こんな便利なものを何故?って思われたかもしれません。そう便利なのは承知の上です。
ならばどうして購入にまで行き届かなかったかと言いますと、全てが中途半端であんまり刺激されなかったからなんです。
これ1つで大抵の事は何でもこなせると言う利点は、裏を返せば専用品には大抵敵わないとも言えます。
マグカップとしてスープ入れとしてお皿として、はたまた計量カップとしてお玉として直接火に掛け調理器具として、重ねれば収納もコンパクト。
パッと考えただけでもこれくらい思い付きます。確かに半端ない汎用性です。
しかし、コンパクトと言うのは除くとして、専用品の性能に迫れるのは上記だと軽量カップくらいじゃないでしょうか。
ちなみにコンパクトと言うのも、個人的にはあまり魅力を感じません。
何故ってどうせ車に詰め込むからです。少しくらいかさばっても実際問題それが大きく影響する事なんて皆無だからです。
なら登山とかなら良いんじゃない?となりますが、実際登山すればすぐに分かりますがシェラカップでは小さすぎるんです。
あれじゃ袋麵ですらそのままでは調理出来ません。
登山の場合はコッヘル+マグカップの陣容で2つにはなっちゃいますが、こちらの方が実用的で且つこれくらいならスタッキングに支障をきたす事もありません。
と言うような事もあり、シェラカップをどう活用して良いのか個人的には全く分からなかったのです。
しかし、最近ではあらゆるアウトドア系用品店で、さらにホームセンターや100均でも販売されてます。
需要があるからこそ販売域が拡大される訳で、世間一般的には支持され売れている事は間違いない。
こうなってくると流石に全く気にならないと言うとのも嘘になります。
そこでどうなるかはこの際無視して、後先考えず思い切って購入してみる事にしました。
ただし、最終的にお蔵入りの危険性もあるため高価なのはパス。無論安すぎて本来の性能を出し切れていないのも評価をなさなくなるのでパス。
で、ターゲットになったのがキャンドゥのシェラカップ。
550円と100均にしては高価ですが、他社のシェラカップと比べれば激安。作りもしっかりしていて本格的なものと比べても遜色ないレベル。
と、まあ、これならと思い購入。そして早速試してみました。
いかにもキャンプ道具って雰囲気が満々で、飲み物注いで飲んでるだけでアウトドアしてるって気分になったのにはちょっとびっくりでした。
この空気感と言うか世界観はなかなか侮れないと感じた次第で、案外これは有かと思いました。
機能性ばかり見ていて、こう言った事に全く気が付いておりませんでした。
その気になる。雰囲気を楽しむ。これらも立派な性能の1つ。
何処かにただぶら下げて飾ってるだけでも様になるアイテムって、それはそれで十分存在価値がありそうです。
実際にあれこれ試してみましたが、やっぱりと言うか思っていた通り機能面では中途半端感が最後まで拭い切れませんでした。
ただ使ってるうちに何となく愛着が湧いてきちゃいまして、お蔵入りにする気にはなれませんでした。
自分の場合、残念ながらレギュラーとしては活躍の場はあまり期待出来ないのですが、いざと言うときのピンチヒッターとして車に積んでいこうと思います。
半ば無理くりに購入したシェラカップでしたが、新たな発見がありちょっとシェラカップ良いかもと思えたのは収穫でした^^
Posted at 2022/04/24 23:39:46 | |
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