
こうみえて私、
クラシック音楽も好きなんです。
と言っても、年季の入ったクラシックファンではなく、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです(^_^;)
ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです。
<(_ _)>
今回紹介するのは
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)作曲
弦楽四重奏 第77番「皇帝」です。イタリア弦楽四重奏団演奏。
ハイドンは誰もが知る、オーストリアが生んだ古典派初期の大作曲家。6歳の時から音楽学校で勉強を始め、才能を認められ8歳からはウィーンで聖歌隊として働き、17歳頃からフリーの音楽家として活動、徐々に名声を得ていました。
29歳からエステルハージ侯爵家のお抱え音楽家となり30年近くも勤めて数多くの作品を作曲しました。58歳の時庇護してくれた侯爵が死去してからはイギリスに渡って演奏活動を行い、富と名声を得ました。晩年はウィーンに戻り最後まで創作意欲が衰えることはなかったそうです。
あらゆるジャンルの作品を700以上も作曲しており、特に
交響曲は108曲、
弦楽四重奏は68曲もあり、「交響曲の父」「弦楽四重奏の父」と呼ばれています。
また、当時の名声があまりにも高かったため、多くの偽作があることでも有名で、誰もが知る
「おもちゃの交響曲」も現在では他人の作とされています。
ハイドンというと、小学校の音楽の授業で
「ビックリ交響曲」(交響曲第94番”驚愕”)を聴かされて、先生が「コンサートで居眠りしている人を起こすためにわざと急に大音量にして演奏した」というエピソードを教えてくれたのを思い出します。「おもちゃの交響曲」もハイドン作と聞いたような?
弦楽四重奏という演奏形式を世に広めたのもハイドン。このCDには表題の付いた有名曲4曲「ひばり」「セレナード」「五度」「皇帝」が納められています。ただし現在では
17番「セレナード」は偽作とされ、残念ながら演奏される機会が減っているようです。
古いCDなので収録されてます。ある意味貴重。
77番
「皇帝」は、その第二楽章が超有名曲。なぜなら
現在のドイツ国歌ですからね。
Deutschland, Deutschland über alles,Über alles in der Welt・・・
ダイナミックなシンフォニーもいいですが、やはり弦楽器、室内楽には癒やされます (*´д`*)
イタリア四重奏団 Quartetto Italiano (1945-1980)
明るく歌うような音色で人気を博し、ベートーヴェン、モーツァルト、シューマンやブラームスなどの弦楽四重奏曲全集を完成させるなど、業績も残した一流カルテットでしたが、メンバーの確執?により解散となったようです(^_^;)
時代を超えて愛されるクラシック、
やはり本物はすばらしい\(^o^)/
Posted at 2017/01/16 22:25:28 | |
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