昨今の燃料値上げの波の激しさは過去経験した事の無い程大きく激しく、運輸業に携わる者のみならず一般庶民をも暗澹とした気分にするに十分な程である。そのせいか時折TVなどで報じられる電気自動車への関心は高いらしく、普段自動車なんて動けば良い級の方々までもが、これからは電気自動車だね、と言い出す始末。
そう、今まさに電気自動車は開花の大チャンスなのだ。現在実用域に最も近い三菱のi-MiEVやスバルのR1eの性能に関してはかなり周知されており、かつそれでも十分との意見が多い。80㌔走れば普段用には十分なのだ。(エアコンも使えるし)
あとは値段が問題な位か。かつてトヨタがまだ未完成の状態でプリウスを発売した時のように、政府も巻き込み購入補助金が出るようにすれば、車の出来はともかく売れる事であろう。スバルは何かと(例えば今回のエクシーガも)一世一代の大チャンスの時、商品を世に出せなくて”出遅れ組”に入りがちであったが、今回こそ、とにかく発売にこぎ付ける事が重要なのではないかと思う次第である。本体のコストダウンで努力するのは当然ながら、それ以上に政治的に補助金獲得が重要な局面とも言える。政府からしても年々伸び続ける二酸化炭素排出量には頭を悩ましているはずなので、今回の洞爺湖サミットの間に補助金出して電気自動車普及に努めますとやれば、諸外国に顔が立つのではないのかな。
とにかく今回のようなチャンスを逃すとスバルには先が無いと思わざるを得ない・・。森社長の政治手腕に期待しましょう。
この記事は、
スバル、プラグイン・ステラ・コンセプト開発 について書いています。
Posted at 2008/06/28 11:42:22 | |
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みんから | 日記