
こうみえて私、
クラシック音楽も好きなんです。
と言っても、年季の入ったクラシックファンではなく、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです(^_^;)
ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです。
<(_ _)>
今回紹介するのは、
フランツ・シューベルト(1797-1828)作曲、
ピアノ五重奏「ます」です。チェロ:ヨーヨー・マ、ピアノ:E.アックス他。
ピアノ五重奏というのはピアノに、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの弦楽四重奏を加えたものです。
シューベルトは有名な作曲家ですが、モーツアルトやベートーヴェンに比べてその作品は馴染みが無いように思います。彼の作品は歌曲や室内楽に代表作が多いため、コンサートで演奏される機会が少ないためと思います。
そのなかでも、この「ます」は、私が中学生の時、音楽の授業でレコードを聴きました。美しい躍動感あるメロディはすぐ好きになりました(^o^)
シューベルトはウィーン郊外で教師の家に生まれました。父はアマチュア音楽家でもあり、6歳の頃から息子にヴァイオリンを教えたところ、見る間に神童ぶりを発揮し、教会の聖歌隊に預け音楽教育をしたようです。
11歳には神学校の奨学金を得て、寄宿生活の中で音楽の才能を開花させ、13歳ころにはすでに作曲を開始するというこの人も
やはり天才(^_^;)
20歳過ぎからは歌曲を含む多くの作品を生み出し続け、後世
歌曲王と称される作曲家となりました。
しかし、30歳頃から健康を害し、31歳9ヶ月で早世しました。前年には尊敬するベートーヴェンも亡くなっており、死の間際に熱に浮かされながら
「ここにはベートーヴェンがいない」とうわごとを言っていたのは有名です。
ヨーヨー・マ(1955-)は、中国系アメリカ人の、世界的なチェリストです。
音楽家の両親の元に生まれ、4歳でチェロを始めると、8歳でバーンスタインと共演しアメリカのテレビデビューするという、
こちらも天才。ハーバード大学卒のインテリでもあります。そのテクニックは誰もが認めるところ。
このCDにはボーナストラックで歌曲の「ます」も収録されていますが、これを聴くとこのメロディにはやはり歌詞があってこそ、と感じます。
例によって、YouTubeの動画です。有名な第4楽章は24分ごろから。ピアノ:セルゲイ・クズネツォフ。
時代を超えて愛されるクラシック、
やはり本物はすばらしい\(^o^)/
Posted at 2015/12/07 22:51:57 | |
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