損していた」とのことです。
タイトル写真はクランクシャフト片側


ご存じの通り、２ストエンジンは混合気をいったんクランクケース側に吸入するので、クランクケースも密閉されていないと吸気が出来なくなります。
今回はクランクシャフトが曲がっていたとのことで、通常のOHに加えてベアリング、クランクシャフトも交換とのことで、エンジン内側はほとんど交換 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ

画像はネットから拾ったイメージです


4年前にカートを始めて、１年前にシャシーはビレルからプラガになりましたが、エンジンは最初からずっと同一のものです。ここらでフルOHが必要な時期だったのかもしれません。
オーバーサイズピストンが無くなれば、エンジンのライフが終了ということになります。