
こうみえて私、
クラシック音楽も好きなんです。
と言っても、年季の入ったクラシックファンではなく、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです(^_^;)
ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです。
<(_ _)>
今回紹介するのは
ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)作曲
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」です。piano M.ポリーニ、C.アバド指揮/ベルリンフィルハーモニー管弦楽団。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲と言えば第5番「皇帝」。
ラフマニノフの第2番、
チャイコフスキーの第1番とともに
三大ピアノ協奏曲のひとつとしてあまりにも鉄板・定番です。クラシックブログを始めてけっこう経つのに、まだ「皇帝」を取り上げていなかったのは迂闊でした。
ナポレオンがウィーンを占領し混乱に陥った1809年頃に作曲が開始されたとされ、約1年後の1810年半ば頃に完成しました。
ベートーヴェンはナポレオンを敬愛しており、第一楽章の颯爽とした華麗なテーマはもしかするとナポレオンをイメージしたのかもしれません。第二楽章は一転して穏やかで流麗なメロディーが流れ、第三楽章は再び快活な主題が繰り返され、静まっていきます。
ベートーヴェンの曲は美しくなじみやすいテーマが繰り返され、
聴衆の脳に刷り込まれていくように思いますが、「皇帝」も
第一楽章冒頭は誰もが聴いたことのあるカッコいいメロディーです。
M.ポリーニ(1942-)はイタリア・ミラノ出身のピアニストです。18歳でショパン国際ピアノコンクールに優勝、審査委員長のA.ルービンシュタインが「今ここにいる審査員の中で、彼より巧く弾けるものが果たしているであろうか」と賛辞を述べたそう。当時の大家ルービンシュタインの絶賛を得たもののしばらく充電期間に入り、1970年頃から世界的な活動を開始、現在では最も優れたピアニストの一人とされています。
C.アバド(1933-2014)は、イタリア出身の指揮者。音楽院校長の父からヴァイオリンの英才教育を受け、26歳の時指揮者デビュー。1990年(57歳)にカラヤンの後継者として
ベルリンフィルの音楽監督に就任しました。
ポリーニとは同郷のミラノ出身で親交があったようで、多くの録音を残しています。
例のごとく、YouTubeの動画を貼り付けてみました。ピアノはM.ポリーニ、ガリシア交響楽団
時代を超えて愛されるクラシック、
やはり本物はすばらしい\(^o^)/
Posted at 2016/11/30 23:38:20 | |
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