なんだろね、スキーがフェイドアウトすると浮かび上がってくるのが、バイクと桜。
あと、カメラ。
ウチにあるボクが管理しているバイクが3台(息子が管理しているのが2台)なので、順次バッテリー〜オイルレベル〜エンジン始動〜軽く走行などのチェックを行っている。
本当なら土日に乗り回してみようと思っていたのだけど、天候が許さないようだ。
ということで、本日、ウチのミニマム発動機を積んだ ベネリ TNT125 を駆り出した。
相変わらず格好良くて、ガサツなヤツだ。
それと、もうすぐ フェラーリ488GTB が納車される。
桜の季節に間に合うだろうから、これは是非とも気合を入れて撮影したいところだ。
ということで、ロケハンに行ってきた。
ボクが桜を探しに行くとすれば、だいたい兵庫県を北に上る。
奈良とかサイコーなんだろうけど、やはり大阪を超えて行くのは軽からぬバリアーを感じる。
それに、高規格道路からハミ子にされている125ccの原付二種だしね。
そうすると、自ずと三田より北側、篠山とか丹波辺りをうろつくことになる。
全国の桜名所なんて素晴らしいのが各地にあるわけだが、加古川水系や武庫川水系の上流各支流の土手にもハッ!とするくらいに素晴らしい桜並木が散見される。
撮影でボクが重視している要素はいろいろあるのだが、ちょっと整理してみようかな。初めてだな、こうやって書き出すのは。
・一本の大きな桜もいいし、大きさや枝振りの揃った並木もいい
・木は若過ぎず、老い過ぎず
・道路面よりも桜の根の位置が、より下の方がいい
・クルマが進入でき、停めて撮影しても概ね迷惑にならなさそう
・ガードレールや電線、無粋な建造物(ビル家屋鉄塔など)が背景に入らない
・できれば川面も映り込む方がいい
・桜だけでなく季節のほかの花の彩り(菜の花のイエローとか)があればいい
・道路が直線よりも屈曲している方がベター
改めて書けばたくさん出てきたなぁ。
今日、これら全てを満たしたと言えるかどうかは微妙だが、2〜3箇所ほど見つけて来た。
TNT125 で桜の枯れ枝とともに写して来たので見てください。なお、iPhone15の5倍 120mm 相当を主に使っての撮影だ。
これは、先般手に入れた NIKKOR の135mm f1.8 を使用する予定だから、近似の焦点距離で撮影したということである。
これは同じ場所でバイクの向きだけを入れ替えて撮影したもの。
背景にやや難があり、レンズを向ける角度や車両を置く位置を考えないといけない場所だが、ほぼ他車が入り込まない行き止まりなのでゆっくりと撮影できそうだった。それに、水門があるのでハシゴに登ることで上から見下ろすアングルを試せそう。今日は上らなかったけど。
加古川本流の堤防上。
たまにクルマが来るので、バイクの撮影は大丈夫だけどフェラーリみたいなデカいクルマを置きっぱなしにして撮影に入り込むのは迷惑になる可能性もある。
しかしこの湾曲した並木や道路の美しさは捨てがたい。撮影する時間帯によって光の入り方が変わり、いろんな表情を写せるかも知れない。
ここは面白い。
と言っても、ご覧の皆さんにはボクの頭の中で浮かんでいるイメージをお見せできていないのだけれど。
120mmレンズでは物足りなくて、200mm以上を使ったらどう見えるか?ということである。
車両の背後に密度濃く並ぶ枝振りに満開の桜花を思って欲しい。
そして、撮影位置はもっと車両から遠く離れて、道路に腹ばいになって、200mm以上クラスの望遠レンズでバイクと花を圧縮して一枚の画像に押し込むんだな。
イメージできた人もいらっしゃるだろう。
それに、道路がこの位置でT字になっているので、車両を前後からも横っ腹からも撮影可能だ。
ワクワクするなぁ。