2017初ブログ!
皆々様におかれましてはご機嫌麗しく本年度もどうぞよろしゅうお願い申しあげそうろう。
のっけから変なはじまりですみません^^;
少し前にステンレスのダブルメッシュコーヒーフィルター(アマゾン(cera COFFEE)で 1850円)を手に入れまして何度か実際に淹れてみたので簡単にレビューを。
当初の想像では金属フィルターなんでフレンチプレスに近い味になるのではと考えておりました。
目の粗さは格段に違いますが素材は一緒なのでね。
ところが淹れてみてびっくり仰天!
フレンチプレスとは似ても似つかない味だったんです???ナ、ナンデ???
淹れ損なったかと思いここまでトータル6回淹れましたがいずれも結果は同じ。
どうやらこのフィルターの特徴の様です。
少し違うなってくらいなら想定内という事になるんですが、まさかの全くの真逆の味!?
フレンチプレスはダイレクト感が強くてパンチがあるんですが、こやつよもやのあっさり丸い感じの味だったんです。
金属フィルターらしくペーパーフィルターとは違い油分は出ていたんですが、苦味が押さえられ全体的に角が取れた様な雰囲気。
ポリエステルメッシュフィルターはおろか、ネルフィルターで淹れた時より遥かに丸い感じ。
この結果には正直焦りました^^;
ポリエステルメッシュフィルターやネルフィルターで淹れた時より味の濃さも薄め。
個人的には力強い方が普段は好みなんですが、こういうタイプのはなかったのでこれはこれで有難いです。
そして、そんなのがあるんだったら、優しいのが飲みたいって選択肢も出てきた訳です。
これまではガツンとインパクトが欲しいときはフレンチプレス、それ以外の時は味のバランスが良いネルフィルターという感じで使い分けていたんですが、意図せずですが新たなラインナップが増えちゃいました。
嬉しい誤算!
インパクト系、バランス系、マイルド系、と、その時の気分でチョイス可能って事に!かなり贅沢な世界が^^
でね、こんな世界を知っちゃうと、これをお外でも飲みたいなって、なるんですよw
最近お外では管理が簡単なフレンチプレスばかり使っていたんですが、インパクト系なのでその時の気分によってはちょっとキツイなと思う事もあった訳ですよ。
もう、まさに、渡りに舟です!
ただ1つだけ問題が。
フレンチプレスなら注ぎ口が細口のコーヒー専用ポットを必要としないので、登山用の小型軽量ヤカンで事足りるのですが、ステンレスダブルメッシュフィルターを使うとなると当然ドリップするため専用のが必要になってきます。
現状お家と兼用のレギュラーサイズの大きいのしかないんですよ。
お外ではほぼ1人前しか淹れないのでよくよく考えたら無駄にデカイ。
今更ですが今頃になって気が付きましたw
そこでもっと小さいのはないだろうか?と言う事で探ってみる事にしました。
求める性能は、極小である事、水圧が小さくなるので湯口もさらに極細である事、コスパが良くお手入れ簡単で強度あるステンレスである事、の以上3つ。
で、探してると理想的なの発見!
Lautechco ステンレステフロン塗装ハンドドリップコーヒーポット250mlブラック。
メーカーは謎で元々工具メーカー?大陸は広州方面みたいです?
それはどうでもいいんですが、ほんとにカップ1杯分しか入らない極小サイズ!ドンピシャ
注ぎ口もバッチリ!
ステンでテフロン、こちらも言う事なし。
大胆な蓋なしデザインは想定外でしたが、よくよく考えたら小さいから蓋なくてもすぐ沸くし、沸いたら全部注ぐから保温する必要無いし確かにいらないですよね。
で、それで安くなるならその方が良いしね。
全体的な作りも粗雑感は感じられず大陸性らしからずで好感が持てもます。案外良いかもです^^
早速使ってみる事にしました^^
まずは水入れます。
表記は250mlですが、満水だと当然吹きこぼれ必至なので200ml入れてみました。
実用上これくらいの水位が限界かと思われます。
そしてバーナーに乗せる。
アハハ^^;やっぱりなw
思っていた事ですがここで2つ問題が発生。
1つは極小ケトルと言う事で五徳に綺麗に乗らない事。
乗るには乗るんですがちょっと不安定なんで気を使わないといけない感じになります。
個人的には気軽使えないと嫌なんで、以前購入したユニフレームのバーナーパッドと併用しようかな。
雰囲気的にはこんな感じ。
これでまあ不安定は解消。
もう1つの問題点は取っ手の形状。
作ったヤツに一事言いたい。オマエアホやろって。
写真で概ね想像は付くと思いますが、極小サイズなんだからこの状態で火付けたら取っ手も熱くて触れなくなる事必至ってすぐ分かるでしょw
1度でも実際に使ったてたら絶対に分かるレベルですよ^^;ホント マイッタナァ w
愚かな行為とは思いましたが、ア・エ・テ、そのまま沸かしてそして取っ手を触ってみました!
アチッー!!(>。<)ヒィーーー
予定通り見事に火傷ですww
想定より熱かった(爆)
本来ならこんなんとか、
こんな感じの形状にするべきなんですよ。
見下すような言い回しで何ですが、詰があまい、使う人の事考えてもう一工夫すればヒット商品にもなれるのにほんと勿体ないです。
兎にも角にもこのままでは良品も使いものにならなくなってしまうので、工房ほたるいか発動です。
取っ手そのものの改造も考えたんですが最小限の改造でコンパクト性はそのまま残す事にしました。
当初はシリコンでも巻いてみるかと考えたんですが、良い形状の素材が見付からなくて断念。
そして最終的に原始的ではありますが極太のタコ糸を巻いてみる事にしました。
再度湯を沸かし試してみましたが断熱材としては問題なく機能しました^^
ただビジュアル的にはもう1つ・・・だったんです。何か浮いてる感が・・・。
どうしたものかと思案してたときに思い出したのが、以前拝見させてもらった狩猟用のマタギナイフ。
必然的に獣の血が付くので最初からダークカラーにしているんですって。
これだと思い短絡ではありますが手元にあったマジックで黒く塗ってみました。
すると化けました! ウキウキだったタコ糸が本体に溶け込み違和感がかなり軽減されました。
これなら見た目もOKだわ^^
と言う事で、何とか2点の問題解決。
これで使える道具になりました^^
しばらく出番はなさそうですが月末の牡蠣オフの時に出撃させてみようかと思ってます^^