
こうみえて私、
クラシック音楽も好きなんです。
と言っても、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入している
ミーハーファンです😅
ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです<(_ _;)>
あぁ
聴いたことある!でも
曲名が分からなーい!というのを解決したい😊
今回紹介するのは、
A.ボロディン作曲、
オペラ「イーゴリ公」より
「韃靼人の踊り」(だったんじんのおどり)です。
L.バーンスタイン指揮/ニューヨークフィルハーモニー管弦楽団演奏。
韃靼? ボロディン? イーゴリ公?
このワードではほとんど誰も知らないでしょうが、そのメロディは、おそらく一度は耳にしたことがある
超有名曲です。
アレクサンドル・ボロディン(1833-87)
帝政ロシアのサンクトペテルブルクに
非嫡出児として生まれ
(つまり不倫の子)😅、農奴のボロディン家の子供として育ちました。
しかしある種の
天才だったようで、医学、化学、ピアノなどに優れた才能を発揮、医師として陸軍病院に勤務します。
24歳の時ヨーロッパに長期出張し
ムソルグスキーと出会って音楽にも興味を示す一方、化学研究の分野でも業績を残し
医学部生化学の大学教授となりました。
30歳から
日曜作曲家として活動し、36歳の時オペラ「イーゴリ公」に着手しました。
53歳、謝肉祭のパーティ中に
突然死(動脈瘤破裂)しました。
ボロディン自身は本業が多忙のため、「イーゴリ公」は完成できなかったようですが、死後リムスキー・コルサコフらにより補筆・改訂され、現在ではボロディンの代表作として認知されています。
「韃靼人の踊り」はそのなかでも特に有名で、単曲として演奏機会がとても多い名曲です。
冒頭、オーボエの奏でる主旋律は、遊牧民らしい異国情緒、開けた空と大地、そしてもの悲しさが感じられてとても美しいです。
韃靼(タタール)人とは、モンゴル〜カザフ〜ウクライナ〜バルトの広大な地域に活動した遊牧民族のこと。
「イーゴリ公」は、キエフ大公国の大公イーゴリがタタール人と戦って捕虜となるも、故郷が攻撃されたことを知って脱出し、愛する自国と妻の元へ帰還する、という史実に基づいた筋書きのオペラです。
さらにトリビアですが、韃靼というと”蕎麦”も連想されます。そばには甘そばと苦そばがあり、一般的に食べられているのは甘そば。苦そばは文字通り苦みがあり人気がありませんでしたが、ルチンなどポリフェノール成分が圧倒的に多い事が分かり、健康食品として注目されています。苦そばはモンゴルあたりの高地が原産で、そのためタタールのそば、韃靼そばとして知られるようになりました。
例の如く、動画です。
ウラディミル・フェドセーエフ指揮/チャイコフスキーシンフォニーオーケストラ
時代を超えて愛されるクラシック、
やはり本物はすばらしい\(^o^)/
おまけ
このCDには他にもオペラの有名曲が収録されており、その中でも今、
旬な有名曲があります。
G.ヴェルディ作曲・
歌劇「アイーダ」より
「凱旋行進曲」 です。
お忙しい方は 3:20から聞いてね😅
頑張れ、サッカー日本代表!(^o^)
Posted at 2024/10/18 23:14:10 | |
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