ストロールってそもそもどんな自転車なのか?
フジのシングルスピードと言えばフェザーが有名ですが、ストロールはこれをベースに街乗りに特化させたモデルになります。
ぱっと見似てるようにも見えるのですが、よく見るとずいぶん違いがあります。
どう違うかと言いますと、ストロールはクラシカルなテイストでスマートな印象になってます。
街中を軽やかに走る姿が様になる感じです。
具体的に上げていきますと、リムがピカピカに研磨仕上げされていたり、タイヤサイド部にホワイトを採用してたりします。
シートも鋲をワンポイントにしたり、ハンドルもフラットバーが採用されています。(グリップは取り替えてます)
カラーは3種あるうちのブラック系(ギャラクシーブラック)をチョイス。
派手にラメが入っていて近くだとキラキラに、そして遠目だと紺やグレーに見えブラック系ながら重々しさを感じさせない様になっています。
街乗車らしくチェーンカバーも最初から付いてるので、裾が油で汚れる心配もありません。(ペダルは取り替えてます)
スタンド取付け穴が予め用意されていているので、シンプルですっきりしたスタイルに出来ます(別売)
これまた後付けにはなりますが、キャリアやバスケットも取り付けれるので完全実用車にも変身させる事も出来ます。
街乗りと言うか普段乗り装備が充実してるのもストロールらしいところです。
とまあ、こんな感じの自転車になります。
スペック的には簡単にですが以下の感じになります。
フレームはクロモリ。
フォークも以前はクロモリだったらしいのですが、現行品はスチールとスペックダウンしとります。
変速無しのシングルスピード。
ブレーキはキャリパーブレーキ。
タイヤは700×28C。
重量9.7キロ。
最後に実際に乗ってみた感想を書いて行きたいと思います。
クロモリフレームは伊達ではなく乗り心地はとても穏やかで疲れにくいです。
段差の多い街中ではこの性能は特殊するものがあります。
ベントフォーク採用でより安定感が増してふらつきが無く悪くないです。
ギアはフリーコグが採用されているので(固定ギアに取り換え可能)普通に乗れます。
ギア比は意図的にやや低めに抑えられているので、ストップ&ゴーが多い街乗りでも比較的楽です。
無論急加速までは望めませんが、その分トップスピードはそこそこ出ますのでポタリングには持って来いです。
タイヤも街乗用らしくちょうど良いサイズがチョイスされているので、そのままで問題ありません。
あんまり細いと雨天時等のグリップが心配になりますし、あんまり太いと疲れるのでちょうど中間を考えてくれてるようです。
キャリパーブレーキの効きは正直あまいのでスピード出すなら対策が必要です。
変速機等のパーツが無いので本体重量は10キロを切っており、軽量車両の部類に入ると言って過言ではなく、乗っていて重たいと感じさせません。
ぱっと見分かり難いですが、フラットバーはやや短めの設定のようでして、スポーティーな軽快さも少し残しております。
総合的な感想として一番に上げたいのは安定性が極めて高かった事です。
初めて乗る自転車にも係わらず違和感なく乗れたのにはちょっと驚きでした。
直進性も良くシングルスピードらしく踏んだだけスムーズに進みほとんどロスを生じません。
旋回性能の方はぶっちゃけそれほど高く無いのですが、元々安定性が良いので実用旋回能力は意外と悪くないと言うのが感想です。
ストロールって何処が特徴なのかと問われると答えにくい自転車ですが、逆に何処が欠点なのかと問われても答えにくい自転車でして、そこがストロールの特徴なのかもしれません。
敢えて言うと、尖ったところは何もないけど、何も考えずに気まままに街中散歩するのに適した自転車と言うところでしょうかね^^
以上、レビュー終了です。
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