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2020年11月18日 イイね!

250年

250年こうみえて私、クラシック音楽も好きなんです。




と言っても、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです😅


ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです<(_ _;)>

あぁ聴いたことある!でも曲名が分からなーい!というのを解決したい😊





今年はベートーヴェン生誕250年!
通常ならばベートーヴェンにちなんだコンサートが全国各地で開催されるところでしょうが、コロナ禍のために盛り上がりに欠けますね😓



今回紹介するのは、L.ベートーヴェン作曲、「ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第2番ヘ長調」です。
ヴァイオリン:アンネ-ゾフィー ムター/ニューヨークフィルハーモニック

「ロマンス」とは、恋愛ではなく、「叙情的なメロディを主眼とした器楽曲」という意味。



ベートーヴェンのロマンス第2番といえば、おそらく誰もが耳にしたことがある有名曲です。
このCDにはベートーヴェン唯一のヴァイオリン協奏曲と、ロマンス第1番も収録されています。
ちなみに、ロマンス第2番は1798年作曲、第1番よりも4年早く作曲されましたが、出版された順番で2番となっています。





ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
J.K.シュティーラ画 ©Wikipedia

クラシックの作曲家では、おそらく1、2を争う知名度でしょう。小学校の音楽教室には必ずこの絵が飾られているはず。日本では楽聖と呼ばれます。

ドイツのボンで宮廷歌手の父と宮廷料理人の娘である母との間に長男として生まれました。父親が酒浸りで生活は困窮していたようです。
その父からスパルタ教育を受けたルートヴィッヒは早くからビアノと作曲の才能を開花させました。しかし父がアルコール依存で失職してからは一家を支えるために働きづめの苦しい生活を強いられたようです。

22歳の時父が没し、音楽の都ウィーンへ移住。その後の人生の大半をウィーンで過ごすことになります。すぐにピアノの名手として名声を博しました。
しかし20代後半から難聴が始まり、30歳頃にはほぼ聞こえなくとなりました。ロマンスの作曲はちょうどこの頃です。自殺を考えるほどの困難な状況(1802年に弟たちへ「ハイリゲンシュタットの遺書」と呼ばれる手紙を書いている)で、どうしてこんな甘美なメロディが生まれるのでしょうか。

ベートーヴェンが傑作の数々を生み出すのは30代半ばから。聞こえない耳に加え、父親譲りの酒好きのためか肝臓も壊していたようで、健康面は最悪。交響曲第9番は54歳の時の作品。最後は肺炎や黄疸を起こし、56歳で世を去りました😢





アンネ=ゾフィー ムター(1963-)はドイツの女性ヴァイオリニスト。
5歳の頃からピアノ、ヴァイオリン指導を受け、天才少女の名をほしいままにしました。13歳にしてカラヤンに招かれベルリンフィルと共演😨世界の一流オケと共演する現代のトップヴァイオリニストです。


以前、「ツィゴイネルワイゼン」で紹介した、J.ハイフェッツのCDにも

ロマンス第2番が収録されていました。

同じ曲でも、女性のムターとは表現がかなり違いますね。


繊細で儚げなムターに対して、ハイフェッツはなんだか男の哀愁を滲ませます。





時代を超えて愛されるクラシック、やはり本物はすばらしい\(^o^)/
Posted at 2020/11/20 00:58:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミュージック・アート | 日記

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