• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2022年03月19日

工房ほたるいか オムニバーナーカスタマイズの巻 パート3

またまたオムニバーナーの方弄っていってみたいと思います^^

一応頭の中にあった構想は、今回で全てお終いとなります。

また何か思いついたらするかもしれませんが、とりあえず一旦最終的な感じです。

今回の弄りは3箇所。早速いってみましょう~。

1つ目は持ち運び用グリップの固定化です。

alt


こいつのグリップは元々固定されていない構造なため、直ぐにあっちに行ったりこっちに行ったりしちゃうんですよね。

alt


ま、実際問題どうこう言うほどの事もないんですが、地味にイラっとしちゃいます^^;

と言う訳で動かないよう加工してみる事にしました。

全般的に言える事ですが、出来るだけ簡単に出来るだけ安くを基本に考えているので、以下の手法でいきます。

グリップのアップ写真です。要はグリップの端を狭めてしまえば、曲げ部を通れなくなり動かなくなる訳です。

alt


プライヤーで締めあげて曲げるだけ。けっこう力はいりますが理屈的には簡単です。

難点はかなり滑りやすいところでして、締め込んだ時に弾かれてしまう事があります。

alt


その時はヤスリで少し削って平らな部分を作り、そこを締め込めば弾かれず締め上げれます。

1つ目のミッションはこれにてクリア。これであちこち動かなくなりストレスオフです^^

では2つ目へ。お次はストーブホヤのブラック化です。

要は塗装しちゃおうって事です。

キャンプしてたとき近くの方がストーブホヤを黒くしておりまして、これはなかなかカッコいいな思いまして真似してみる事にしました。

塗装すると言っても高温にさらされる場所なので、耐熱スプレーを使っていきます。

今回は扱いやすい速乾タイプを使用。実は速乾タイプは初めて^^;

alt


1つ問題点がありまして耐熱温度が600℃という事。

実際使用した方なら分かると思いますが、ストーブホヤのジェネレーター部って使用時は真っ赤っかになります。

これってビジュアル的に見て600℃超えてる感満々^^;

という事でジェネレーター部は、塗装しない方が賢明だと思い取り外す事にしました。

で、例のタッピングネジを緩めていきます。

alt


次いでブラシで擦っていきます。

alt


本来は耐熱プライマーで下地を作った方が良いのですが、使う機会がほぼないものを買うのも勿体ないので、ヤスリ仕上げで済ませる事にしました。

使い込んで耐久に問題があれば後日対応しようかと思ってます。

最後に脱脂して塗装準備完了。

一気に全部塗れそうもなかったので、まずは内側からいきます。

alt


艶消しブラックが乾いた模様。ちなみに夏場60分冬場90分らしいです。

今回は敢えて60分で触ってみました。普通の耐熱塗料だったら確実にベタベタですがどうでしょう?

むむむ、乾いてる。全然手に付かない!これは凄い^^

1日乾燥させても乾かないものが、速乾タイプだとこうなのか!?

めちゃ使い易い。という事で早々外側も塗装^^

alt


あっけないくらいの短時間で塗装完了。

ジェネレーターを戻します。幸いタッピングネジはまだ大丈夫そうでしたw

alt


そして最後に焼き付けです。

速乾タイプはそのままでも大丈夫らしいのですが、それでは本来の性能は出せませんので焼いていきます。

使用状態で小一時間ほど焼いてみたんですが、いつまでも塗料の臭いが収まりませんでした。

alt


その後最大火力にして様子を見たものの、臭いは収まりませんでした。90分焼いたところで断念。

で、最終手段。バーナーで直接炙っていきます。

alt


バーナーの温度は軽く600度を超えているので基本お勧めしません。

焼き入れは200℃くらいですので完全にオーバーです。

上手く熱を散らしながらしないと塗装が台無しになるのでご注意を^^;

ヒートガンがあれば簡単なんですがね。そんなものは残念ながら家にはありません。

最後は無理くりでしたが何とか焼き入れ完了です。

ラスト3つ目は圧力計の取り付けです。

購入時から圧力計がオプションでもいいからあればなぁーと思っておりました。

無くても通常使用上特に問題になるような事はないんですが、あれば目で見て取れ管理が極めて簡単になるのであった方が断然良い訳です。

取り付けにあたってまず問題は何処へ付けるかです。

一番簡単且つ操作に支障をきたさない場所、やっぱり排気弁のところかなと思いここに設置する事にしました。

お次に問題になるのが、どのスケールの圧力計が必要なのかというところ。

タンク内圧力が分からなければ、圧力計が買えません。で、調べて見ました。

結果、使用時0.05Mpaくらいらしいとの事。

これで買うスケールが決まりました。最大圧力0.1Mpa。たぶんこれで大丈夫でしょう。

後は取り付けタイプ。

メーター下側に取り付けネジが付いてるものが多いですが、オムニバーナーの場合は、メーター裏側に取り付けネジが付いてるものの方が視認性が良さそう。

alt


なので後者を選択。

何処で買っても良かったのですが、深く考えずに密林で物色。

行きついたのが、長野計器の小型圧力計 GK251610.1MP

alt


ぶっちゃけ密林では一択、選択の余地がありませんでした。

alt


選べなかったのが少し心残りではありましたが、要件は満たしていたので良しとしときました。

2313円で購入したんですが、送料次第ですがこれは少し高いような気がします。

次いで必要になるのが90°チーズ。簡単に言うと90°の2又分岐です。

これが無いと圧力計を付けちゃうと、排気弁が付けれなくなってしまいます。

緊急時に開放減圧出来ないのは怖すぎますからね^^;

通常使用時も加圧し過ぎた分の減圧もしたいですしね。

分岐させて片側に圧力計、片側に排気弁を取り付けていきます。

alt


コンヨというメーカーのチーズで、こちらも密林で購入しまして715円でした。

alt


締めて送料込み(無料)3028円。これで念願の圧力計が付くのですから悪くない、DIY万歳です^^

パーツが揃ったので、排気弁取り外して組み込んでいきます。

alt


まずはメーターとチーズをシールテープ巻いて本体にねじ込んでいきます。

本来どうするのか知らないんですが、シールテープの巻き加減で方向調整しました。

チーズの向きと言うか排気弁の向きは、奥向きだと本体に干渉するのでNG。

手前向きは本体からはみ出すため、接触し破損の懸念があるためNG。

右向きは燃料計が少し邪魔になるため結果左向き一択でした。

alt


残るは排気弁を取り付けて完了となるはずだったんですが・・・、ここで問題発生>。<

alt


排気弁のネジが入りきらな~い。元の取り付け部をよく見るとどうもテーパじゃないのか?

alt


これだとこの排気弁の構造上、密閉されず機能せずでダダ洩れになってしまいます。

これは参りました。何か対策を講じないとここまでの努力もお金も無駄になってしまいます+_*

最初に考えたのは、チーズにインナースリーブを取り付けて延長、これで排気弁まで届かせる作戦です。

機能的には問題なくいけそうで、真鍮棒をドリルで穴を開け、チーズ内径に合うように削って延長スリーブを作成してみました。

alt


チーズはメッキが付いてるので、ヤスリで削ってハンダで固定出来るようスリスリ。

alt


後はハンダ付けのみでほぼ完成してたんですが、ここまで来てパッキンでももしかしていけなくねぇ?と、思いそちらも作ってみる事にしました。

ただ完成したものは、想像していたものとは全く違う結果になってしまいました。

厚み実に6ミリという極厚パッキン。ま、違うやり方もあるんでしょうけど、元に戻すとなるとね^^;

3ミリ厚のゴム板のきれっぱしがあったので、これをポンチで刳り貫いていきます。

alt


そして真中に空気穴開けて、2段重ねにし一応完成。

alt


ただ、パッキン用の素材ではないのでどうなるか分かりませんでした。

alt

と言う訳で組み付けてテスト。

alt


0.05Mpaまで圧力を上げ6時間放置。漏れなし。

0.04で12時間放置放置。漏れなし。

というようなよもやの高結果になっちゃいました。

これだったらもうこのままでいいんじゃねぇ、ってな事でスリーブ方式はそのまま放置となりました^^;

無駄な努力になってしまいましたが、パッキン方式の耐久性が未知数なので、あまり持たないようでしたら、スリーブ方式復活させたいと思います。

とりあえず問題なさそうなので様子見です。

心配していたハンドルもメーターに干渉なし。

alt


これにて何とか圧力計取り付け作業完了^^

alt


最後にテスト計測しておきます。これしとかないと圧力計の意味をなさないのでね。

基本情報として燃料半分弱の状態で、ポンピング20回で0.06Mpaまで上昇。

まずは0.01Mpaで点火。かなり弱いイメージですがいけなくもなさそうでした。加熱不足でそのうち消えるかもしれませんけどね。

alt


0.03Mpa、安定してきました。これくらいでも何とかいけそうな感じです。

alt


0.06Mpa、かなり強いです。実用上これくらいまでで良さそうな感じ。

alt


0.08Mpa、勢いがありすぎてオーバー気味。ここまでする必要性はなさそうな感じ。

alt


とうような結果になりまして、通常使用では0.04Mpa~0.06Mpaくらいで大丈夫みたいです。

上記でメーター買うときに調べた0.05Mpaという数値は正にどんぴしゃりでした!

以上で今回の3つのカスタマイズ終了です。

alt


工房ほたるいか オムニバーナーカスタマイズの巻 パート1~パート3 で、合計7箇所の弄り、1箇所の修理、1箇所の維持補修をおこなってきました。

これとは別に購入時に、お店と相談して4箇所のカスタム。(オリーブドラブ塗装・ストーブホヤソロ用反射板・排気弁取手皮ツマミ・燃料口皮エプロン)


alt



alt



alt



alt


こうして改めてみるとずいぶんとカスタマイズしたものです。

alt


自己満足ではありますが、良い道具に育ってくれて、これからも使うのが増々楽しくなりそうです^^

下記にリンク先貼っておきました。よかったらどうぞ。





ブログ一覧 | 日記
Posted at 2022/03/19 14:14:57

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

気になる〜
闇狩さん

うっかり間違い防止👀いいかも‼️
あぶチャン大魔王さん

みんカラ定期便愛車ランキング(4/ ...
s-k-m-tさん

オトコとオンナ 愛か? 金か?
JJB007さん

どうする農水省😠
伯父貴さん

㊗️愛車注目度ランキング 第4位🎊
IS正くんさん

この記事へのコメント

2022年3月19日 15:35
育ってますねー♪
来週とかどうです?(謎
コメントへの返答
2022年3月19日 15:57
想定以上に育ててしまいましたw
思いはあったんですが全部するとは自分でも想定外^^;
これで当分維持オンリーになりそうです。
キャンプまたやりましょう^^


2022年3月19日 22:04
相変わらず道具へのコダワリがすごい・・・
私なら塗装してる途中あたりで、飽きて止めそう。
コメントへの返答
2022年3月19日 23:08
気になるところがあるとつい弄りたくなってしまいます^^;

塗装って完成するとニンマリですが、けっこう時間掛かるし丁寧にしないといけないので確かに嫌になるときありますですわ^^

プロフィール

「@t-山だ 快晴ですなー😃」
何シテル?   10/01 12:34
のほほんandだららんでやっていきます~。 そのためギャップが激しく、カキコ無い日が何日も続くこともしばしば^^;逆に一日の内に大量のカキコがされる事もありる...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/4 >>

  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   

愛車一覧

ミニ MINI ザクⅡ MS06J (ミニ MINI)
ミニ初心者です。半ばひやかしで行ったディラーで緑のクーパーに一目惚れしてまさかの5日で決 ...
スバル フォレスター スバル フォレスター
ターボでなくNAですが少し弄ってみました。 SUVでありながら快適走行を目指した次第です。
スバル フォレスター スバル フォレスター
画像置き場です
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation