修行か苦行か２

先週日曜日(5/21)のお話です。
G7広島サミット期間中、何となく外出する気分ではなく･･･



例の苦行の続編をやってみました😅



両手人差し指、親指の爪を酷使して、なんとか劣化したシールは剥がしたものの、硬化した粘着剤はまだ盛大に残っています😓

数日間指先が痛くて使い物にならなくなったので、爪に代わる武器をいろいろ調達しました。



各種ヘラです。樹脂製や金属製、幅の広いの狭いの、取り揃えました。


その中でも期待大なのが↓


左はカーボン配合樹脂製ヘラ。ヘラ部分が持ち手からオフセットされているのでボディ表面の接線方向に角度を合わせやすいかと思われました。カーボン配合で耐久性を上げています。

右は先端が極薄のステンレス製ヘラ。適度にしなるというのが良さげ。金属製なので剥離パワーはありそうですが、塗装面への傷付きがちょっと心配。

実際に手に取ってみて、まずは安全策から樹脂製を使ってみることにしました。



一方、残った粘着剤を除去する兵器も仕入れました。


一般的なシール剥がし剤では太刀打ちできないと思い、いろいろ調べて２種類。
左は、AZラベルはがし 雷神。
複数のみん友さんお薦めのブツ。臭いは石油系溶剤です。

右は、IMPACT D-リモネン。
リモネンは柑橘の果皮に含まれるオイル。油汚れをよく落とすので洗剤にも配合される成分ですが、これはほぼ100%の純粋リモネンです。
強アルカリですが、天然成分なので肌に触れても大丈夫なくらい安全性が高いとのこと。



残った粘着剤は、硬化しているのに微妙にネチャネチャしてて、単純にヘラを当てただけでは剥がれてくれません。

で、まずリモネンを塗ってみます。
粘着剤は･･･　溶けません☹️



でも、ネチャネチャ感がなくなって、ザラザラになりました。角砂糖のような感じ。アルカリが効いたのか。

これならヘラの先が入ります。


多少時間はかかりますが、ゴリゴリとこすり落としていきます。


ためしに雷神様もやってみますが、こちらは若干ふやける感じ。剥がれやすくはなりますが粘度が残ってるので、ヘラでの剥がれやすさはリモネンに軍配が上がります。



で、１時間あまりでほぼほぼ粘着剤はこすり落としました。


カーボン配合樹脂製ヘラもなかなか感触が良く、塗装面にもあまりキズはついてないようです。
多少まだらになってますが、あとは様子を見ながらコンパウンドで磨けばいけるでしょう😄

やっと片面がほぼ終了。のべ６時間😅





雷神様でシールをふやかし、樹脂製ヘラでそぎ落とした後、リモネンで粘着剤をこすり落とす･･･という手順でやれば、もう少し短時間でいけそうな気はしますが。

残る左サイドに取りかかるには今一度コスモを燃やす必要があります😅