
こうみえて私、
クラシック音楽も好きなんです。
と言っても、年季の入ったクラシックファンではなく、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです(^_^;)
ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです。
<(_ _)>
・・・と言いつつ、今回はマイナーな曲です(^_^;)
今回紹介するのは
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)作曲
「アルプス交響曲」です。H.フォン・カラヤン指揮/ベルリンフィルハーモニー管弦楽団演奏。
R.シュトラウスはドイツ出身の作曲家/指揮者です。あの有名な
ワルツ王・ヨハン・シュトラウスⅡ世とは無関係です。
ドイツ後期ロマン派を代表する作曲家であり、オペラや交響詩に多くの有名な曲を残しました。
超有名曲としては、交響詩
「ツラトゥストラはかく語りき」でしょう。映画「2001年宇宙の旅」に使われた冒頭のテーマは誰もが一度は聴いたことがあると思います。
指揮者としても優れていて、彼の弟子にはジョージ・セルやカール・ベームというこれまた巨匠が名を連ねます。
さて、なぜ「ツラトゥストラ・・・」ではなく
「アルプス交響曲」なのか。
8/11が山の日だから?それもありますが、これは
高校生まるしの思い出の曲なのです。
以前
「カレリア組曲」を紹介した時にも触れた、
高校時代の友人I君。体育会系で情熱的、クラシック音楽も大好きでした。その彼が私に素晴らしいと勧めてくれたのが「アルプス交響曲」でした。彼は登山にも入れ込んでいて大学時代には日本各地の山を登っていたようで、そういう背景もあったのでしょう。
「アルプス交響曲」は実際には4楽章形式の交響曲では無く、情景をオーケストラで表現する交響詩です。夜、日の出、登山、森に入る、小川に沿って進む、滝、・・・という風に副題がつけられた短い曲が途切れなく続く、50分ほどの曲。
アルプス登山の風景が目前に浮かぶような、親しみやすく爽快な作品です。
カラヤン(1908-89)については説明するまでも無いほどの、現代の巨匠ですね。ベルリン・フィルを率いて精力的にクラシックの録音に打ち込み、多くの名盤を遺しています。優等生的とか商業主義的とか批判する人も多いですが、演奏の好き嫌いは別として、クラシックを世に広めた功績は偉大なものが有るでしょう。
こちらはB.ハイティンク指揮/ウィーンフィルによる「アルプス交響曲」。
夜が徐々に白み始め、朝日が差し込むと途端にアルプスの偉容が浮かび上がる、「日の出」は本当に清々しい。3:00ごろから。
時代を超えて愛されるクラシック、
やはり本物はすばらしい\(^o^)/
Posted at 2016/08/12 23:10:28 | |
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