トヨタ マークII

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日本車が最も輝いていた時代の「最後の末裔」 - マークII

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日本車が最も輝いていた時代の「最後の末裔」

おすすめ度: 4

満足している点
トヨタが誇る伝説の名機「1JZ-GTE」
音良し、振動無し、パワー有り。最高のエンジン。
日本製直列6気筒の最終進化系。
一度直6を味わうと、もう他のエンジンには乗れない。
アルテッツァAS200、罪深い子。

JZX100のツアラー系と異なり、木目調パネルとソフトパッドが多用され、クラウンに次ぐ「高級セダン」に相応しい内装が与えられている点もGood!
速い直6の高級セダンをMTで乗りたい、という私の欲張りな理想を唯一100%満たしてくれるのがこの車です。
不満な点
車が「どう動きたいか」をドライバーに全く伝えようとしない味付けの足。路面の状態がシート、ステアリングを通して伝わってこず、極めつけは思った以上にロールが少ないので車の限界が読めません。
ワインディングは間違いなくアルテッツァのほうが楽しめます。
慣れるまでは車からむしろ「お前ごときの言いなりになってたまるか」という敵意を感じます。
しかし、愛情をこめて熱心にアプローチを続ければ、「…ちなみにあんたはどうしたいわけ?参考程度に聞いてあげる」と心を開き始め、少しの会話を許してくれるツンデレな車です。カワイイ。
車の動かし方の基本さえ押さえておけば、慣れれば思い通りに動きます。
総評
かつて1990年代、直列6気筒が高級車、ハイパフォーマンスGTカーの証だった時代がありました。スカイラインやスープラ、そしてこのマークⅡなどですね。
この時代が日本車の「性能」という面では最も輝いていた時代だと思います。
日本車の歴史は直列6気筒の歴史と言っても過言ではありませんでした。
時は流れ2000年代に入ると、クルマづくりは低燃費と室内空間の広さ、そして安全性という方向に大きく舵を切ります。直6はスペース効率に勝るV6に次々と置換されていきました。
そんな中、もはや「時代遅れ」となっていたハイパワー直6ターボ+FR+MTのセダンとしてデビューし、日本車栄光の時代にひっそりと終止符を打ったのがこのJZX110マークⅡではないでしょうか。
この車はバブル時代の残り香をまとった日本車黄金期の末裔。21世紀(ゼロクラ世代)のボディ、内装に20世紀のロマンを押し込んだいいとこどりのセダンです。
まさに、羊の皮をかぶった狼。

しかし、最初の車で正解を引きすぎてしまったようです。直6、FR、MT、スポーツ過ぎず、オヤジ過ぎないスポーティーラグジュアリーセダンという条件をほぼ完璧に満たしている車に最初に出会ってしまいました。アルテッツァAS200 Lエディション。これから乗り換えるに値する車は、もはやこれしかありませんでした…
デザイン
4
外見は正直、アルテッツァのほうが好みです。
しかしこの朗らかな外見のオヤジセダンの中にモンスターエンジンが押し込まれていて、しかもMT…というギャップ萌えこそ、この車の最大の魅力です。
走行性能
4
確かに速い…のですが、思ったよりも加速感は無いかな?でもスピードメーターを見るとちゃんと加速はしてるんですよね。車重が重いせいか、はたまた足がしなやかなせいか、トルクの出方がジェントルなせいか…
もうちょっとズドーンと加速する感じを期待してました。
カタログ上は2400回転で最大トルクを発生することになっていますが、実際乗ると本格的にトルクが出てくるのは2500回転を超えてからです。そして、5000回転を超えるとトルク感はなく、惰性で回っている感じです。聞いていた通り、VVT-iシングルターボの1JZ-GTEは上が伸びませんね。
R154はギアが結構固く、フィールはイマイチ。でもFRならではのギアが「ガチャッ」とかみ合う感覚は感じ取れます。
というか、いわゆるスコスコ決まるタイプのMTより、ガコッと重めのフィールで入るハイパワー車特有のこのシフトのほうが好みです。
足がしなやかで、かつ安定志向の味付けのため、ドライ路面ではよほど雑に踏まなければケツが出ることはありません。つまり、ドリフトはしにくいってことですな。しないんでどうでもいいですけど。
むしろ高級セダンとしてはこの味付けが正解では?
乗り心地
4
高級車として恥ずかしくない乗り心地を担保しつつ、不快なふわふわ感をできるだけ抑えた絶妙なライン。個人的にはもう少し硬くてもいいけれど、高速道路をぶっ飛ばすにはちょうどいいセッティングです。
積載性
3
アルテッツァよりは積めるが…
セダンの限界か。
燃費
2
もうちょっといいと助かるな。
ハイオクだし。
価格
1
高すぎ。
こんな価値のある車ではないと悪態をつきたくなるが、当の自分がその値段を払って購入しているので、自分にとっては価値があるということになってしまいました。
故障経験
気になるところはたくさんありますが、走行距離相応で消耗品の範疇に収まってます。
気長に直していきます。

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