Apple Watch で電話する若者を見て,腕時計でジャイアントロボを操縦する大作少年を,懐かしむ中高年は少なくないだろう。
もう少し下の世代ならば,ミニ四駆であろうか?
その原寸大のミニ四駆が,東京有明の潮風に乗って公道を駆け抜けた。
過去に想い描いた未来に時代は追いついたのだ。
日本初開催となるFIAフォーミュラE2024東京を観戦した。
電気自動車が苦手な私だが,それは,単なる食わず嫌い。
食べてみれば,美味いことだってある。
何の前知識も持たず,変な先入観を入れずに,東京ビックサイトに足を運んだ。
よく行く会場に着くと,モーターショーほどの賑わいはなかった。
昨年,愛知で開催されたWRCは,豊田スタジアム内にコースが設置されていたので,まさか館内?と頭をよぎったが…
さすがに時速300キロ以上のモンスターマシーンを走らせるには狭過ぎて,やはり外の湾岸エリアの公道を利用したコースだった。
スタンドは仮設で,アメリカン・ハイスクールのグランドにあるような安っちい簡易ベンチ。
せっかく新幹線のグリーン席より高いチケットを買ったのになあw
観戦位置はブラインドコーナーが続くシケインの先だったが…
爆音がしないので,近づいて来たことが分からない。
いちおう甲高いモーター音を響かせてはいるが…
お母さんに叱られないように,ボリュームを絞ってF1のゲームをやっているような音量だ。
だから,スピーカーから流れてくる実況や,歓声に掻き消されて,ほとんど聞こえない。
サーキットにいる実感は,日常では聞けない爆音や,排ガスの臭いにあると思っているので,どうも血が騒がない。
だが,東京がフォーミュラEを誘致した理由は,正にそこにある。
持続可能な未来を命題とする,国際都市東京にとって,騒音もCO2排出量もゼロをアピールできる自動車レースは,格好のイベントなのだ。
レースは最後の最後まで数珠繋ぎの団子レース。
何故なら出走マシンは,すべてGEN3と称すゲンゴロウみたいなノペッとした同じボディーで,モーターやインバーターなどの僅かな違いだけで,性能の差は少ない。
詰まる所それは,ドライバーのテクニックやチームの戦術が問われ,最後まで息を抜けない展開は,観る者を楽しませてくれる。
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