3/10に神戸を出た。
アースホッパーがあと3回。これを全消費するか、4月に残すか迷うところだが、とりあえず9(土)の降雪は恵以外のなにものでもなく、翌10日は近場のハチ・ハチ北にでも行くか!
いや待てよ。
みんな考えることは同じだし、雪に飢えた関西民は絶対近場に殺到するぞ。
仕事の段取りを見繕えば、15日の外せない来客までに戻ればOKか。
すると10と14を移動日として、なか3日自由になれる。
いやいや、移動日を10,11と13,14として東北まで行くか?本気の田沢湖が呼んでいる気もするし。
まーでもそれは、いくらボクでも無謀度がシビれるってもんだ。
妙高、白馬、場合によっては越後湯沢辺りか。
ということで、10日のうちに道の駅あらいまでやって来た。
11(月)、抜群な快晴!
スキーするには紫外線が強過ぎるが、贅沢は言えない。
標高の高めな斑尾辺りに行くかな。
と、ここで気付いた。
メット with ゴーグルを持ってきていない!
神戸の息子に聞いたら、
あったよ。
それ持ってこい!
とは言えないな。どうする?
スキー場の売店で買うか。
いや、変なもんがやたらと高いのは残念過ぎる。
直江津辺りまで戻って、ゼビオとかデポの開店を待つか。10時。
んー、出遅れ。
9時開店の100円ショップでニット帽的な物を手に入れ、ゼビオスポーツへ。
だが、この時期すでに売り場は荒れ果て、残りモノしかない。
具体的には、安価過ぎるのはいいとしてもメガネが入らない。ダメだ!
そこで、お隣のスポーツデポはどうだ?
ここも既に残渣と言える。
ゼビオと異なるのは、安価な物がほとんど無く、やたらと高いゴーグルばかり残っている。2万台。痛い。
ただ、最近思っていたのは曇りやナイターなど、光量の小さなコンディションで見やすいゴーグルは欲しいなということ。
そうね、必要性があるのなら無駄遣い度は低減するな。ということで、スワンズの26,400円ひーを手に入れた。
コレの赤い方ね。2割引か、この時期にしてはキツいな。
ネットで見たなら22,000円程度で売っていた。
家訓を残そう。
「実店舗で買ったモノは、ネットで検索すべからず!」
ただ、高いモノなりに優れた点もあって、紫外線の強さに応じてレンズの濃さが変化する。こんな晴天時でも、眩しい!と感じることが皆無なのは予想外。なんならオールコンディションで使えるようにも思えた。
それとベンチレーション。
ダブルレンズとはいえ曇ることはある。
そのレンズの隙間を手動で開閉できるんだって。
おー!さすが高級品!
だけどどこまで実効性があるかは知らない。休憩時にパカっと開けて風を通すくらいか。
なんなら電熱ゴーグルでも買えた値段な気もするな。
スタートが遅れたので斑尾まで行かず、一番近いアライに行くことにした。
標高が低いイメージのアライだからあまり期待してなかったけど、結論としては上部は納得できる程度だった。
韓国ロッテゆえの韓国旗。
最上部のリフトから。
適切な硬さの中斜面は、kitakaze先生から教わったことを繰り返し練習するにはとても良かった。
普段なら時速70キロ程度で飛ばすというか暴走してる斜面だが、練習してるとだいたい50キロ程度だった。
スネをブーツの前側タングに押し当てながらという動作が自然にできる率が上がってきました。
晴天ならではの素晴らしい眺望。
モヤが出ていながら、日本海まで見通せた。
あ、これが例の「1分滑降のためのハイクアップ」か。
ボクなんて0秒も逡巡しなかった。しんど過ぎます。
上部リフトの周囲は自然な地形を圧雪もせずにそのままの状態で提供するアライの「膳棚ボウル」。
行ってみる?
入り方も出口も分からないが。
このお二人が繰り返しこの膳棚ボウルを滑っていたので、タイミングが合った時に後ろからついて行ってみよう。
こんなゲートから入り、
モコモコあり、
林間あり、
お残りの硬パウあり。
スイスイとは行かないけど、ひーはー言いながらなんとか楽しめる程度にはなってきたかな。
今日の板はパウダー用太板ではなく、
オールラウンダーのコイツだ。
そこまでスピードがまだ出せないボクでも、今日くらいの硬いパウダーならこの板で大丈夫!
ただ、下部の未圧雪エリア(エキサイター)に入ったのは失敗だった。
明らかに3月のザバ雪。
重くて重くて板が回せない。
一気に体力が削られて、ジ・エンド。
残りわずかな体力ゲージを振り絞って、最上部の整地練習を繰り返したが、雪面の荒れが冷えて固まってきたのでズラしてもそのまま横に吹っ飛ばされる。
お、コイツか!
オレもジャンピングターンが決まるようになったな!
とは言えないハァ。
とはいえスタートが遅かったので、15:30の上部リフト終了までは頑張った。
さあ、山頂から下るぞ。
山頂リフトを降りたところ、パトロールの皆さんが大集合。
その中に、
おお!
カッコいいワンちゃんが。
さすがBCの先駆者アライ、毎日のクロージングでは念の為に捜索犬を投入しているということか。こういう光景は初めて見たなぁ。
お疲れ様でした。
この日の温泉は、良かった。
例の「物見湯産手形」、長野県で12回別々の温泉に入れるサービスだ。
期間が1年間あるので、割と悠長。
その中のひとつ、小布施温泉 あけびの湯。
中途半端に古びた建物は珍しくもないが、湯がすごい。
しっかりとした硫黄系、硫化水素の腐卵臭。
うっほ、嬉しくなるじゃないか。
洗い場の蛇口類が真っ黒になっているのも、そのガスが鉄と化合した硫化鉄。
室内浴場からは長野市方面の灯りがステキだった。
階段を降りて大きめの露天風呂もぬるめなので長湯できる。ただ、ここは安全のために垣根で夜景が見られなかったことだけが残念だったが。
またいつか来てみたいものだ。
さあ、明日はどこに行こうか。天気予報と相談しながら、白馬乗鞍-コルチナ連合かな?
雪が吹雪く時間帯もあるみたいだけど、どうかな。