今日何気なくSUBARUオフィシャルサイトのエンジンオイルラインナップを見ていたんです。で、一番下のほうにAPI規格がSP/GF-6のオイル0W-20と5W-30が出ていました。整備の現場を離れて久しいですが、新しい規格が出ていることを初めて知りました(笑)
そういえば今年7月に点検を受けた時に交換したオイルはどうだったんだろ?と思い明細を確認したら、SPグレードのオイルと記載されていました。整備手帳に明細の画像をアップしておきながら気が付かんかった自分が恥ずかしい・・・。ちなみに今年1月に交換したオイルはSNグレードでした。私がお世話になっているディーラーではその間にSPグレードに切り変わったようです。
それで、最新規格になって何が良くなったんだい?ということで調べてみました。
以下、コスモ石油ルブリカンツ株式会社のサイトより引用
エンジンオイルの次世代性能規格SP/GF-6について
ガソリンエンジンオイルの次世代性能規格である「API SP/ILSAC GF-6」が2020年5月に施行されます。SN/GF-5規格に比べ、以下の点が変更・改良されています。
省燃費性を含む総合性能が向上
省燃費性の他、エンジンの稼働で発生する不純物の除去性能が向上しており、潤滑油として高いレベルの品質を保有しています。
持続性能の向上
エンジンが長時間稼働しても粘度変化が起こりにくく、長寿命化(ロングドレイン化)しております。
最新のエンジン機構への適応
小型高出力化が進む近年の高性能エンジンで発生するトラブルである、LSPI(※)やタイミングチェーン摩耗(※)を防止するための評価項目をクリアしております。
※LSPI(Low Speed Pre-Ignition)とは、低回転領域から高負荷運転をするエンジンでの、プラグによる点火前に燃料が着火してしまう異常燃焼のこと。
タイミングチェーン摩耗とは、スス・スラッジが付着してタイミングチェーンの摩耗が促進されること。
なるほど、ノッキング発生しまくりでタイミングチェーンで駆動している直噴FBエンジンにはより最適なわけですな。長期使用でも粘度変化が起こりにくいということはオイル交換直後のフィーリングが長続きするのだろうか?。この2か月新規格オイルだと気付かずに乗った感想は新しいオイルで気分良いなくらいなもので特段の変化は感じられず。そういえば涼しい時でも油温が100℃を超えることが増えたような気もしますが関係あるのかな?気にするほどでもありませんが。
しかし体感に現れないところにおいて現代のオイルはとても厳しい条件をクリアして世に出ていることについて改めて認識するのでありました。
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2023/09/13 23:12:14