リアメンバーブッシュのバンプストッパー追加
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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GWの工作最終章は購入時から気になっている「時々リアが思いもよらぬ跳ね方、突き上げ方をする」に対する対策です。
サブフレームとボディを繋ぐブッシュの縦バネ特性がサスペンションの動きとシンクロした時にボディを跳ね上げてしまうのでは、と仮説を立てて作業してみました。
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使ったアイテムは写真のように3mmと5mmのゴム板を細かく切ったものに防振ゴムや軟質スポンジなど、ホームセンターで購入できるもののみです。
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防振ゴム
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軟質スポンジ
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防振ゴムと軟質スポンジを積層し、サブフレームとボディの隙間にねじり込みます。
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こんな感じでメンバーとボディの間にかなり無理矢理ねじ込みます。これで縮み方向の剛性を高める考えです。とはいえ、反発して伸びる動きがリアのボディを上に跳ね上げる原因と考えていますので、伸び側の対策も必要です。
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ですので、ブッシュ本体にゴム板を積層したものを突っ込んで縦方向の動きを抑制するバンプストッパーとします。脱落防止にお皿?側とボディ側は瞬着で固定してあります。
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リアメンバー前側のブッシュも同様にバンプストッパーを仕込んでおきます。
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リアメンバー前側はメンバーとボディの隙間が大きく、メンバー中央部、デフの前方あたりに防振ゴムを挟み込んでいます。
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このバンプストッパー追加で確認できたのは、CX-60のお尻のヒョコヒョコ感の原因の多くはここにある、という事です。
バンプストッパーを追加すると、いい意味で足が硬くなったような印象になりました。今までリアメンバーのブッシュで逃げていたであろう細かな振動も感じます。
しかし、不意にやってくる不快な突き上げやボディの揺すられ感は大幅に減少し、予測しやすい挙動のクルマになりました。
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特にメンバー後ろ側のブッシュにバンプストッパー施工した時に大きな変化を感じました。このブッシュはリアオーバーハングにあるため、縦方向の動きを助長しやすいのかも知れません。
不快な挙動を減らしたい人は後ろ側のみ、より一体感のある走りを楽しみたい人は乗り心地とトレードオフで前側も作業というのが良いのかも知れません。
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以前試乗させてもらったCX-80ではあまりボディの揺すられ感が気にならなかったのですが、もしかすると重さのせいもあるのかも知れませんね。CX-60は軽いボディに硬い足という組み合わせがあのような大袈裟な挙動を呼ぶのかも知れません。
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車道からお店に入る時、荒れた路面の交差点での右左折など、どうにもボディが揺さぶられるのが気になる方にオススメの作業です。
足回りはこのGWである程度理想の仕上がりに近づいて来ましたので、馴染んだ頃合いでアライメント調整を実施してしばらく乗り込んでみようと思います。
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