まろやか、それでいて深い

毎度おなじみ日本酒ブログです。寒くなるとやはり日本酒ですよね。
呉の酒屋・リカーズで仕入れました。





今宵の一献は、誠鏡(せいきょう)・熟成純米吟醸雄町です。
中尾醸造は広島県竹原市の酒造会社です。



竹原は安芸の小京都と呼ばれる瀬戸内沿岸の町。広島は西条だけで無く呉、安芸津、竹原など海沿いにも多くの酒蔵があります。
中尾酒造は明治4年創業、メインブランドは「誠鏡」「幻」です。



秋に出てくる「ひやおろし」は、冬に搾られた新酒を火入れした上で貯蔵し、ひと夏を超して涼しくなった頃、「冷や」のまま樽に「卸し」て出荷されます。熟成が進みまろやかな味わい、なめらかな舌触り、落ち着いた香りが特徴とされています。
この酒は雄町の純米吟醸を、ひと夏ではなくふた夏熟成させた特別なひやおろし。さあいかがでしょう。





いつものようにひやで頂くと･･･
尖ったところがまるで無い、このうえないまろやかさ。
甘みと酸味のバランスが良く、スイスイのどを通過します。口当たりが良いだけでなく、含んだ時の旨みが深い。ジワッときます。
香りも、派手ではないですが吟醸らしいフルーティーな芳香が鼻腔を満たします。至福。



ああ、旨いなぁ(*´Д｀*)


￥1500はお値打ち。コレは日本酒に馴染みの無い人でもファンになるのでは。ぢつは既にリピートしました😅
秋があっという間に終わってしまって、ひやおろしも終了。これからは新酒の季節になってきます。





日本人に生まれた幸せ(^o^)