レクサスRX500h F SPORT Performance を手放すことにした。
レクサスは3台乗り継いできた。
先代NXの後期型、現行型。彼らは純ガソリンターボ車。
そして今回手放すRX500h。
ボクは、クルマには「大きくて威張りが効く」ことを求めていない。
父なんかは昔の人だから「一番デカいの」を無条件に選ぶところがあって、そういう選択をすることには理解は示しつつも、ボクにはそれがカッコ悪いように思えていて、同じような判断をすることはあり得ないと考えている。
もう少し内側を理解した上でそれを選ぶことはあるかも知れないが。
初めてのNXは車幅が1845mm、次の現行型は1865mmだったかな。ちょっと持て余す感はあれど、体感的には我慢できるギリギリだったかも知れない。
で、RXだ。車幅が1920mmか。デカいよそれは。
コロナのあの時期、外れると思っていたからRXの購入抽選に手を挙げていたところ、一度は落選したが、繰り上げ当選し、変な高揚感と勢いで買ってしまったワケだ。
実際にはとても「いいクルマ感」を覚えずにはいられないクルマで、明確にNXよりも上位だと思わされた。
静的・動的質感とも「今どきのしっかりしたいいクルマだなぁ」と嬉しくなって、ディーラーのセールスさんにも伝えたことがあった。
しかしやっぱり大きすぎた。
市街地を走るにも、駐車するにも。
そしてなにより、郊外〜山間部を走る時も。
モッサリした感じはないどころか、今日もちょっとした峠を走ってみたけど、2tを超える車体にして一般路を走るには過剰なパワーやキビキビとさえ感じるハンドリング、それに荒れた路面をシュアでありながら上質ないなしも併せ持つ足回りなど、走らせても十分以上のクルマだと感じさせられた。
しかし、乗らなかったなぁ。
昨年の6月納車で、現在の走行距離が2500キロ?
ボクにしてはおかしなくらい乗っていない。
アトレーなんて、息子と2人で乗っているにしても1年間で3万キロだ。
アバルト695は、昨年4月にやって来たが、現在4500キロか。
んー、考え込んでしまった。
フェラーリ488GTB がやってくる。
まさに今日、支払いを終えたところだ。
そして、RXの売却も今日決まった。
期せずして、ともにG Lionグループか。
フェラーリの正規ディーラー オートカヴァリーノも、RX を出した売却オークション「セルカ」も。
セルカ、面白かった。
オークション開催時間は3時間程度だったかな。
7000社あるという参加社が競ってくるそうだ。
オークションページでは、はじめのうちは「ホンマに入札あるんかな?」と不安なくらいの静謐。
それが終了間際の2分間くらいになるとぼちぼち入札が始まり、そのうちものすごい勢いで値段が吊り上がって行く。
「この価格以下では売らないよ」というラインを800万円に設定していた。
人気オプションのうちパノラマルーフ有り、マークレビンソン無し、エアロ無し、走行距離3000未満、パールホワイトではないがそれに準じた人気色、そんな条件としてはやや低めな設定だ。
買取業社数社を訪ねた軽い印象やネットで探した買取相場、業者間オークションの相場を見たなら、850万円は上出来、820万で納得、800万では残念だけどそんなもんかと諦めが効く、そんな心積りだった。
結果、こんな感じ。
入札ごとにいちいちメールが飛んできていたのが笑えるが、840万を少し上回ったのはやや意外だった。上出来と言えよう。
最後は2社が競った印象で、彼らも熱くなったのだろう。
セルカに支払う手数料は、27000円と税。以前より少し上がったが、許容範囲内かな。
はぁ、終わった。レクサスライフが。
適当に楽しかったかな。
今後は、LBXのホットバージョンに縁があるのならまたレクサスに戻ってくるかも知れないが、難しいだろうね。
ということで、ボクの中で一つの時代がまた過ぎ去った感がある。大げさかな。
同時に、フェラーリ488GTB の受け入れ準備を始めないと。
あれ?車幅は??
1952mm?
RXよりまだ32mmも大きいやん(^^)
Posted at 2024/03/16 00:49:34 | |
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LEXUS道 | 日記