
私が子供の頃(昭和40年代)はテレビアニメ、特撮物の黎明期で、まるしは
テレビと共に育ちました。
久々のオタクネタ、今回取り上げるのは
「海のトリトン」です。
原作 手塚治虫 監督 富野喜幸 プロデューサー 西崎義展
TV放映 昭和47(1972)年4/1〜9/30 全27話、朝日放送
これはけっこう
マイナーな作品だと思うので、知らない人が多いかも?昭和47年というと、まるしが小学6年生の時です。
本来は手塚作品なので虫プロでのアニメ制作となるはずでしたが、当時虫プロは経営危機にあり、東映動画の下請け、朝日動画で制作されたそうです(Wikiより)。
もちろん、当時の小学生まるしはそんなこと知るよしもなく見ていました。
例のごとく、細かいストーリーは記憶にありません。
よーく覚えているのはオープニングアニメのみ(^_^;)
簡単に言うと海棲生物のトリトン族とポセイドン族との戦いの物語です。
あらすじ 〜Wikiより抜粋
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年老いた漁師に岬で拾われた緑の髪の赤児は「トリトン」と名づけられ育てられる。
ある日トリトンは、一頭の白イルカ「ルカー」と出会い、トリトンが海棲人類トリトン族の最後の生き残りであること、トリトン族は海で暴虐の限りを尽くすポセイドン族と戦う運命にあることを告げられる。最初は信じようとしなかったが、トリトンと一緒に拾われたトリトン族の衣装と「オリハルコンの短剣」を発見し、ルカーのいうことが真実だと知る。
その時、トリトンを発見したポセイドン族の先兵が漁村を襲い、トリトンは海への旅立ちを決意する。トリトン族の他の生き残りを探すため、父母の仇、村の仇であるポセイドン族を倒すために。
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主人公のトリトン、トリトンを支えるイルカのルカー、ガールフレンド?のピピなどがメインキャラです。
なぜか一番よく覚えているのが、スパイ役のクラゲ(カツオノエボシ)。トリトン一行を発見すると、触手を伸ばして岩を叩き、
「トリトン・ミツケタ」と知らせるのです。

最終回だけは印象に残っています。いわゆる、
大・どんでん返し!
とうとうトリトンがポセイドンの本拠地へ攻め込みましたが、そこで驚愕の事実が判明(^_^;)
実はトリトン族はアトランティス人の末裔であり、ポセイドン族は、アトランティス人によってポセイドン像の生け贄として海に捧げられた人々の生き残り。つまり、
ポセイドン族のほうにトリトン族と戦う大義があったのです。
最終回、結果的にポセイドン族を滅ぼしたトリトンは、ルカー達と海の彼方へ去って行きます・・・
(´;ω;`)ウッ
手塚治虫の原作とは全く異なる、なんともやるせない結末。
しかし、この作品をプロデュースしたのが
あの西崎義展氏、監督を務めたのが
あの富野喜幸氏というのをみると、なんだか納得です。
・・・もちろん当時の小学生まるしはそんなこと知るよしもなく、悶々とした気持ちが残りました(^_^;)
つまらない蘊蓄を付け加えると、登場キャラはギリシャ神話にちなんだ名前のオンパレードです。
ポセイドンは三つ叉矛(トライデント)を持つ海の神。
トリトンはポセイドンと妃アムピトリテとの間に生まれた子供です。つまり、親子の戦いですね(´Д`;)
トライデントはマセラティのエンブレムになってます。
オリハルコンとは古代ギリシアの真鍮のような合金のことだそうで、アトランティスの幻の金属とされています。
当時
大のお気に入りだったオープニング、YouTubeにありました!
【追記】
(@_@)さんのコメントを見て、エンディングを思い出しました。
なんと、
かぐや姫が作ってたのですね!知りませんでした。
たしかにかぐや姫サウンドです。
参考)昭和47年放映の作品
マジンガーZ、科学忍者隊ガッチャマン、ど根性ガエル、デビルマン、赤胴鈴之助、魔法使いチャッピー、樫の木モック など
ネットで拾った画像を掲載しています。問題があれば削除します<(_ _)>
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Posted at
2016/12/08 19:56:31